【RTC】同一機種で一斉に同じ音楽が鳴り始めるアレについて!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「RTC」について。これはパチスロしか打たない人にはあんまりピンとこない機能かも。ちょっと解説していきましょう。どうぞ!
AKBのアレですな
RTCというのは「RealTimeClock」の略だそうです。その名の通り実時間で作動する機能を指します。パチンコでは一時期頻繁に搭載されており、これが作動するとシマ内の同一機種が一斉にステチェンするなりして同一の演出が始まる、みたいな感じ。
音量がデカい機種の場合は複数のスピーカーが同じ曲に同じタイミングで切り替わる関係上凄い臨場感&一体感が生み出され、それはそれは派手な印象になります。一方で単体で設置してるバラエティのシマにあるやつとかも同じタイミングで発動するわけで、よく知らんで打ってたら「オイなんか凄いステージに入ったぜ!」みたいな感じで勘違いも発生したりします(笑)
これ有名になったのは多分京楽さんの『CRぱちんこAKB48』だと思うのですが、実際にはその前から存在しており、初搭載は2004年に平和さんが出した『CRヒデキ感激』だそうです。これは筆者見たことナシ。ただ『AKB』の方は秋葉原のパチ屋でちょっと触った事があり、その時は設置台数が多かったことにプラスしてみんな爆音で遊んでたことから、なんか知らんが確かにライブ感みたいなのは感じ、特にAKBファンでもないくせにノリノリな気分になりました。
以降、RTCは様々な機種に搭載されてますが、個人的には『スーパー海物語IN JAPAN2with太鼓の達人』のスペシャル魚群タイムが印象深いです。特殊なステージにステチェンして演出内容が変わるのもそうなんですが、スペ魚の場合は「そこでしか見れない縁起物」みたいな魚群予告を搭載しており、あれは多分お年寄りとかにも超分かりやすかったんじゃないかなと。AKBの場合はライブ中にヤメるとかも普通にあったと思うのですが、多分『太鼓の達人』はこのRTCが多少なりとも稼働に影響してたんじゃないかと推察します。辞めづらいもんあれ。
まあそんなRTCで一斉にステチェンする系の演出も最近はあんまり見ませんな。理由としてはどうしても「大量導入ありき」のシステムなので、それが減ってる現状、搭載する意味がちょっと薄くなりつつあるからか。あと最近はデフォで音量を1にするのが当然みたいな空気になってるのも関係してるかも知れません。あれは「音」で一体感を出していくところに面白さがあるのですが、今のトレンド的には逆風なり。
パチスロにはあるのか?
はい、今で言うRTC機能というのは内部のクロックが一定時刻になった時、というのが作動条件になっとると思います。これは例えば11時きっかりとか12時ぴったりとかみたいな「絶対時間」になっとります。じゃないと例えば「土日だけ発動」だったり「実際の競馬のレースとリンク」したりとか、そういうシステムは実装できない。そういう意味では上記『ヒデキ』が確かに初出ですが、リアルタイムじゃない相対時間によって発生する系の演出・抽選というのは実はパチスロの方で先に搭載しています。
なんでしょう? 分かりますか?
はい、それはアリストクラートが4号機の爆裂AT全盛期である2001年にリリースした『ダブルフェイス』ですね。これは「電源投入から一定時間経過するとATの抽選が行われる」という仕組みになっており、そんなもん内部でやっとけば良いものをわざわざ抽選演出も同時に発生するため、設置後半は「誰も打ってないシマでいきなり液晶演出が同時に発生する」という怪奇現象が起きてた事でも有名です。
これガラガラのホールでほとんど自分しかいないくらいの時に遭遇すると非常におっかなく、その怖さというのも『シャイニング』とかあっち系のジワジワしたやつで、未だにちょっとトラウマになってる人も多いかも知れません。筆者もこの台は何となく怖くて苦手でした。なんせ当時のスロ専って異様に暗かったんで。これを利用したホラー台を作るとすげーいいと思うのですがどうでしょう。てか同じアリストクラートなら『恐怖新聞』にも時間抽選で問答無用でホラー演出が発生する機能をつけとけばよかったのに。
歌パチとRTCの相性は極めて良いと思ってます
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