ガリぞうによる最新版「6号機ジャグラーとの接し方」！各機種の特性や狙う場面などを解説【収支日記#169：2023年5月23日(火)～5月29日(月)】 (1/3)

 

今週の収支日記は、5月23日～29日の1週間です。

 

 

5月23日：収録や来店等を狙う方へのアドバイス

 

他の方の固有名詞を出すと迷惑をかけてしまう可能性もあるのでここでは自身のみを例に出します。

 

「ガリぞう収録来店だから本命はジャグラーだな」

 

あまりにもドストレートすぎる発想ですが、そう考える方は多いと思います。しかし、全くそうじゃない事も多々あります。これは「店側が寄せなかっただけ」という単純な話じゃなく、もっと本質的な部分にあり、容易に見極める方法もあります。今回は実戦記に入る前に、その見極め方についてお話していきます。

 

収録も来店も取材にしても、全てはホール側が独自に煽れないイベント規制の中、集客策の一環として行われる事がほとんどです。どんな収録や来店であろうとも、告知しなければ集客策としての意味は相当薄まります。逆に言えば、何かしらで告知のある収録や来店は、広告料として出資しているホール側の集客策である、とも言えます。出資している以上は設定状況にホール側の意思が絡むのは当然であり、演者寄せ傾向にしようとする事も多いです。

 

つまり、いくら調べても事前告知がないのに収録や来店を見かけた場合、その案件はメディア側の都合で撮らせてもらっているだけで、案件=設定状況に反映されていない事がほとんどです。私のYouTube個人アカウントで月イチ配信している「勝ちスロコミットＪ」が良い例です。企画の特性上、ホール自体がその日に収録希望で来る事を知らないので事前告知なんてできませんし、当然ながらガリぞうシフトの設定状況にもなり得ません。故に、最たる見極め方法の1つとして、「その収録・来店は告知があるのか無いのか」が挙げられます。

 

もっと言うなら、その収録番組が集客策用なのか媒体都合なのかが分かれば、さらにハッキリと区別できるようになります。具体的な例をいくつか挙げてみます。新台最速系の動画収録は、勝つ事や高設定を打つ事よりも「新台実戦を撮る事」が最優先されるので、わざわざライバルを増やす為に告知なんてしませんし、設定状況にも反映されにくいでしょう。また、衛星放送の番組や出版社のDVD収録の多くはホール出資が発生せず、企画上の機種を確保したい制作側の都合もあるので来店告知を控える場合も多く、そうなると寄せられ状況も生まれにくいです。そんな見極め策を踏まえた上で実戦記に入ります。

 

今日は兵庫県で来店実戦です。こちらのお店は「プロスロ13」や「プロスロJ」で何度も収録させてもらっています。兵庫県は数少ない店告知可な地域なので、お店の入り口にはでかでかと私の来店告知ポスターが貼られています。状況を端的に表現するなら、何れの日も圧倒的ジャグラー寄せでした。単純に全ジャグラーが全56なんじゃないかと思える日もあれば、機種寄せ・場所寄せで全6っぽい日もあったり。とにかく「ジャグラーの中に当たりがたくさんあり、その正解の形を紐解くゲーム」のような状況になっていました。

 

勿論、他機種で高設定確定が出たりもするのですが、このお店の傾向を踏まえた上で私の収録や来店時に堅く勝ちたいなら間違いなくジャグラーからでしょう。ジャグラーの設置台数は約70台なので、まずは抽選突破が必須です。並び人数が229人なので、倍率は3倍強。そんな中、私の番号は……215番。これが地元稼働なら確実に店移動か、他にあてが無ければ空き待ちでしょうし、収録だった場合でも朝イチからジャグラーの空き待ちか設定1でも甘い系に走ると思います。しかし、今日は来店案件なので、集客策の要として店に残り、何かしらを打たねばなりません。

 

 

※ADはアメリカンドリームの意。

 

何故かスマスロ鏡を打ってしまいました。打ち始めた理由はあまり覚えていません。この時の私は対した読み筋もなく適当に台を選んで打ってしまう精神状態なのだと気付くまでに3時間ほどかかったのかもしれません。我に返って店内を見回り、バーサスリヴァイズの3台中2台が調子良さそうで、唯一空いていた1台に移動してみましたが……。

 

 

 

 

あまり中身は良くなく、ちょうど指定時間の16時になったので撤退でした。今回のジャグラーコーナーはハッピージャグラーV3が大当たりだったようです。

 

 

 

6人全員がフル攻略だったとしても全6以上の数値になるので、相応の設定状況だったのでしょう。また、アイムも半数がREG確率1/200台以上だったので、数値だけを信じるなら半56程度だったのでしょうか。何れにしても開店前から分かっていた「ジャグラーの中に当たりがたくさんあり、その正解の形を紐解くゲーム」は今回も変わらなかったようです。

 

勝ち方は分かっているのに、現実逃避が優先されてしまい自分を律せないようです。これは自分でしか解決できない事だとも分かっているので、しばし己と戦うしかありません。私の話は別として、この実戦記で皆様に伝えたい事は、「脳死で演者寄せを狙うと危ないので、まずはその案件がホール宣伝ツールか否かを調べてから判断しよう」でした。