【ドル箱】パチンコ店で使われている箱はなぜ「ドル」を使わないのに「ドル箱」なのか?
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ドル箱」について。主にパチンコの方で使う「箱」の俗称である「ドル箱」ですが、これドルを使わないのになんでドル箱やと疑問に思った人も多いハズ。ちょっと調べてみましょう。
ドル箱=トロ箱?
これウィキの情報で申し訳ないのですが、ドル箱というのはもともと「トロ函(ハコ)」だったらしいです。トロ函というのは左官さんがコテでもって何かコネるときに使う箱のことらしく、この形状と例の箱が似てた事からこれを「トロ函」と呼ぶようになり、それがいつの間にやら「ドル箱」に変容した模様。ホンマかいな。筆者ウィキの情報は30%くらいしか信じてないんでちょっとこれ深掘りしたいんですが残念ながらセカンドオピニオンは見つからず。ただまあネットでトロ函を買おうとしたら確かにドル箱とクリソツだったんで、ある話な感じはしました。ちなみに左官さんじゃなくてトロール漁船で使われてる箱もまたトロ箱と呼ばれておるそうで、こっちが語源だという説もあり。これも見てみたんですけどデカすぎるんで多分違う。左官さんに1票。
なお「ドル箱」なる言葉ももともとは明治時代に生まれた言葉で、当時は貿易商が大量のドルを持って歩いておったことから、そういう洋風の格好した金持ちを「ドル箱」と呼称しておったらしく、それから転じて儲かってる人や興行、また路線などに「ドル箱」という呼び方がされるようになったとの事。「ドル箱路線」とか「ドル箱番組」とかは未だに残っておりますな。これによりドルと直接関係ないところでも縁起の良い(?)言葉として「ドル箱」という言葉普通に使われうようになり、上記の「トロ函」を「ドル箱」と聞き間違えた客の間で広がっていったとかいないとか。まあ若干眉唾ではありますが、無くはないッスな。
なお現在「ドル箱」の正式名称は「玉箱」であるとの事。でもまあドル箱の方が通りが良いんで、個人向けの製品としてはそのまんま「ドル箱」で売買されておるようです。
昔に比べてちっちゃくなった?
んでドル箱もそうなんですがメダルの方の箱なんかは如実に「昔に比べて小さく」なっています。
4号機の頃とかはめっちゃ頑張れば2500枚くらい入ったデカ箱使ってた店もあるんですが、今は1000枚入るだけでもデカい。店によっては謎に台形の構造をしていて500枚くらいで一杯一杯のところも。これは5号機に入ってから出玉力のある機種が減ってしまったため、お店の出玉感をアピールするために設備メーカーさんがそういう製品をリリースしたんだぜ、というのが正体である模様。パチンコに関しても昔よりちょっとちっちゃくなってる気がするんですが、こっちはサイズというよりも緩衝材の影響がデカい気がします。
今はもう殆どの箱に緩衝材がついてて玉を落としてもあんまりデカい音がしないようになってるのですが、昔は直で落とすとめちゃくちゃうるさい音がしており、これをして「下皿直落とし厨」として一部(というか2chで)忌避の対象となっていました。んじゃどうすれば直落としにならねぇんだよというと、これは下皿の落下穴の部分に手を当て、手をクッションにして優しく落とす、あるいはひと掴みずつ落とすというもの。まあ確かに筆者もそれやってましたけども、ほとんど本能的なものであってマナーとかそういう話として浸透してたとは思えず。ただ、のちにクッション付きのドル箱がデフォになっていったのを考えると、お店としても「うるさいな」と思っていたということでしょう。
んで今調べてみたところクッションの厚みが一番強力なもので10mm、箱自体の高さがだいたい70強~80mmとのことなので、クッションのありなしで既に玉の収容力の1/7~1/8がスポイルされている事になります。もちろん昔に比べて箱のサイズ自体も違うのかもしれませんが、パチスロに比べてパチンコはそもそもハンドルや下皿の位置的に「これ以上デカく出来ねぇ」という物理的な限界サイズは存在しており、今より箱がデカかった時期があったとしてもそのサイズの幅は限定的であると考えられます。
パチスロはもう明らかにちっちゃくなったけどね。2001年辺りからタイプスリップしてきた筆者が今の箱みたら多分笑うもん。
そもそも箱もなくなるけどね、今後
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