【Pリング 呪いの7日間3】シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー!

【Pリング 呪いの7日間3】シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー! eyecatch-image

こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。

 

今回はJFJさんから登場する注目の新台「Pリング 呪いの7日間3の試打レビューをお届け。スペックや演出、ラッシュはどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

 

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!

 

「Pリング 呪いの7日間3」の解析情報はこちら

 

 

「リング」らしい魅力表現できているが新鮮味は控えめ

 

Pリング 呪いの7日間3 ギミック・盤面構成☆4

 

Pリング 呪いの7日間3 筐体上部 貞子ギミック

 

Pリング 呪いの7日間3 筐体ギミック 貞ジョグ

 

Pリング 呪いの7日間3 液晶下 「貞」ギミック 

 

本機のギミックは巨大な「貞子」&「貞ジョグ」、そしてシリーズ伝統の「呪いの手」や「貞ロゴ」など筐体&盤面上に多彩なギミックを搭載。若干デザインの変化などはあるものの、全体的にはシリーズの前作にあたる「Pリング 呪いの7日間2」を継承しています。「貞ジョグ」は今作でもプレイヤー参加型の演出などで大活躍。好評だったからといって「貞ジョグ」を安売りせず、基本的に信頼度が高めの演出になっているのは評価できるポイントです!

 

 

Pリング 呪いの7日間3 手落下ギミック

 

「リング」シリーズの象徴でもある「呪いの手」は本機でももちろん健在。デフォルト状態では通常時~右打ち中まで激アツや大当たりを告げる超重要ギミックであることに加え、「手落下99%」や「入賞時手落下出現アップ」といった演出カスタマイズ機能も搭載。ギミック作動時の迫力はもちろんのことユーザーの好みに合わせて様々な楽しみ方ができるように工夫されています。

 

ただ、全体的に前作からの変化があまり見られないのは少々残念なポイント。「CRリング 呪いの7日間」→「Pリング 呪いの7日間2」での進化があまりにも凄かった分どうしても比べてしまいますね。ギミック数や各ギミックのクオリティは申し分無しですが、何かしら目新しい進化があれば尚良かったかなと思います!

 

 

Pリング 呪いの7日間3 盤面右下 アタッカー

 

続いて盤面構成。まずはアタッカーですが、本機に搭載されているアタッカーはこちらの1つのみ。ここ1~2年の間に登場したJFJ含む藤商事系列の台は個性的なアタッカー構成の台が多い印象でしたが本機はかなりシンプルな造りになっていました。アタッカー周辺には溢しポイントが存在せず、ラウンド間のインターバルもかなり短めなので打ちっぱなしでも無駄玉はほとんど発生しませんでした。アタッカーはかなり優秀!

 

 

Pリング 呪いの7日間3 盤面右上 スルーと電チュー

 

続いて右打ち中の消化に関わるところ。黒色のゲートがスルー、その下にある黄色いプラ板が電チューで、スルーを通過した玉はほぼ全て電チューに向かいます。ただ、スルーの上には溢しポイント(写真で玉が通過しているところ)が存在しており、右打ち中に影響があることは注意したいポイント。全体的には優秀な部類だと思いますが昨今の機種に比べると消化スピードが若干控えめなので、この溢しポイントだけはしっかりとチェックすることをオススメします!

 

シリーズの伝統である「呪いの手」や前作で好評だった「貞ジョグ」など多彩なギミックを搭載。いずれも演出面における重要性も高く、今作でもユーザーをワクワクさせてくれるクオリティの高いギミックに仕上っていました。ただ、やはり前作からあまり代わり映えがないというのは残念なポイント。本機単体として見れば十分な魅力がありますが、もう少し新鮮味が感じられると良かったですね。☆は4つで!

 

 

気になったポイントはあったが高い満足感を味わえる良スペック!

 

Pリング 呪いの7日間3 スペック・ゲーム性☆5

 

Pリング 呪いの7日間3 通常時2・3・7図柄

 

本機は初当たり確率約1/319.6の一種二種混合機。前作「Pリング 呪いの7日間2(ミドル)」は遊タイムを搭載しておりましたが、本機は遊タイム非搭載機となっております。ここは好みが分かれるポイントですがまぁ妥当な判断かなと。特にミドルでは遊タイムやラッシュの取りこぼしが非常に痛い為、もっと打ちたくても早めにヤメておくべき状況も生まれてきてしまいますからね。時間を気にせず攻めることができるようになったのは嬉しい方も多いのではないでしょうか。

 

 

特図1

 

Pリング 呪いの7日間3 特図1円グラフ

 

ラウンド 電サポ 振り分け
10R 呪いの始まり突入 約80%
10R 呪いの始まり非突入 約20%

 

初当たり時の内訳はこちら。オール10R(約1500発)かつ「呪いの始まり」突入率は約80%ということでこれはかなりヤレル感がありますね。ただ、1つ気になることがありまして…これまでに登場した「呪いの7日間」シリーズではおそらくスペック違いなどを含めても初当たりに通常大当たりが無かったハズなんですよね。といってもそれらは少出玉の振り分けメイン&電サポ非突入の潜伏確変もあったりしたので、ハッキリ言ってトータルで見れば本機の方が優秀な初当たり内訳だと思います!

 

しかし僕自身「呪いの7日間」シリーズ、特に初代はけっこう打ち込んでいたのですが、潜伏確変時のドキドキやイライラも含めて楽しめていたんですよね。間違いなく本機の方が優秀だと感じているのに、あの潜伏状態を今回は味わえないのか…というジレンマ。歴代「呪いの7日間」シリーズファンだった方の中には共感していただける方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

Pリング 呪いの7日間3 呪いの始まり

 

Pリング 呪いの7日間3 右打ち中 2図柄揃い

 

お次はラッシュについて。シリーズの伝統を踏まえたラッシュとなっていますが、電サポ回数に2段階の状態、いわゆる上位ラッシュを搭載したトレンド感のあるゲーム性になっています。正直なところ第一印象としては、通常時の大当たり内訳と同じく歴代シリーズと若干異なる仕様(2段階ラッシュ)であることにネガティブな印象もありましたが、本機では初回のラッシュ(電サポ56回+残保留)で大当たりを引くことさえできれば、次からは継続率約83%(※)の上位ラッシュ(電サポ83回+残保留)に突入&以後継続…とハードルはかなり低め。しかもよく考えたら歴代シリーズのSTはそもそも継続率重視の設計ではなかった(70%代)ことを考えれるとトータルでの継続率はさほど変わらない、もしくは本機の方が上回っているかもしれないのでかなりアリだなと思えました!

 

※…呪いの始まりは継続率約70%。(継続率約70%は時短56回中の大当りまたはc時短の当せん期待度約68%と残保留での大当り当せん期待度約6%の合算値)。V入賞が条件。時短83回中の大当りまたはc時短の当せん期待度約81%と残保留での大当り当せん期待度約6%の合算。時短継続率+残保留を含む。

 

 

Pリング 呪いの7日間3 運命の巻き戻し予告 あと19回

 

Pリング 呪いの7日間3 運命の巻き戻し予告 あと83回

 

ラッシュ中は初代「呪いの7日間」を踏襲した「運命の巻き戻し予告」や本機から新搭載となる「HOLD予告」なども搭載。本機では出玉ナシ確変大当たりは存在しないのでおそらくc時短によって再現していると思われますが、これがあるかないかでは歴代シリーズファンの方の満足感も大きく変わりますよね。右打ち中の大当たりはオール10R(約1500発)という過去作(突確や少出玉ラウンド)にはない魅力もありますし、全体的な満足感はかなり高いラッシュに仕上がっていると感じました!

 

「呪いの7日間」シリーズの伝統的なゲーム性は踏襲しつつも、初当たり時の内訳や2段階ラッシュ搭載など様々な点で進化が見られた本機。過去作と比較して不安に感じる要素もありましたが「それによってここを強化できているのか」というのがわかりやすく、トータルバランスはかなり優れたスペックだと思います!

ただ1点だけ、好みの問題ではありますがやはり「呪いの7日間」シリーズは初当たり=STであって欲しかったなと。その分初当たりもオール10R(約1500発)になっているのも非常に魅力的ですが、もう少し初当たりの出玉を削ってでもST突入率100%にしてくれたら僕としては言う事ナシでしたね。最後に個人的な願望を綴りましたが、それでも十分魅力なスペック&ゲーム性でした!☆は5つ!

 

 

新たな演出カスタマイズがめちゃくちゃ面白い!

 

Pリング 呪いの7日間3 通常時☆5

 

Pリング 呪いの7日間3 通常時疑似2 赤文字「きっとくる!!」吹き出し 金文字「呪いのビデオは本当だった!?」

 

Pリング 呪いの7日間3 通常時 リーチ 左手ギミック落下

 

Pリング 呪いの7日間3 5図柄テンパイ 貞子終焉 最恐の刻

 

まずは全体的な演出構成についてですが、初代はそれなりに打ち込んだものの2代目は数回ほどしか触れていない甘ちゃんなので、過去作との比較に関しては多少誤っている点もあるかもしれないことをご了承ください。基本的な予告&リーチ演出や全体的な演出フローに関してはこれまでのシリーズを踏襲しており、金やデンジャー柄系演出→手落ち→「貞子」系リーチ演出が大当たりの王道ルート。「貞ジョグ」系演出なんかも引き続き搭載されているので、全体的には「Pリング 呪いの7日間2」に近い演出構成になっている印象でした。

 

 

Pリング 呪いの7日間3 通常時 フリーズ予告

 

Pリング 呪いの7日間3 通常時 赤保留 貞子ステージ選択演出 伊豆or井戸

 

といってもこれまでと全く同じというわけではなく、「フリーズ予告」というめちゃくちゃカッコイイ演出(過去作にはなかったよね…?)を発見。静寂に包まれる中「貞子」が登場…と「リング」らしい恐怖感とアツさ(信頼度的に)を感じれる演出になっているので、これは是非ホールで味わって欲しいですね!

 

 

Pリング 呪いの7日間3 2図柄テンパイ 伊豆ステージ

 

Pリング 呪いの7日間3 2図柄テンパイ 貞子覚醒

 

リーチ演出に関しても「貞子覚醒」や「貞子終焉」といった伝統の最上位リーチはそのままに、弱~中信頼度のリーチ演出が色々と変わっている印象。ここから直接当たることもあればさらなる激アツリーチに発展することもあったり…という演出フローはかなり僕好みでした。「呪いの7日間」らしさはそのままにほどよい新要素が追加されており、正当進化と感じる造りになっていましたね!

 

 

Pリング 呪いの7日間3 演出カスタマイズ画面

 

Pリング 呪いの7日間3 通常時 13回転 呪いの電話 予兆予告

 

演出の項目で個人的に1番評価したいのはカスタマイズ機能で、特にこの「静寂」がイチオシ!こちらはシリーズお馴染みの「呪いの電話音予告」発生時の信頼度が大幅アップするというモノ。「呪いの電話音予告」は作品の雰囲気を醸し出しつつ通常時における重要性も高いというシリーズを象徴する名演出だと思っていますが、出現頻度が高すぎると感じていたのでこのカスタマイズはめちゃくちゃ嬉しいですね。それ以外にも「先読み演出期待度アップ」や一発告知的な楽しみ方ができる「入賞時手落下出現アップ」などを搭載しており、演出カスタマイズ機能は大満足の内容となっておりました!

 

通常時の演出に関してはこれまでの「呪いの7日間」をベースに新演出がほどよく搭載されており、個人的にはシリーズ最新作として十分な進化を遂げていると感じました。初代の映像やチャンスアップを再現した「初代貞子覚醒」「初代貞子終焉」なんかもあったりで、歴代シリーズファンの方ならかなりご満足いただけるかと思います!また、演出カスタマイズ機能もシリーズ最強クラスに充実しており、特に「静寂」&「入賞時手落下出現アップ」は多くのユーザーが積極的に設定されるであろう魅力を持っていると感じましたね。☆は5つで!

 

 

「リング」の魅力とスピード感を両立!

 

Pリング 呪いの7日間3 ラッシュ中☆5

 

Pリング 呪いの7日間3 超貞子BONUS 2回目

 

お次はラッシュについて。スペック面や継続システムなどについてはすでにご紹介しているので、ここでは演出面を中心にレビューしたいと思います。まずはおさらいをすると、本機は規定回転数内に1/49.7の大当たりを目指すシリーズ伝統のゲーム性。初回のみ電サポ56回+残保留での抽選、2連目以降は電サポ83回+残保留での抽選(当選期待度約83%)という昨今のトレンドを取り入れた2段階構成になっている点はこれまでのシリーズと異なりますが、1回でも大当たりに当選すれば上位ラッシュ突入であることや大当たりはオール10R(約1500発)であることなど、トータルでの出玉設計は非常に好感の持てる進化を遂げておりました。

 

 

Pリング 呪いの7日間3 RUSH中モード選択画面 脱出

 

Pリング 呪いの7日間3 2図柄テンパイ 脱出モード中 ターゲットを逃すな! ☆3

 

Pリング 呪いの7日間3 脱出モード中 デンジャー柄枠 画面左上に「デジャブ×2」

 

演出面は継続回数に応じて変化する構成。まずは初回「呪いの始まり」突入時ですが、こちらは伝統の「みちづれ」&「脱出」、そして新たに搭載された「貞ジョグ」を活用した演出をたっぷり楽しめる「肝試し」の3種類から選択可能、というお馴染みの構成になっております。出玉スピードが重要視される時代なのでもしかしたら本機も…と不安に思っていましたが、ここの区間(詳細は後述)は予告&リーチ演出のドキドキ感をじっくりと味わえる演出構成&スピード感になっているので、歴代シリーズファンの方はひとまずご安心いただけるかと(笑)

 

 

Pリング 呪いの7日間3 肝試しモード中 3・4・2図柄

 

Pリング 呪いの7日間3 みちづれモード中 両手ギミック落下

 

演出モードによって予告やリーチ演出の内容は異なりますが、共通の大当たりパターンとして変動中や図柄テンパイ直後、そしてリーチ演出発展直後などに突如「呪いの手」が落下→即当たりというパターンを確認。この衝撃はいかにも「リング」らしくて良いっすねぇ。ただ、ちょっとこの大当たりパターンの出現頻度が高すぎる印象(全体の3割くらい?)も受けました。今回の試打ではたまたま演出パターンが偏ってしまっただけの可能性もありますが、個人的にはもう少しリーチ演出を最後まで楽しめるバランスの方が嬉しかったですね。

 

 

Pリング 呪いの7日間3 接近モード 残り82回 4・5・7図柄

 

2日目以降は電サポ回数が83回となりますが、前半20回転が「貞子接近モード」&後半63回転は初回と同じく「みちづれ」「脱出」「肝試し」の3種類から選択可能という演出構成。「貞子接近モード」に関しては前兆演出メインで「手」が落下すれば大当たりという過去作でもお馴染みの演出モードですね。いつ衝撃の告知が発生するかわからないドキドキ感、後半では昨今では中々味わえない演出のドキドキ感を楽しむことができるのはやはり非常にバランスがいいなと感じました。

 

 

Pリング 呪いの7日間3 呪い覚醒

 

Pリング 呪いの7日間3 呪い覚醒中 残り55回 6・8・3図柄 液晶左下ミニ貞子「ドキドキ…」

 

本機最大の注目ポイントはこの後。なんと5~6日目ではラッシュ83回転分が丸々「貞子接近モード」に、そして7日目以降は「貞子接近モード」よりもさらにスピード感のある「呪い覚醒」へ突入となっております。正直これに関しては本シリーズの大きな魅力である予告&リーチ演出のドキドキ感を味わえないのは如何なものか…とネガティブな印象がありました。しかしここまでに4日分はしっかりと演出も楽しめていますし、シリーズ最速の超光速変動を実現した「呪い覚醒」到達時には大量払い出し出玉も獲得できているので、すでに演出面・出玉面共に十分な満足感を得られていると思うんですよね。本機の「みちづれ」「脱出」「肝試し」の演出フローに関しては昨今の機種にしてはスピード感が控えめ過ぎる(もちろんそれによる魅力も詰まっているのですが)気もするので、序盤でしっかり演出と出玉を満足できた上で5日目以降はスピード感と爽快感に特化、という本機の演出構成は「よく出来ているな」と感じました!

 

シリーズ伝統のゲーム性を継承しつつも、スペック面、演出面ともに本機ならではの新要素も多く見られる本機。中でも注目すべきは「貞子接近モード」「呪い覚醒」でしょう。昨今の人気機種で多く取り入れられている○連目以降からスピードアップ!というゲーム性は本シリーズにはあまり適していないと思っていましたが、その手の他機種よりも少し継続回数を要する5日目&7日目以降に設定されているのがマジで絶妙。トレンドを意識しつつも歴代シリーズファンの方が本機に求めているモノもしっかり味わえる素晴らしいラッシュに仕上がっていると思いました!☆は5つ!

 

 

これまでと違う部分にもしっかりと納得できる良台

 

Pリング 呪いの7日間3 オススメ度☆5

 

藤商事が誇るホラー系パチンコの代表格「リング」の中でも特に高い人気を誇る「呪いの7日間」の最新作が遂に登場。本機からの新要素の中には「ここは変えなくても良かったのでは…」という第一印象を受けるところもありますが、それによって他の部分でしっかりとメリットがあることを実感できるのが好印象でした。特に右打ち中の演出構成はただトレンドを取り入れるだけではなく、歴代シリーズのファンも満足できるよう考え込まれているのは大いに評価したいですね。7日目以降は歴代シリーズ最速のゲーム性となっているので、お仕事帰りなどの遅い時間からでも安心して楽しめると思いますよ♪☆は5つで!

 

 

今回のレビュー結果

 

Pリング 呪いの7日間3 総合レビュー☆4.8

 

「Pリング 呪いの7日間3」の解析情報はこちら

 

 

パン君 アイコン10年以上前から変わらないゲーム性。コイツの魅力は唯一無二ですな。

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