【アウト玉】あまり耳馴染みがないホール用語だけど一応覚えておくといい単語について解説!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「アウト玉」について。これカタカナとアルファベットで意味が真逆になるんで混乱しちゃうのですが、間違えないようにこの機会にしっかり覚えておきましょう。どうぞ。
ホール用語です。
とりあえずカタカナのほうの「アウト玉」から説明すると、これは「プレイヤーが打ち出したすべての玉」を指します。
差玉ではなく全部の玉なので、例えば1発打ってヘソに入賞して何発か賞球が発生した場合でもアウト玉は1とカウントします。なので大当たり中にもアウトの数は増え続けます。これはホールを運営する方々が台に関する分析を行う際に基本となる数字であり、とりあえずこれがないと何も始まらないレベルの重要データであります。というのもパチンコの場合、大前提のルールとして1分間に射出できる玉の数は100発、1時間で6000発と決まっておることから、アウトはそのまんま「稼働率」に変換可能な数字なんですね。人気台は当然これがガツンと上がり、そうでもない台は寂しい数字になると。
例えば都内の場合、10時オープンの13時間営業がデフォだと思いますが、フルでずっと打ち込んだとして6000発×13時間で78,000発が理論上の限界値。実際の閉店はもうちょっと早いしリーチ中やウェイトボタンが押されてる時間などもあるので上限値は大体60,000発あたりになるそうですが、機種ごとの平均アウトがこれに近いのがいわゆる「人気台」で、これがゴリゴリに下がってくると「ああそろそろ減台しようか」とか「入替えようか」みたいな感じになるそうです。
そしてさっきから「玉」という単語を意図的に使ってますが、じゃメダルはどうなんだと。はい実はこれパチスロも同じで、お客さんが打ち込んだ枚数のことを「アウト」と表現します。ただ、これを「OUT」と表現すると真逆の「払出し枚数」という意味になり、この反対語である投入枚数は「IN」になります。しかし、これが実際どのくらい使われてるのかはちょっと分からず。普通に言葉で「アウト」と言えば、多分ホール関係者は前者の「打ち出し玉数・メダル数」あるいは「稼働」の意味で理解するんじゃないかと思われますが、その辺は企業文化みたいなのも関係するかもしれず。あとは使ってる営業支援システムがどういう表現してるかにもよるかも。
セーフもあるよ。
上では「OUT」の反対語として「IN」を挙げましたが、こっちは出る・入れるの意味。一方で稼働のほうの「アウト」の反対語は「セーフ」です。いきなり野球用語っすね。これは「遊技機が払い出した全ての玉・メダル」を指しますが、特に「すべての」という所がミソ。例えばパチンコであればヘソの払い出し、パチスロであれば1枚役を含む全ての小役の払い出しを全部ひっくるめて「セーフ」と呼びます。そして大事なのが、こういう「アウト」「セーフ」みたいな言い方は普通はホール関係者が使う単語で、そもそもわれわれ一般ユーザーはその正確な数値を知ることは出来ないという事。
なので我々がその言葉を目にするのはそういう関係の人が書いたブログであるとかSNSでの発言を通してであり、そういうときに、例えば「北斗のアウトがこの10年で最高」とか「新・必殺仕置人のアウトが過去最高レベル」みたいなのをみたら「アウトってなんやねん」と思わず「ああ稼働がすげーってことね」とスッと飲み込んでください。
ちなみにホール内でアウト玉はどっかに運ばれて洗浄されたり貯められたりして再循環します。運ばれるコンベアみたいなシステムを「アウトレール」といいます。逆に払出のための玉もどっかから自動で運ばれてきてるわけですが、こっちは「セーフレール」と呼ぶとの事。そういやパチスロでホッパーからこぼれたメダルを貯める箱は「アウトボックス」って言いますね。……こういう所にもアウト・セーフって単語は使われておるんで、まあユーザーからしてもすごく縁遠い、というわけではない単語です。
アウトは良い悪いは「熱い寒い」で表現するそうです(ホンマかい)
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