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【物理的に炎上】パチンコのタイタニック炎上事件って一体なんだったんだ!について

【物理的に炎上】パチンコのタイタニック炎上事件って一体なんだったんだ!について eyecatch-image

チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「タイタニック炎上事件」について。これ、知らない人は全く知らんと思うのですが、特に現場(ホール)の方々にとっては忘れられない事件であるはず。ほじくり返すようで申し訳ないのですが、豆知識ということでおさらいしてみましょう。どうぞ!

 

 

物理的に炎上の可能性。

 

ナイスジャッジで大事件を未然に防ぐことができた

 

はい、ここでいう「タイタニック」とは大一商会(Daiichi)さんが2011年に発売した「CRタイタニック ザ・パチンコ(シリーズ)」という遊技機になります。スペックは今で言うミドルタイプで1/299、突確搭載の66%ループタイプです。出玉は15ラウンド1260個。時短は通常大当たり後のみ70回と、数字的にはとりたててインパクトのあるものではないです。超大型版権ですし打ったことある人も結構おられると思いますが、この機種はそういった版権であるとかスペックの側面以外の部分で、パチンコ界にその名を刻んでおります。

 

はいこれ、あるタイミングで甘デジ版を含め一斉に撤去となってしまったんですな。理由は大一さん自らが公表した「特殊な条件下で下部スピーカーの温度が既定値を超えて上昇することが判明した」というアナウンスにあります。発表時期は2012年の初頭。まあ温度が上昇するくらいなら大したことねぇべと思うかも知れませんが、アナウンスはそのあとこう続きます。「発生頻度は極めて稀だが、最悪の場合は発火する恐れがある」。これをしてかの機種は全国的に撤去の憂き目を見ることになりました。そりゃそうだ。危ないもん。

 

ちなみにこの時、同じ筐体を使ってる他の複数の機種にも同様の沙汰が下った模様。とはいえ「タイタニック炎上」という単語はなんともインパクトがあったことから、結局のところそればっかりが後世に語り継がれておる次第。なお注意喚起がなされたとはいえ実際に炎上した台があったかどうかは不明です。あったのかもしれないし無かったのかもしれない。ただ言えるのは前提として「極めて稀」というアナウンスですし、そういう意味では発表するのも苦渋の決断だったと思うのですが、大事故を未然に防ぐためという意味では大変意義のあるアナウンスでありました。通電させて動かす機械を作るメーカーである以上、こういうリスクは当然あって然るべき。これは別に特定のメーカーだけじゃない。全メーカー同じです。ちょっといやな話ですが、もしかしたら過去、同じような状況で「このくらいならまあいいや」と「発表しない」選択をしたメーカーもあるかもしれない。その中にあって、この件は少なくとも企業としての道義的責任を果たしてる以上、あんまり攻めるべきではないです。繰り返しますが、これはどの時代、どのメーカーにもあるリスクです。

 

ちなみに当然ながらこのアナウンスに際しては大一さんからホールさんに向けて補償なされたそうです。具体的な方法(稼働停止の日数での補償なのか代替え機の割引などでの補償なのか)は不明ですが、それ含みで「発生頻度は極めて稀」という単語とあわせて考えると、また違った印象になりますな。

 

 

時期が時期ゆえ別の意味ではそんなに炎上せず?

 

ユーザー側にはそこまで知られていない

 

この「タイタニック炎上事件」。まあ炎上してないんですけども、別の意味でもさして炎上はせず。少なくとも筆者は「ああそんな事もあったな」程度の認識ですし、どっちかというと実際に当時現場にいた方々にこそ強く印象に残っておると思われます(入れ替えとか発生したからね)。要するに、ユーザー側には(当該機らのファンではない限り)あんまり情報が降りてこなかった。

 

これ、今だったらもっと別の意味で大炎上してると思います。なんせ当時はまだSNSがそんなに発展してたわけでもありません。Twitterはありましたが参加人数はぜんぜん違う。またパチンコ界隈におけるまとめサイトもそんなに無かった。従ってひねもす業界事情を指さして笑ったり拡散したりする文化も緩かったのです。なのでもしかしたら知ってる人はかなり少ないかもしれない。いちおう当時、その役目を果たしていたであろう「2ch」の過去ログを検索してみたところ、専スレは立ってた形跡はありますが300程度でdat落ちしておりました。ニュースバリューに対してのレスポンスはかなり小さめ也。

 

これもし実際にどこかのホールで当該機が燃えてけが人が出たとかならもっとゴリゴリに騒がれてたと思いますが、それを防ぐためのアナウンスだったこともあり、少なくとも「サクラ大戦3」の回収と比べるとだいぶ知名度が低い話になっております。繰り返しますが当時現場におられた方にとってはまた別の感想だと思いますけども。

 

 

業界豆知識あしの 画像3要するに大一さんナイスジャッジ!という話でした

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  • 1:2022-06-07 19:47:47仕事人でエアバイブから火が出たみたいなのもあった気がする
  • 2:2022-06-07 19:55:26パチンコメーカーなんて全般的な設計はするけども下請けに作らせているわけで、さらに各パーツはあちこちのところから仕入れているのでしょう。責任もメーカーが全て持っているとは限りませんので、あまり褒めすぎない方が良いのでは、、

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