ガリぞうが動画収録店舗で「特日じゃない日」の立ち回りに挑戦！過去の傾向はどこまで通用するのか？【収支日記#145：2022年12月6日(火)～12月12日(月)】 (1/3)

今週の収支日記は12月6日～12日の1週間です。この1週間に限らず、12月は最初から最後まで全国を飛び歩く忙しい1ヵ月だったと記憶しています。

12月6日：勝ち筋の独占

人口が少ない地方では、あまり知られていないローカルな勝ち筋をほぼ独り占めでツモり続けられる場面も少なくありません。

私を実例に挙げるなら、10年ほど前に札幌市北区篠路にあった某店がそうでした（現在は閉店済）。大当たり中には上部データカウンタのドットが躍る仕様のハズが、何故か金曜のジャグラーコーナーにのみ何台かブラックアウトする台があるのを発見。このブラックアウトする台のみでデータを合算するとキッチリ設定5,6のデータに仕上がるので、おそらくは常連さんにのみ知らせたい隠れた高設定示唆なのだと分かりました。しかし、この情報を知っている常連さんが数名のみだったからか、いくらでも後ヅモできる状況だったので、周知されるまでの数ヵ月間は楽に期待値を積ませてもらえました。

もう1つ挙げるなら、同じく10年前の千歳市にあった某店もそうでした（現在は閉店済）。元々、毎月1日・2日の2日間は「ライトオンカーニバル」というジャグラーが全台456のイベントをやっていて信頼度も激高だったのですが、2012年の広告規制によりイベントは終了し、客足も途絶えてしまいました。しかし、その翌月も翌々月も1日・2日の合算データを取ると相変わらず全台456と言える数字に収まっていたので、ライトオンは変わらず続けるのだと推察。そのほとんどは推定4でしたが、それでも他であぶれたり朝イチからの強い狙いがない日には相当お世話になりましたし、数は少なくとも私のように狙いに来る常連さんが何人かいらっしゃいました。

こうして、パチスロ生活を続けていく過程では、局地的な情報が高設定ゲットの要になる状況もあります。こうした美味しい情報を得るには、違和感への気付きが大事だと思っています。また、それは収録や来店案件にも言える場合があります。今回はそんなお店での収録実戦記です。

今日は石川県金沢市で「プロスロ13」の収録です。例によって毎月6の付く日は特日で、私の収録如何に問わずジャグラーは何かしらの機種が寄せ傾向にあると思われます。今回も取材が入っていて、

a=3台以上設置機種が全台5,6
b=8台以上設置機種が半5,6
c=1列が全5,6

の中から3つ存在という傾向があるようです。a,a,aやb,b,b等、全て同じはアウトらしいので、少なくとも何かしら1機種は全5,6と思われます。過去の傾向から本命はマイジャグラーVで、次点にアイムジャグラーEX-TPとファンキージャグラー2でしょうか。

ちなみに。もう2年以上にわたり出張月は毎月収録させてもらっているお店なのですが、実はこちらのお店でも前述のような勝ち筋をほぼ独占できる小ネタを1年ほど前に発見していました。と言っても小ネタなので、この情報1つで勝率や勝ち額が飛躍的に上がる訳じゃないのですが。その小ネタとは、「夜20時に取材対象機種や場所が分かる事」です。なぜ周知されていないと分かったのかと言うと、夜20時に対象機種が判明しても全台ずっと空いたままだったからです。空いているのはガセだからとかではなく、打てばちゃんと反応してくれるのですが、それでも空いたままなのです。この小ネタを発見して以降、こちらのお店での収録時、夜20時以降の私の動きが不自然だった事も何度かあったハズですが、コレが理由です。例え20時に判明した機種が満席で自ら打てずとも、その情報を事前に知り得るので、先立って傾向を掴みにいけるというメリットもありました。なぜ今この小ネタを明かしているのかと言うと、1年ほど経ってある程度周知されてしまったと思われるから。

と言う訳で、前日に2時間ほどの並びを入れて得た入場番号は20番。本命は危ぶまれましたが、スマスロ導入直後というのもあり、分散してくれたおかげでギリ台確保に成功。後は冷静に状況を分析して進退をミスらないよう努めます。

※*印はチェリー重複、#はレア役重複の意。

1000Gちょいを回してボーナス確率1/85と絶好調なのですが、設定差の大きいREGは1回のみ。中でもボーナス確率で最も設定差のある単独REGは未だ0回です。ブドウ確率も1/6.5前後と圧倒的設定1以下で推移しています。それでも周囲が良ければ粘れるのですが、現状マイVの合算は

と微妙です。他ジャグラーだと、ファンキー2は、

と好調です。そして最後にアイムは、

と、こちらも悪くありません。お昼時点での数字を丸々信用するならば、全がファンキー2で半はアイムでしょうか。ただ、こちらのお店は全や半に見せかけた単体の高設定が各シマに散りばめられれている事も把握しているので現状は悪くない私の台をダミー狙いで粘りながらファンキー2の空き待ちをするのがベターでしょうか。

遠目でチェックしながらマイVを回していたら、どうやらファンキー2の一台が空いたようなのですかさず台を押さえて移動します。

データを確認すると、2346G・BIG=10・REG=1と微妙ですが、他7台が好調なので攻めるに値すると判断します。

前任者同様、打てども打てどもREGをひけません。ファンキー2は半56なんじゃないかと徐々に思い始めた頃、隣の台が空きました。データを確認すると、3405G・BIG=17・REG=12・合算1/117と設定6の近似値です。ここは半56の可能性を追う為にも自身の不安を払拭する為にも台移動しておきます。

今日を通して全くひけていなかったREGをポンポンと軽いゲーム数で当てられて安心し始めた頃。突如訪れたハマリが止まらず、500G・600G・700Gと深淵に落ちていきます。私が捨てた台の弱さも気になります。もはや頼れるは虎の子の20時チェックしかありません。

ちょうど時間が20時になったので秒でチェックすると、やはりファンキー2が当たりの1ヵ所のようです。ただ、4台×2列のファンキー2のシマ中、私が打っていない側の4台の様子。現状、1台のみ空いています。この20時チェックがまだ使えるのかと安心しつつ、即座に台移動してみます。

諦めずに追ってみましたが、22時前に全のまれでギブアップ。今日打った中では最後の台のみブドウ確率が設定6以上で推移してくれましたし、シマ状況的にも正解だったと思われます。今日は目の前の数字に翻弄されましたが、もう周知されたと思っていた20時チェックが今も使えると分かっただけでも好材料だったと信じておきます。

演者業で忙しくなってしまった今の私は手薄もいいとこですが、一般的なパチスロ生活者はこうした局地的に有利になる情報をいくつも携えていて、その集大成が月収と呼べるほどの稼ぎにつながっています。

尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

>>【動画】プロスロ13 第150弾 前編

>>【動画】プロスロ13 第150弾 後編