【ストローク】パチンコのハンドルを操作して玉を打ち出す「強さ」にも実は名前はあるんだぜという話。

【ストローク】パチンコのハンドルを操作して玉を打ち出す「強さ」にも実は名前はあるんだぜという話。 eyecatch-image

チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ストローク」について。ハンドルの捻りの強さを表す言葉ですが、これもまだまとめてなかったんで一度解説しときましょう。どうぞ!

 

 

だいたい「ぶっこみ」でいい。

 

ストローク=玉を打ち出す強さ

 

ストロークというのはそのまんまStrokeのことであり、日本語でいうと「打つ」という意味になります。スポーツでは水泳とか野球なんかで使いますし、ギターでも右手の動きのことをストロークっていいますゆえ別にパチンコ用語というわけではなく。何かを弾いたり打ったりする時の動作を全般的にストロークと呼びます。んでこれはパチンコにおいては「玉の打ち出しの強さ」を表し、つまりはハンドルを捻って飛ばす玉の「強さ」あるいは「どこを狙うか」を意味する単語です。

 

で、ストロークについては最近は液晶の巨大化により盤面に打たれている釘の数がそもそも少なかったり、あるいは昔みたいに極端なクセの釘が減ってきてたりで相対的な重要度は減少しつつありますが、それでもちょっとした強弱(狙い所)の違いで1kあたりの回転数が変わってきたりする場合もあり。なのでストロークを微調整しながら「どこが一番安定して回るか」を探りながら打つ必要があります。ここがパチンコが遊戯じゃなくて「遊技」であるとされる部分ですな。ちなみにハンドル固定が駄目であるとされる理由もこの辺から来てます。

 

ただまあ野放図にどこでも狙って色々試せばいいよという話でもなく、このストロークにはある程度「この辺を狙うとこういう風に玉が流れるぜ」みたいな道筋というのが決まっており、この辺は遠い過去から現在まで脈々と受け継がれている「正村ゲージ」のルールに概ね則っております。で、ストロークにはその狙いの場所により色々と名前が決まっていますが、この名前というのがどの時点で成立したものであるのかは不明。流石に正村ゲージの時代から使われてたぜ、という事はないと思うのですが、現在のパチンコと構造が共通してる部分も多いので、もしかしたら当時から似たような呼ばれ方をしてた可能性というのはあります。まあちょっとこれは確認のしようもないのですが、とりあえず「現在の」パチンコで使われる「ストローク」のざっくりとした種類がこちら。

 

 

代表的なストローク
ちょろ打ち
ぶっこみ打ち
天打ち
右打ち
捻り打ち(※要注意)

 

他にもあるようですが日常会話で(?)使うのが以上の5つ。名前でなんとなく分かるのが多いですが一応説明しときましょう。

 

まず基本となるのが「ぶっこみ打ち」というもの。これは「ここを狙え」と言わんばかりに盤面にアローマークとかが書いてある機種も多いんですけども、そこを狙えばだいたいぶっこみになることからも分かるように多くの機種で「そこを狙う事が想定されている」場所です。そこを狙ってどうもクセが悪いなと感じたらちょっと強めあるいは弱めに打って回る場所を探す事になるのですが、強く打つ場合を「天打ち」、弱く打つ場合を「ちょろ打ち」と呼びます。最近は通常時に右を狙うと「ハンドルを左に戻してくれぃ!」みたいに言われる機種が多いことから、天打ちを試す機会は減少。だいたい「ぶっこみ」と「ちょろ」の2択になっています。次に「右打ち」に関してはそのまんま右を狙う打ち方。システムとして必要ない機種でも右打ちが有効な場合があり、特に昔は「ダメダメかと思って試しに右を狙ったらクセが良くてめっちゃ回った」みたいなこともありました。

 

注意が必要なのが「捻り打ち」で、これはちょろ打ちと天打ちを細かく切り替えて2連発で玉を固めて落とすという方法。やって良い店だったら別にいいんですけども、これは「ルール違反」としている店も多くあります。試す際には必ず店舗ルールを確認しましょう。

 

 

「止め」にも名前あり。

 

「リーチ止め」や「保3止め」でもお店に怒られることがある?

 

続いてストロークとセットで覚えておきたいのが「止め打ち」について。これもどのタイミングで打ち出しを止めるかで名前があります。とりあえず代表的なのが以下。

 

 

代表的な止め打ち
リーチ止め
保3止め
ステージ止め

 

リーチ中に保留が4つたまっている場合、打ち出しの玉は完全に死に玉になるんで止め推奨。続いてうっかり保留が4つたまってる状態での入賞を防ぐため、余裕を持って保留3で止める事を「保3止め(ほさんどめ)」と呼びます。保3にさらに保険をかけるのが「ステージ止め」で、これはステージに玉が乗った場合、それが入るものとカウントして早めに打ち出しを止めるやり方です。イメージ的には保2+みなし1で合計保3なのですが、保留の数は2なので「保2止め」と呼ぶ場合もあるようです。

 

で、これに関しては「ラウンド中の止め打ち」というのもあって、上の方に書いた「捻り打ち」との合わせ技で店から怒られたりする場合もあり。まあこれは分からなくも無いので敢えて触れませんが、問題は上記「リーチ止め」「保3止め」などでも店から怒られた、というケースがあるらしく。これは流石にネタというか都市伝説に近い話だとは思うのですが、もしそういうケースに遭遇したら個人的にはもう金輪際その店に行かない事をオススメします。リーチ中に打ちっぱなしにするのは繰り返しになりますが無駄以外の何者でもありませんし、それを強いるような店は流石に……。ねぇ?

 

 

業界豆知識あしの 画像3筆者はブッコミ狙いの保3止めです(9割くらいの人がそう)

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  • 1:2023-06-05 12:38:46今の機械も正村ゲージといえるんですかね?プラスチックゲージもありますし、何よりあの一直線に並んだ釘が美しくない

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