【スマパチ】いよいよ発売機種が見えてきた次世代パチンコについておさらいしよう!

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チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「スマパチ」について。いよいよ先発機種の発表が始まりましたが、そもそもスマパチって何が変わるの? この辺について改めて確認してみましょう! どうぞ!

 

 

スマートパチンコ。

 

従来機と比べたスマパチの主な特長 大当り確率の下限値緩和 C時短の仕様変更

 

いよいよスマートパチンコの販売決定が発表されました。今回、先発機種に名乗りを上げたのはSANYOの『e聖闘士星矢超流星』と平和の『eルパン三世ザファースト』の2機種。フィールドテストで話題になった『e神・天才バカボン』は現時点では全国販売の発表ナシです。ちなみに決定済みの両機種の導入は4月以降との事。

 

さて「スマパチ」とひとことで言っても「玉が出ないパチンコ」くらいのイメージでどうも正体が分からない。そもそもパチンコはパーソナルシステムが発達してるのでスマスロに比べてインパクトが小さく、スマスロの導入開始直前にあったような「大変化が来るぞ」みたいな盛り上がりが今のところ感じられず。もちろんホールからすると「またユニット争奪戦が始まるのか!」みたいな別の意味での大事件ではあるのですが、打ち手からするとあんまりピンと来ないかも。

 

といってもまだ導入開始まではワンシーズンあるわけで、ここから試打データ等の少しずつ情報が公開されていって少しずつ盛り上がるにせよ、もうちょっとだけ先の話だと思われます。

 

んで、スマパチは前述の如く「玉」の有無にフォーカスして語られる事が多いですが、勿論それだけじゃ何の話題性もないので高いお金を払って導入するホールは稀なわけで。スマスロと同じく、スマパチならではのインセンティブはちゃんと用意されています。つまり既存のP機に対しての「機械性能の優遇」ですな。

 

これは大きく分けて2つ。

 

・大当り確率の下限値の緩和
・C時短の仕様の変更

 

これになります。ちょっと順番に見ていきましょう。

 

 

大当り確率の下限値の緩和

 

現行のP機の大当たり確率の下限値は1/320ですが、スマパチではこれが1/350まで引き下げられます。単純に初当たりが重くなるという意味では改悪とも言えますが、打ち手からすると間違いなく緩和です。というのも適合試験における「ここまで適合」という出玉の上限値は当然ながら確率分母をベースにしており、ここが重くなるとその分出玉性能を引き上げる事ができるようになります。

 

すでにP機でも充分すぎるくらいの出玉性能を備えた機種が沢山でてますが、これが更に引き上げられる可能性があるとなるとそのヤバさが分かるかと思われ。もちろん爆発力だけじゃなく、システム的な設計の自由度がアップするのでゲーム性自体が豊かになるぜ、というのもメリットの1つ。

 

ちなみに業界最盛期に発売されて社会現象を巻き起こした『CR大工の源さん』の設定1が約1/365。同時期にブイブイいわしてた竹屋の『モンスターハウス』もその辺のスペックなので、「1/350」前後の初当たり確率というのはパチンコが一番盛り上がってた時代のスペックに近いっちゃ近いです。

 

 

C時短の仕様の変更

 

C時短というのは過去存在した「突然時短(突時)」「突然確変(突確)」をちゃんとシステム化したもの。以前は大当たりの「ラウンド振り分け」でそれを無理くり実現しており、正体は単なる「大当たりの出玉カット」でした。C時短は大当たりとは別に抽選されてるので本来の初当たり確率などに影響を与える事はありません。すでにこれを利用したパチンコはP機でも山ほどでており、『鬼がかりver』のように大当たりの仕組みそのものに関わるような使い方をしてる台なんかもありますな。

 

んでスマパチではこれが「本格活用」あるいは「仕様の変更」ということばで表現されていました。去年開催されたスマート遊技機フォーラム」では活用法の一例としてパチスロにおけるAT・ARTのように「ゲーム数管理で発動するチャンスゾーン」なども挙げられましたね。実際コレが出てくるかどうかは別にして、そういう考え方もできるであろうと。そんな感じです。

 

ちなみに既に発表されてる『e聖闘士星矢超流星』もC時短搭載。ただしこれは連チャンシステムに纏わる使い方をされてるとの事。『Pアズールレーン』で搭載されてる50G経過でのラッシュ引き戻しを、C時短を利用する事によって1Gに短縮したもののようです。それだけでも充分スゲー。

 

 

本格稼働はいつになる?

 

スマパチの普及は2023年4月以降に本格化する?

 

現在のところ、「スマパチ」の登場は4月以降とされています。それは先発の機種の稼働開始日であって、本格的な普及はまだもうちょい先。すでに「スマスロ」が出た現在、ユニット(専用サンド)の数をそっちと分配しなければいけない関係上、去年11月のスマスロ稼働日よりはやや落ち着いた滑り出しになるんじゃないかと筆者は予測しています。

 

んで今の全体の状況を見るとスマスロのほうの弾数がようやく出揃ってきた感じ。この春には『L北斗の拳』『Lソードアート・オンライン』『Lゴブリンスレイヤー』が投入予定になっており、どれも大型版権でヒットの可能性充分。

 

すでに出荷されてるユニット数に対して実際に設置されてるのは7割程度という噂も耳に入っており、ホールによっては今後の大型機種のために寝かせてる可能性も考えられます。取引の性質上「機械」と「ユニット」を同時にゲットする必要がある(あった?)ため、そういうホールは先発の機種のどれかを倉庫に眠らせてるという事になるんですが、今の状況はそれくらいユニットの確保が大事という事なんでしょう。

 

そう考えると「北斗」とかがでるタイミングでスマパチにまでユニットを割ける企業がどれだけあるか。稼働開始日はこの辺が注目ですな。

 

 

業界豆知識あしの 画像3C時短でサバチャンを再現した獣王を打ちたい

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