【チャンス目】リーチ目じゃないけどチャンスあり?時代とともに意味合いが変わった言葉について解説!

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チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「チャンス目」について。これは時代とともにちょっと意味合いが変わった言葉の代表例かも。一度解説してみましょう。どうぞ!

 

 

当たってるかもしれない出目=チャンス目

 

AT機・ストック機登場以降は抽選契機としてのチャンス目が出現

 

チャンス目はAT機・ストック機登場以降とそれより前であきらかに意味合いが変わった言葉です。登場前は「リーチ目じゃないけどハズレ目でもない」「当たってるかもしれない出目」をチャンス目と呼んでおり、機種によって違いはありますが例えば「ボーナスが成立してるけどリーチ目以外が停止している」あるいは「小役こぼし目」なんかがこれに該当します。リーチ目よりやや分かりづらい停止目であることもあり、これでヤメられている台も結構あったので、そういう台に着座してボーナスが成立しているかどうかを調べるような稼働を、もともとは「ハイエナ」と呼んでいました。

 

ときが移ってAT機およびストック機が登場したあとは抽選契機としてのチャンス目が登場。リーチ目かもしれない出目、という意味合いは徐々に薄れていきます。またATとストック機ではちょっと仕組みが違い、ATの場合はほとんどのフラグがメイン小役で埋め尽くされておるゆえ普通のハズレ目はイコール「メイン小役のこぼし目」であるなか、ホントになにも成立していないフラグをATの抽選契機としている機種があって、これらを「純ハズレ」とか「プレミアムハズレ」とか呼んでチャンス目扱いとしておりました。

 

一方でストック機は通常状態が実はRT(リプレイタイム)になっており、ハズレ目として出るのはリプレイをリール制御で蹴っている「揃わないリプレイ」の出目でありました。今考えるとめちゃくちゃ分かりづらいんですが、この「揃わないリプレイ」の一部で特殊な出目を登場させ、それを「チャンス目」あるいは「チャンスリプレイ」などと呼んでおり、RTの解除(つまりはボーナスが揃う制御への移行)の抽選契機としていた台が多くあります。

 

両者は考え方はまったく違えど結局のところ「リーチ目ではない特殊な停止目を抽選契機にする」という意味では共通しており、以前の「当たってるかもしれない出目」からは意味合いが大きく変わっています。

 

さらに5号機以降になるとリプレイの図柄組み合わせを複数用意しRTの状態を切り替えるタイプの(A)RT機が勃興。この流れの中で通常とは違う特殊なリプレイ揃いをチャンス目・チャンスリプレイとするものや、あるいは1枚役や0枚役をチャンス目とするものなど、機種によってさまざまな「チャンス目」が生まれる事になります。

 

 

パチンコにもある。

 

パチンコの「語呂合わせチャンス目」はパチスロにも伝播?

 

以上がパチスロにおける「チャンス目」でありチャンス目といえば主にそっちを指すんですが、なにげにパチンコにもそれはあります。主に先読みの際に登場する特殊な停止パターンをそう呼びますが、単にオカルトに根ざしたものもあり。有名なのは竹屋の『CRモンスターハウス』における「ミドマ」でしょう。これはミイラ男・ドラキュラ・魔女が停止したら熱いというものですが実際は全然アツくなくただの嘘っこでありました。が、のちに竹屋は「ミドマ」を公式に採用。後継機では先読み演出の停止パターンとしてこれがほんとに出現するようになっています。

 

また「数字を揃える」という遊びの特性上、パチンコにおけるチャンス目は「語呂合わせ」になっているパターンが多々有り。これはもう機種によってさまざまですが、この考え方がパチスロに伝播した機種もあり。『スーパービンゴ』のようなセグ搭載機もそうですが、『ミリオンゴッド』のような数字揃え系の液晶演出を採用した機種には大抵なんらかの語呂合わせチャンス目が搭載されています。そういう場合は上のブロックで説明した「リール上のチャンス目」のほかに「液晶チャンス目」も搭載していることになりますな。

 

まあこの辺は個々の機種の話になっていくのでどんなチャンス目があるかには触れませんが、そういった数字揃え系の機種を打つ際には「どんな停止パターンがチャンス目なんだろう」みたいな感じで「なな徹」にて事前知識を入れて打つようにしましょう。

 

 

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