ガリぞうの地元稼働だからこそできる「収録案件ではできない勝ち方」とは？【収支日記#127：2022年8月2日(火)～8月8日(月)】 (2/3)

8月3日：パチスロ生活者へのヘイト

日中は原稿書きに勤しみ、夜は3ヵ月ぶりの薄野（すすきの）で呑み歩いてました。後半はあまり覚えていませんが、仕事上の愚痴が多かったお酒だったように記憶してます。

少しずつ仕事を減らしている身なので、パチスロライターや演者としてのお仕事では多少の問題にも目をつぶるようにしています。ただ、この世から消えない限り稼働生活は続けていこうと考えているので、何かしら問題があれば対応に善処してきたつもりです。そこで今回は、パチスロ生活者に向けられがちなヘイトとその対応についていくつか書き連ねてみます。

社会貢献していない

勤労の義務を果たしていないと言い換えられる事もあります。要するに「働け」と。確かにパチスロを打って稼ぐだけでも生活は可能ですが、それを勤労と呼べるハズもありません。

それでもパチスロ生活は続けていきたかったので、何か社会貢献できる術はないかと考えたどりついたのがパチスロライターでした。事実、こうしてパチスロ生活をしているからこそ執筆できる記事を書き、その対価として原稿料を頂いています。これが誰の目にもとまっていないなら別ですが、いいねもコメントも付いていて今も連載が続いているので、これはパチスロ生活がもたらしたエンタメとして成立しています。私のような道を選ばないとしても、今の時代に合った「パチスロ生活を続けているから出来る事」を探す事で、この問題は解決するかもしれません。

納税していない

納税の義務を果たしていないと言われる事も多いです。私は限界がくるまでパチスロ生活を全うしたいので、稼働内容も申告しています。ただ、パチスロライター業にも従事しているので、ここで経費が認められます。実戦記が何かしらの記事になれば、その日その店で使った投資は経費として申告可能です。これで二十年以上も確定申告で通っているのですから、ある意味で国が認めた事にもなります。

ちなみに、細かい話を言えば、出玉を流して得た特殊景品を古物商で換金した時点で雑所得になります。例えその日の収支がマイナスだったとしても、です。つまり、厳密に言えば、その人がトータルで勝っていようが負けていようが、一度でも換金した事がある人には納税の義務が生じます。納税の義務を振りかざしているそこの貴方、大丈夫ですか？

家族に迷惑

親・親類・嫁・子供が可哀想と言う意見も多いです。確かに私もパチスロライターという稼業が軌道に乗るまでは両親にも内緒にしていました。「その日その日で半径50kmくらいをテリトリーに移動する」とだけ告げていたら、母は「ビデオの配達員」だと勝手に誤解していました。当時の彼女（今の嫁）の実家に行っても、当然ながら敷居は跨げませんでした。それでも今は双方の両親に認めてもらえましたし、何なら読者であり視聴者でもあり、応援までしてくれています。これは勿論パチスロライターとしての私を応援してくれているのでしょうが、この仕事が日々のパチスロ生活ありきで成り立っているという事も理解してくれています。

ただ、そんな境遇ばかりじゃないとパチスロ生活者の知人達からは良く耳にします。そういう意味だと私は身内に恵まれているのかもしれません。

こんな感じです。私なりにパチスロ稼業を守る為、色々と精進してきたつもりです。これもひとえに「パチスロが好きだから」であり、好きなモノを守る為には努力もできます。私の場合、稼働でも攻略でも「好きこそモノの上手なれ」が活きた人生だったと感じます。