【演出スキップ】その昔、パチンコでも演出をスキップできる機種があったって本当?
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「演出スキップ」について。これは昔から打ってる人にとっては割と当たり前の話なんですが、最近打ち始めた人の中には知らん人もいるかも? 開設していきましょう。どうぞ!
演出をスキップするぜ!
パチスロにおいては演出はスキップできて当たり前というか、アルゼが2000年2月に出した「デュエルドラゴン」では既にスキップ機能が搭載されていたとの事。そういえばその1ヵ月前にリリースされた「液晶初搭載機種」である「ゲゲゲの鬼太郎」は、演出を最後まで見ないとダメだった気がしますが、なんにせよほぼ最初発に近いデュエルドラゴンで既に「演出はスキップできた」というのは重要な事です。
というかパチスロの場合、液晶演出が繰り広げられてる時点で既にリーチ目が停止してる事があったり、また逆にボーナスの可能性がゼロのノーチャンス目が止まってるのに画面上では熱い戦いが繰り広げられてたりするんで、カット出来ねぇとシンドい時が絶対あるはず。従って現在ではほぼ総ての機種が通常時の液晶演出はカット可になっており、一部の演出のみフリーズが活用されて最後まで観る、というのが前提になっています。
一方でパチンコに関しては「演出はカットできない」というのが今の前提。もちろんハネモノのような機種はそもそも演出自体が無いんですが、少なくともデジパチにおいては「どんな薄いチャンスでも長いリーチを最後まで見る」というのがデフォになっています。なぜかというとパチンコの場合、時間あたりの回転数がダイレクトに機械性能に影響してきます。リーチが無茶苦茶長い機種とそうじゃない機種の場合は時間あたりの平均回転数が違って当たり前なのです。
たとえば同じスペックのマシンがあったとして、片や頻繁にリーチが掛かり、その1/3くらいで2分以上のSPリーチを見せられる機種があるとします。んでもう一方が通常時にほぼロングリーチに発展しないかわりに、発展時の信頼度が概ね8割くらいある場合。これはもうどっちのほうが時間効率が良いかは誰でもわかりますな。リーチの面白さや見せ方の上手さなんかを一切考慮せずに考えた場合、たとえ同じスペックだったとしても時間あたりの回転数は多ければ多いほど「同じ時間で多くの初当たりを狙えます」。
その方向で突き詰めるなら「当たり以外は即止まり」の機種が最強という事になるんですが、実は過去にパチンコで「演出を任意にスキップできる」という機能を搭載した機種がありました。
有名なのはなんと言っても平和の「ブラボーファイブ」です。これは盤面の左にタッチセンサーがついており、遊技中はこれに触れることで、目の前で繰り広げられている演出をスキップして結果を表示し、即座に次の保留へと移行する事ができました。そのため釘のクセ次第では爆速での遊技が可能であり、他機種と一線を画した性能を実現していました。なんでもプロの人が好んで打っていたとか。そういう話も残っています。単純に面白い機種だったというのも当然あるんですけどね。
そしてすぐダメになった。
「ブラボーファイブ」以降、主に平和の機種において複数の機種に採用され人気を博していきましたが、翌年となる2004年の風営法施行規則改定により超速で禁止になってしまいました。理由は「射幸心を煽る」とか「回転率に影響を与える」とか「出玉に影響を及ぼす」とか色々あるんですが正式な文言は見つからず。それでも見つかった文言は大体似てるんで、要するに「射幸性が高くなるから」ダメになったんだろうと思われ。
ちなみに同時に禁止になったのは「ハンドル部へのバイブレーター搭載」「連続予告(擬似連は可)」の2つ。前者はギミックが振動する事で実質無効化され、連続予告は普通に解禁されてますが、これは出玉に影響がない部分なんでそうなったんでしょう。スキップ機能は性能に影響を与える側面があり他のものとは重要度が違うということで、未だに解禁はされていません。そして多分、今後も許されることはないと思います。藤商事の「Pどないやねん」ってのもあるんですけども、それは置いといて。
スキップしなくていいけど、早送りは欲しい
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