【1000ちゃん】祝10周年！遊技機メーカーオリジナルキャラとして異色の経歴を持つ彼女について解説！

2023/08/21 12:000

チワッスあしのです。

いつもありがとうございます！　パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「1000ちゃん」について。ご存知オーイズミのキャラですな。既に知ってる人が多いキャラだと思うのですが、知らん人のためにちょっとまとめてみましょう。どうぞ！

10周年らしいぞ！

メーカー公式の
「宣伝担当」として
活動を開始した

1000ちゃんというのは株式会社オーイズミのキャラです。パチンコ・パチスロのオリジナルキャラといえば「マリンちゃん」「夢夢ちゃん」「ドンちゃん」「チーパオ」など沢山いますが、筆者が知る限りはおおむね「機種ありき」のキャラです。最初に機種のなかで生み出され、それが人気になって外へ。どっこい1000ちゃんはそうではなく、メーカー公式の「宣伝担当」として活動を開始し、のちに逆輸入される形でパチスロ化されたという異色の経歴を持っています。従って「パチスロ1000ちゃん」の発売は2020年であるにも関わらず、芸歴（？）は今年で10年目。なにげに歴史のあるキャラなんですな。

んでもって彼女の肩書である「広報担当」ですがこれが具体的に何をする立ち位置かというと、主にSNS上でのファン交流、および新機種情報・イベント情報などの紹介など。さらにそれから派生して楽曲発表やWEBアニメ出演などもこなしておると。そんな感じです。

そして彼女を語る際に必ず出てくるのが、お昼の12時になるとポストされるSNS上の「おっ昼だぁ～☆☆☆」なる書き込み。これは1000ちゃんのキャラ上大変重要な「合言葉」なのですが、これを聞いて「へぇ」と思う人と「ああ！」と思う人はキレイに分かれるんじゃないでしょうか。筆者なんかは最初気づかなかったんですけど説明読んで膝を打ちました。そう、これ明らかにオーイズミさんの4号機時代の伝説的機種である「大繁盛本舗」の演出から取ってます。

かの機種はレバオンごとにほぼ確実に何らかの演出が発生するという凄い特徴を持っていました。しかもそれがそのゲームで成立してるフラグではなく、滞在モードを示唆する演出であるという時代を先取りしまくったオーパーツみたいな事をやってたもので、当時打ってたほとんどの人が内容を理解できず「対決に勝ってもハズレ」とか「確定ランプ以外は信用できない」とか、あるいはナチュラルに「サブ液晶が全台バグってる」説まで飛び出していました。

「おひるだー」というのはその中に出てくる演出のひとつ。かなり高頻度で出てくるんですが、これが上記の意味不明さに加え絵面のシュールさとワードアートで作ったような飛び出し文字が絶妙に面白くのちにネットミーム化。一時期の2ちゃんねる上ではパチンコ・パチスロ系以外のスレッドでもたまに見かけるようになってました。良く知らない人も、それをオーイズミさん自身がネタにしてる、と考えると1000ちゃんというキャラの面白さがちょっと伝わるかと思います。

なお先日は1000ちゃん誕生10周年を記念し、厚木の街にて「1000祭り2023 in 厚木」なるイベントが開催されました。当日は多数のファンが現地を訪れ、1000ちゃんの誕生を祝いつつ、新曲発表に狂喜しておりました。ハッピーバースデー！　1000ちゃん！

SANYOさんも凄い。

機種以外から
逆輸入のパターンは
他にもある

パチンコ以外のキャラをパチンコへ……という動きでいうと、SANYOさんも忘れちゃいけません。例えば「アイマリン」がそう。これは海物語の「マリンちゃん」から派生したキャラではあるのですが、機種ありきではなく音楽やMV、あとは独自のストーリー展開などを用いて発展。2017年には「スーパー海物語IN沖縄4withアイマリン」としてついにパチンコ界に凱旋を果たしてます。

またVTuberユニットの「ナギナミ」も同社のキャラ。こちらも明確に外の世界で活躍する事を軸にデビューしたユニットでしたが、残念ながら2022年でVTuberとしての活動を休止。今後はSANYOさんのPRキャラとして露出していく、との事でした。未だ人気があるユニットですし、もしかしてそのうちパチンコになったりして？

さらに今年4月にはSANYOさんによる新企画「いちにのさんよん！」が始動。新キャラとしてSANYO社員（もちろん架空）の、「船月みなと」「帆高わたる」が発表されました。現在SANYOチャンネルさんにて新番組を公開中とのことで、人気次第だとは思うのですが、これもパチ化の可能性はゼロじゃないっすな。マリンちゃんとの共演とか胸熱です。

業界豆知識あしの画像1 「外からホールにお客さんを連れてくる」コンテンツは大事

INFOMATION

本記事の内容は執筆者個人の見解であり、「ななプレス」の公式見解を示すものではありません。掲載された情報の内容の正確性について、「ななプレス」は一切保証いたしません。また、本記事に掲載された情報・資料を、「ななプレス」への許可なく利用、使用、ダウンロードするなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について、「ななプレス」は一切責任を負いません。