【設定打ち替え】遠い昔のパチンコ屋さんには色々と奇天烈なサービスが存在した!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「店舗の独自サービス」について。これは思いっきり地域差がありますし年代によっても違うのでデータベース化は無理なのですが、知ってる範囲や聞いたことある範囲で解説します。今の若いユーザーさんにとっては噴飯ものかも? それではどうぞ!
今とぜんぜん違うサービス群
まず大前提として、これから挙げるサービスは「今はもう絶対無理」です。これは「昔はよかった」とかいう話ではなく、どっちかってと「昔はイカれてた」という風にお捉えくださいませ。んで「昔」というのがいつなのか。これは近くても90年代後半とかです。ミレニアムを迎えるとそういう店舗もドンドン減っていき、逆にそれを遡ると凶悪度が増していきます。ただ、残念ながら筆者はその当時のことを知りません。なので、これをお読みの古豪の選手のみなさまは「もっとすげえのあったぞ」みたいなコメントをドシドシお書きくださいませ。どっかのタイミングで記事内に反映させます。絶対筆者よりすげえの知ってる先輩がおられるはずなので。
と、前置きはここまで。解説します。
まず今とは違う意味での「来店ポイント」というのがありました。これは地域によって呼び方が違うとのこと。このネタをくださったのが大阪のかたなのでもしかしたら関西での呼称かもしれない。東京では「スタンプ」と言ったほうが通りが良いかも。これはそのまんま「ホールに来たらスタッフさんがスタンプカードに印鑑をおしてくれる」というもので、一定数貯まると様々な恩恵をゲットできる、みたいなサービスでした。これ筆者が打ち始めた頃にはギリギリで息をしていた気がします。
んでポイントが貯まった場合のサービスの内容ですが、基本的には営業中の設定の打ち替えです。んなバカなと思うかもしれないのですがマジでそういうサービスがあったのだから仕方ない。他には「新台予約」とか「設定確認」とか。この辺もメジャーだと思います。「確認」に関しては別にスタンプ貯めなくても閉店まで打ってりゃ見せてくれるお店も普通にありましたけども。またスタンプ・来店ポイントのため方ですが、これも「普通に打ってればスタッフさんが回ってきて押してくれる」というのもありつつ、打ち替え等のエクストリームなサービスを行ってるお店では「ボーナスの早掛け」、つまりはシマで早くにボーナスを引いたら一個押してくれるお店もあり。貯めるのが難しい分リターンは強力で、これで某爆裂CT機の6を打った人がわりと身近におります。
あと誕生日。これは「高設定台の予約」でお店がお祝いしてくれるというサービスが有名です。機種の指定まで出来たかどうかはお店によると思うのですが、たぶん出来た店も普通にあったのではないかと思います。もしかしたら「結婚記念日」に夫婦で訪れたお客さんになんか凄い事やってたホールも、日本中探したら一軒くらいあるかもしれません。
それから最近は『Pアレジン』でまた脚光を浴びていますが、当時のパチンコには「モーニング」というのが付いてる機種があり、朝イチに強力な恩恵がありました。これは機械側の話なのですが、そうじゃなくて店側のサービスとして営業中の決まった時間に電源を落として再投入、再度朝イチ状態にするのを「イブニング」とするところもあったとのこと。筆者は見たことないですがたまに聞く話ですしいかにもありそう。
さらに時代を遡るともはやカオスが行き過ぎて訳わからなくなります。たとえばその昔、シマ設備がない頃は「台の後ろにスタッフが立って玉を流してくれていた」らしく、その頃はそのスタッフさん(主に女性)と仲良くなると、当たってないのに玉をジャンジャン流してくれるという謎のサービスもあったそうです。これをサービスと言っていいのかどうか微妙なのですが、実際にそれで食ってた人というのがマジでいたそうです。ソースはうちの父。父もその人についてよくパチンコに行ってたらしく、その時は「もはや玉打ってなくても流してくれてた」との事で、そもそもパチンコってなんだろうという素朴な疑問も湧いて来る始末。特殊な例ですがこういうのもあったと。
当たり前だったこともナシに。
一方、そういう独自ルールじゃなくて標準装備だったサービスの中にも今では姿を消してしまっているものもあります。
代表的な例では「閉店補償」ですね。これは確変中とかに閉店を迎えた際、一定量の出玉を補償してくれるというもの。補償される玉の数と閉店までの時間によっては、打つのを止めて閉店を待ったほうがお得になるという局面もあったそうです。筆者が打ち始めた頃にもこれはありましたが、いつも九時頃には帰ってたので実際に補償を受けた事はなし。またそれに付随して、「確変据え置き」もなくなりました。これも結構普通だった気が。
あとは景品を買い取ってくれる魔法のお店の場所もホールはいつの頃か教えてくれなくなりました。昔は大量に交換する時、それが女性のお客さんであるなら安全のため買取店までボディガードしてくれるサービスまで存在したのですが、今は訊ねても教えてくれません。致し方なし。どうしてもわからないなら誰かが交換するのを待って後ろをストーキングしましょう。それからスタッフさんの目押しサービスもそうですね。これ無くなるとは思ってませんでした。
こういうのはやっぱり、法に則った営業というのを突き詰めていけば姿を消して然るべきものでして。ちょっと寂しい気もしつつ、「イカれた時代からの脱却」という意味では正道なんだろうなと。ややイカれてるくらいが面白くはあったのですけど、致し方なし。
もっとすげえサービスがたくさんあったはず!
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