【鉄拳シリーズ】格ゲーからパチスロになった人気シリーズの歴史を振り返る!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「鉄拳シリーズ」について。新機種「鉄拳5」が山佐からリリース予定ですが、導入前にかのシリーズの特徴等を振り返ってみましょう。どうぞ!
最初は4号機だったよ!
鉄拳R(2004年)
いまでこそゲームとのタイアップというのは珍しくともなんともないのですが、当時はまだそんなにバンバン出てるわけじゃなく。各社オリジナルで勝負するのがデフォな時代でした。そんな中で登場したのが山佐の「鉄拳R」。主な特徴として「12.2インチの大型ワイドパノラマ液晶『キングディスプレイ』を採用」、「GPUにPS2用のチップを採用している」などがありました。
この時点でピンとくるかたもいらっしゃるかも知れませんが、実は「鉄拳シリーズ」は前作まで毎回新筐体でのリリースがなされており、そのたびに画面がデカくなっていっております。今の筐体は「バトルスクリーン阿修羅」というもので、いわゆる「仏壇筐体」という愛称(?)で呼ばれているのは御存知の通り。このインパクトが絶大だったので4でいきなりデカくなったイメージなのですが、実は初代から画面のデカさをウリにしていたのです。
はい初代「鉄拳R」はリアルボーナスのストック機でした。主な出玉区間は「鉄拳チャンス」。かの有名な「鉄拳チャンスは本当にチャンスなんだから!」とうセリフでもおなじみのアレですね。んで鉄拳チャンスは初代から本当にチャンスであり、滞在中はボーナス放出の大チャンスとなっていました。また上位チャンスゾーンともいえる「鉄拳ラッシュ」も搭載。こっちはデビルorUNKNOWNとのバトルに勝利すれば突入するプレミア状態で、ボーナス放出が90%で継続するというものになっていました。デビルに勝てば激アツ! というのは後継機における「デビルラッシュ」に受け継がれていますね。
鉄拳X(2006年)
Rの検定切れ対策でリリースされたマイナーチェンジバージョンです。超微妙にスペックが違うのですがほぼ同じ。後継機というより兄弟機です。
パチスロ鉄拳2nd(2012年)
はい出ました大ヒット機種。ARTのループとゲーム数上乗せ。スイカを契機に突入するう「頭突きコンボ」と0ゲーム連フリーズの上乗せ特化「鉄拳アタック」、さらには上位ラッシュである「デビルラッシュ」を備えた当時としてはかなり欲張りなスペックでした。新筐体「クライマックスモデル」は15インチ液晶を搭載。筐体上部には「パトシャッターギミック」および枠に「インナーフルカラーランプ」を搭載した新技術の塊です。当時は「まさにクライマックスだな」と思ってましたが、今や3画面になってるのでここはまだクライマックスじゃなかったです。
パチスロ鉄拳デビルVer.(2012)
2ndの11ヶ月後に発売されたバージョン違い。バージョン違いというか中身はまるでちがうのですが、目玉としてはBIG非搭載の高純増機です。このようにリアボ非搭載で高純増というのは2012年以降しばらくの間トレンドになりました。いよいよデビルが主役ということからも分かるように超絶爆裂機で、搭載ラッシュは「デビルラッシュ」のみという割り切りっぷり。その分ラッシュ突入率は激重でしたが一度突入すると平均継続ゲーム数が500ゲームという狂った仕様になっており、多くの爆裂機ファンを魅了しました。
3と4でまた筐体が豪華に!
パチスロ鉄拳3rd(2014年)
5号機中盤に登場したナンバリング三作目はまたも新筐体。ただ名前が分からん。これなに筐体っていうんだ!(誰か教えてください) 画面がデカくなってるのはもちろん、かなり自由に動くシャッターギミックを搭載していました。スペック的には「鉄拳ラッシュ」と上位ラッシュである「神鉄拳ラッシュ」、およびその最中に発動する「鉄拳ボーナス」をループさせていく仕組みでした。ボーナス中にラッシュのゲームを貯めて、ラッシュ中にボーナス引いて……みたいな感じ。「神」のほうは500以上ハマったほうが突入しやすいという仕組みだったので、一発逆転にも夢が見れる仕様でしたな。
パチスロ鉄拳3rdエンジェルVer.(2016年)
4リール機です。かなり特殊な機会で、通常時は鉄拳というより初代の「キン肉マン」にちょっと近かった。ともあれ、一度ラッシュに入ると「神鉄拳ラッシュ」がアホほど続く恐ろしい機種でした。ただ4リールはやっぱ消化がだるい……! ロング継続したことありますけど、かなり疲れました。
パチスロ鉄拳4(2019年)
あ、序数が消えましたね。フォースじゃなくてフォーです! 出ました新筐体「バトルスクリーン阿修羅」にて登場です。6号機なので、ゲーム性的にはちょっと今までのシリーズと毛色が違いますが、筐体の派手さはいかにも鉄拳イズムです。今度でる5は4が出た当時よりも新筐体の液晶の使い方に慣れてきたのか、3つの液晶を活かした演出が多くなっていました(試打してきた)。4を打って「すごい!派手だな!」と思った人はますます気に入ると思いますので、よかったらどうぞホールでお試しください。
パチスロ鉄拳4デビルVer.(2021年)
もうこの辺までくるとつい先日なのでまとめるのもアレなのですが、えー、デビルです。フリーズ高確率があるのが斬新。個人的にはだいぶ好きな機種なのですが、規則が目まぐるしく変動してる時なので、去年発売の機種だというのにもはや一昔前のスペックになってしまっています。とはいえ、打ったら面白いのでね。ぜひ皆さん触ってみてください。
以上、ざっとではありますが鉄拳シリーズのおさらいでした。備忘録代わりにどうぞ。個人的にはやっぱり「2nd」が一番好きです。あれはマジで面白かった。今度出る5も2ndの遺伝子がバッチリ注入されていたので、ホールで打てるのを楽しみにしています。
本当にチャンスなんだから!
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