【エラー】スマスロの普及でいずれ消えゆく「エラー」を振り返っておこう！

チワッスあしのです。

いつもありがとうございます！　パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「（パチスロの）エラー」について。スマスロが出てきてそろそろ消えるエラーが出てくるタイミングなので、メダル機に敬意を示す意味も含めて1回おさらいしときましょう。どうぞ！

代表的なエラー。

パチスロのエラーはハードウェア的なトラブルによるエラーとソフトウェア的な異常動作によるエラーの2種に大別されます。そのうち頻繁に起こるのが「ハードウェア」のエラーであり、体感で9割以上がこれ。なかでも「メダル関連」のエラーが大勢を占めます。ちょっとどんなのかみてみましょう。

上から起きる頻度が高い順で、起きた際のムカつき度は下から順に高くなります。順番に解説しますと、まず「ホッパー関連」がひとつ。ホッパーというのはパチスロの筐体のドアを開けた際に見える黒いメダル貯留・払出装置のこと。投入したメダルと払出メダルがここで循環するのですが、中身が空っぽになってしまうと「ホッパーエンプティ（空）」のエラーが起きます。これは「ガッツリ出てる時」に起きるものなのでムカつき度は低め。むしろこれが起きた時は「ホッパーをイワした」ということでむしろ誇らしくもあります。ホッパーエンプティの状態で便所にいったりタバコ吸いにいったりすることを「ドヤエンプティ」などという向きもあるとかないとか（たぶん無い）。ただ、閉店間際のホッパーエラーだけは非常にイヤなので勘弁して頂きたい所存。

またホッパーには出玉がいっぱい出てるとか出てないとか関係なく起きる「ホッパージャム（詰まり）」というエラーもあり。ホッパーのなかではメダル型の隙間が空いた回転体みたいなのがぐるぐるしてるんですけども、これが何らかの事情によりスタックするとエラーになります。物理的に何かが詰まっとる場合がほとんどなのでこれを取り除く必要があるんですが、慣れてないとめちゃめちゃ時間がかかる場合あり。また機構の内部でガッツリメダルが噛んでおりバラさないと詰まりが取れねぇみたいな厄介なことになってる場合も稀にあったりします。エンプティに比べて起きる頻度は少ないんですが、もし起きたら運がなかったとおもって諦めましょう。

続いて「アウトボックスのオーバーフロー（溢れ）」。これも起きる頻度は比較的高いヤツですが構造的に「むちゃくちゃ負けてる時」に起こるものなので結構腹が立つエラーです。また溢れたメダルの量とセンサーの反応具合によっては「ドア開けた瞬間にメダルぶちまけ事件」が起きがちなエラーでもありますな。これは構造的にそうなってるんで、店員さんを責めるのはヤメましょう。

続いてセレクタ関連。これは物理的にメダル詰まりを起こしてる「セレクタジャム」およびメダル逆行等を感知する「センサーエラー」の2種あり。詰まってる場合は取り除けばいいだけなんですけど、なんかベタベタしたものが付着したメダルが投入された結果内部までベタベタになっており、それが原因でジャムってる場合はめちゃめちゃ掃除する必要あり、そうしない限り同様のエラーが数ゲームおきに起き続けることになります。センサーエラーに関してもパーツ自体が汚れてたり動作不良を起こしてたりすると解除しても解除しても何回もエラーになるゆえ、イラつき度でいうと非常に高いエラーです。これに関しては負けてる場合はサクッとヤメる理由にもなり得るのですが、厄介なのが「高設定の台を打ってる時」ですな。ヤメるにヤメられずエラーを鳴らしまくり、周りから「うるせえな」みたいな目でみられることもしばしばです。

スマスロで無くなる。

上に挙げたのは「パチスロの代表的なエラー」でありプレイ中に起きるエラーのほとんどが、これらのうちのどれかになります。んでこれらは全て「メダルを使わないスマスロでは起き得ないエラー」でありまして、多分10年くらいすると「ホッパーエラー」って単語自体が死語になっていくものと思われます。当然これらを解除する手間、あるいは掃除（メンテ）する手間なんかも激減するゆえ、スタッフさんにとっては仕事がちょっと楽ちんになる可能性も秘めておりますが、一方でスマスロ推進には「人件費の削減」という利点があるとさんざん語られておるゆえ、楽になるという以前に人が減ってくんじゃねぇかと予測。

とはいえ現状、ホールは人材（スタッフ）不足で苦しんでいる、みたいな説もありますし、そういう意味でもスマスロ化（スマパチもだけど）の推進というのは今後も加速していって然るべきだと考えられます。

スマスロならではのエラーってなんかあんのかな。ネット回線断絶時とか？