【不人気台】大量導入した新台が大コケしたらパチンコ屋はどのような対策を行うのか!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「大量導入した台がコケたときの対策」について。パチ屋さんお金持ちだし大したこと無いべ、みたいな気がするんですが、調べてみると結構ヤバいみたいです。それではみてみましょう。どうぞ!
首吊るしかねぇ。
今回はどのように調査すれば良いのかちょっと悩みましたが、まあプロに聞いた方が早いということで「お店」「販社さん」「コンサルタントさん」の三者に話を聞いてみることにしました。まず、この豆知識にもちょいちょい出てくる知り合いの店長さんによると「そういう状況にはならねぇ」というお答えあり。どういうことか。詳しく聞いてみると「大手はどうか知らんが普通の規模のお店の場合、大量導入というのは基本的に『ヒット機種』について行うので、そもそもコケようがない」ということらしいです。まあ確かに。
続いて販社さん。販社さんというのは文字通り機械の販売や買取り、それと所轄に提出する検定通知書を作成したりする所ですな。検定通知書についてはまた別に詳しく書きますが、要するに機械の売買にまつわることは大体販社さんに聞けば間違いないです。というわけで「大量導入した機械がずっこけたらどうするんですか」と訊ねた所「即転売、チェーン移動」という答えあり。また販社の立場としては「ガチで大コケした場合は一括で安く買い叩く」とのことです。実際にそういう例があったか聞くと、最近では「○○○ー○ン○○2」がそうだったようです。ありゃ~!
そして! 次に話を聞いたのがホールコンサルタントさん。事務所に2名いたのでそれぞれに「大量導入した機種がコケたらどうするの」と伺った所、共通の意見が「首吊るしかねぇな」でした(マジ)。
冗談はさておき。
まあ首吊るは言い過ぎにしても、どうやら「大量導入で大コケ」というのは本気で洒落にならん事態らしく、そもそも「大量導入」というものが「社運をかけてやるもの」であるゆえ「コケる」のがすなわち「倒産」に直結する場合もあるようです。んだば、なぜそんな危ねぇ事をするのか。これに対して件のコンサルさんは「当たった時がデカいからね」という至極まっとうなお答えをくれました。要するに「チャレンジ無くして成功なし」らしく、ちまちまやっとけば確かにリスクはないものの、デカく当てにいくならどこかで勝負しなければなりません。
コンサルタントさんは機種選定にもめちゃくちゃ深く絡むわけで、「大量導入」での「大コケ」というのは一番やっちゃ駄目なチョンボでして、そのまんまキャリアダメージにもなる。「首吊るしかねぇな」というのはお店側もそうですけど、コンサルさん本人にとってもそうらしいです。
で、実際に「台」というのがどういう利益をひねり出すのか。前も書いたかも知れませんが、実は「動かして利益を出す」以外にも台を売り買いして利益を出す「売買差益」というのがあるんですな。メーカーさんが販売する価格は一定なのですが、彼らが作る台数というのには限りがあります。大ヒット機種なら増産に継ぐ増産でいつでも買えちゃうぜ! みたいなこともあるかもしれませんが、ほとんどの台は基本的には初回販売分が終了したらそれで終わりです。増産がかかるにしても数カ月後とか。ほしいと思ってもその間は買えない。そこで出てくるのが「中古」という考え方です。中古は自由市場なので需要と供給によって価格が変動しまくります。特に最近は「部材不足」による販売台数低下、および増産の難化があったりする関係上、ちょっとヒットすると信じられないくらい高騰しちゃいます。スマートハンドルの「エヴァ15」とか400万円になってますね。
要するに「大量導入」した台が爆裂ヒットして高騰した場合、そのまま売買差益がとんでもないことになります。これはもうほとんど博打に近いのですが、実際にこの選球眼がむちゃくちゃうまいコンサルタントさんもおり、そういう人がみるホールは稼働があんまりなくても売買差益でガツンと儲かったりしてるそうなり。
あんまり稼働がないホールでもビッグチャンスに賭けて大量導入することがあるのは、こういうゲインを狙う意味もあるみたいです。それだけに失敗したら激ヤバすぎるし、「首吊るしかねぇ」というのも頷ける話なり。
俺にはコンサル無理です(胃弱)
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