【Pギルティクラウン2】6年ぶりに登場するシリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー!

【Pギルティクラウン2】6年ぶりに登場するシリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー! eyecatch-image

こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。

 

今回はメーシーさんから登場する注目の新台「Pギルティクラウン2の試打レビューをお届け。スペックや演出、ラッシュはどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

 

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!

 

「Pギルティクラウン2」の解析情報はこちら

 

 

個性的なギミックが演出を盛り上げる!

 

Pギルティクラウン2 ギミック・盤面構成☆4

 

Pギルティクラウン2 通常時1・2・3図柄

 

約6年ぶりのシリーズ最新作となる本機。筐体が変わっているのはもちろんのことギミック面もしっかりと一新されております。

 

 

Pギルティクラウン2 スピーカーギミック可動 液晶暗転

 

Pギルティクラウン2 スピーカーギミック発光

 

液晶上部&下部にはドデカいスピーカー型のギミックを1つずつ搭載。上部のスピーカーは本機を象徴するギミックとなっております。激アツリーチ発展時などの一瞬ブラックアウト→発光という流れがめちゃくちゃカッコイイ!

 

 

Pギルティクラウン2 ヘソ裏 スピーカーギミック 黄色発光 剣保留

 

液晶下部の方は主に保留変化演出などと連動して発光色が変化。ただ、どうやらこちらは色変化以外のギミックアクションは存在しない模様。

 

 

Pギルティクラウン2 8図柄テンパイ いのりセリフ「この歌が聴こえてる」

 

もう1つのギミックはガラスのような…もしくは作中に登場する結晶をモチーフをしている?と思われるこちら。このギミックも予告演出~リーチ演出まで様々な場面で作動するのですが、最も輝くのは本機の主要リーチ演出である「いのりSPリーチ」中。このリーチ演出は「いのり」の歌唱シーン&作中の人気楽曲が流れながら進行する構成となっているのですが、このギミックの波を打つようなアクションでプレイヤーの気持ちを盛り上げてくれます。デザイン自体はけっこうシンプルですが、使い方が上手い!と感じましたね。

 

 

Pギルティクラウン2 盤面右側 アタッカー

 

お次は盤面構成について。まずは大当たりの消化に関するところですが、本機の大当たりは通常時とラッシュ中で異なる2種類のアタッカーで消化となります。アタッカー到達までのルートには溢しポイント無し、そしてラウンド間のインターバルは非常に短い為基本的に打ちっぱなしでOK!こちらは非常に優秀ですな。

 

 

Pギルティクラウン2 盤面右側スルー

 

お次はラッシュの消化に関するところ。本機のラッシュは普図抽選タイプとなっているのですが、スルー(普図作動口)は盤面右上部分に搭載。右打ちを行った玉は必ずここを通過するので、打ち出しを止めない限りはほぼ常に保留満タンの状態で消化可能となっております。

 

 

Pギルティクラウン2 盤面右側 入賞口

 

となると、次に気になるのは玉減りが起きないかというところですね。アタッカーの少し下に溢しポイントが存在しているのですが、溢しルートに向かった先にも賞球1個の入賞口が存在。今回の試打ではここの入賞率は5割以上あったのでラッシュ中にガンガン玉が減るようなことはありませんでした。とはいえロングSTタイプである以上玉減りが発生してしまう可能性もゼロではないので、溢しポイント&入賞口付近の2箇所はしっかりとチェックするようにしたいですね!

 

ギミックは前作から一新されているので新鮮味がありますし、「いのりSPリーチ」を盛り上げる個性的なギミックアクションも印象に残りました。☆は4つ!

 

 

「SPL」の出玉性能をもう少しラッシュ継続率に振ってくれれば…!

 

Pギルティクラウン2 スペック・ゲーム性☆4

 

Pギルティクラウン2 通常時1・2・3図柄

 

特図1

 

Pギルティクラウン2 特図1円グラフ

 

ラウンド 電サポ 振り分け
SPL
大当たり
SUPER PREMIUM LIVE
(SPL)突入
50%
7R 通常へ 50%

 

本機は初当たり確率約1/239.1の一種二種混合機。「Pハイスクール・フリート オールスター」「Pやじきた道中記」など最近のメーシーさんはかなりライトミドルスペックに注力している印象です。良い方の50%を引けた際は「SUPER PREMIUM LIVE(詳細は後述)」+「GC RUSH」突入、ダメな方の50%は7R大当たり(1050個)のみで終了…とかなりDEADorALIVEな振り分けになっております。

 

個人的には通常大当たり時にラッシュ突入のチャンスが一切存在しないタイプはあまり好みではないので、「Pやじきた道中記」のように(ゲーム性は全く異なりますが)10回転や20回転程度でも良いので引き戻しのチャンスがあると嬉しかったですね。

 

 

Pギルティクラウン2 SPL(スーパープレミアムライブ)突入

 

初当たりで良い方の50%を射止めることができた場合はまず「SUPER PREMIUM LIVE(SPL)」へと突入。こちらは普図抽選タイプであることを活かしたボーナスの即連区間となっており、突入時点で大当たり×5回(+α)の当選が確定…という本機最大の見せ場。一応他メーカーで似たようなゲーム性を採用している台もあるにはあるのですがまだまだその数は極わずか…ということで、ここはかなり本機の強みとなるポイントです!

 

 

Pギルティクラウン2 いのりチャージ V表示

 

Pギルティクラウン2 大当たり消化中 液晶左角 Vストック5個

 

大当たり5回で必ず「SPL」が終了してしまうワケではないのも大きな注目ポイント。「SPL」突入時に保証されている大当たり5回分はそれぞれ「7R大当たり」「2R大当たり」「SPL」に当選する可能性があり、「SPL」当選時は再度そこから大当たり×5回の当選が濃厚となります。似たようなゲーム性はあれど、自分が知る限りここまで連チャン性能を実現している台はおそらく本機のみ。その唯一無二の魅力をライトミドルスペックで楽しめる、というのはかなり嬉しいですな。

 

 

Pギルティクラウン2 GCラッシュ突入

 

「SPL」が終了した際は必ず「GC RUSH」に突入。こちらは100回転の間に大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性となっております。演出面の詳細は後述しますが最近のトレンドであるスピード第一のゲーム性ではないので、ここは「ギルティクラウン」ファンの方にとっては嬉しいポイントかなと思います。

 

 

Pギルティクラウン2 CGラッシュ中 6図柄揃い

 

ただ、「GC RUSH」中の大当たり確率は約1/83.5となっており、100回転内での当選期待度は約70%と低め。連チャン期待度が「SPL」を含む実質継続率で表記されていない点はめちゃくちゃ好感が持てるのですが…それを踏まえてもちょっと厳しい印象を受けてしまいますね。「SPL」自体の性能が強力なことに加え、「GC RUSH」中の大当たり当選時も約11.7%で「SPL」突入に期待できるのでトータルでの出玉性能は非常に強力であることは間違いありません。

 

ただ、全体のバランスで考えると「SPL」の比重があまりにも高すぎる気がするので、各種大当たりの獲得出玉を若干減らしたり…もしくは最大ラウンドの比率を下げたりしてでももう少し「GC RUSH」での大当たり当選期待度をアップ(75%くらいあれば…!)してくれると嬉しかったですね。

 

個性的なゲーム性の「SPL」搭載、そしてその魅力を体験しやすいライトミドルスペックでの登場という点はGOOD。ただ、好みの問題ではあるものの全体の出玉バランスに気になるところがあったので…☆は4つ!

 

 

2Dアニメーション映像主体の演出構成!

 

Pギルティクラウン2 通常時☆5

 

Pギルティクラウン2 通常時 ピンク色保留 疑似3

 

Pギルティクラウン2 金いのり背景 画面が割れる演出

 

まずは全体的な演出構成について。本機は実に約6年ぶりのシリーズ最新作ということで、演出面がどのように進化しているのか、それとも前作を継承している形なのか…というのは前作のファンだった方からすれば注目しているポイントでしょう。筆者は前作の実戦経験が皆無(1回くらい触ったことがあったかも…?)なので動画をチェックして前作と比較してみたところ、前作から継承されている演出はあれど新演出のボリュームがかなりあり新台ならではの新鮮味を感じられる造りになっている印象を受けました。

 

 

Pギルティクラウン2 通常時 真王戴冠演出中 キャラ金セリフ「これが僕の王の力だ!」

 

演出の種類や信頼度は「なな徹」をチェックしていただくとして、個人的に特に印象的だった変更点を2つご紹介します。まず1つ目は、前作では激アツの予告演出である「いのりゾーン」や「真の王集ゾーン」そして最強リーチの「エウテルペ」などを始めとして3D映像を用いた演出がいくつも搭載されていましたが、今作では通常時の演出はほぼ2Dアニメーションで構成されていることです。これは個人的な好みの問題かもしれませんが、アニメ作品とのタイアップ機でオリジナルの3D映像が多様されているとどうしても違和感があったり、「もっとアニメの映像を見せて欲しいなぁ…」と感じてしまうんですよね。

 

それを感じさせないほどの圧倒的なクオリティであればアリだとは思いますが…失礼ながら前作の3D映像はそこまでハイクオリティなものではなかったので(汗)。今作の2Dアニメーション主体の演出構成かつ、全体的に映像が前作よりかなり綺麗になっていた点はかなり嬉しい変化でした!

 

 

Pギルティクラウン2 通常時 赤保留 いのりコンバージェンス

 

もう1つはリーチ演出関連。これも前作から変わっている部分は多数あるのですが、最も注目したいのは前作での主要リーチだった「ストーリーリーチ」&「エウテルペ」がなくなり、「いのりSPリーチ」という新規リーチ演出が主要リーチに変化していること。

 

 

Pギルティクラウン2 8図柄テンパイ 黒背景 キャラセリフ「臆病な人?」

 

Pギルティクラウン2 通常時8図柄テンパイ いのりセリフ「真実はあなたの胸の中にある」

 

Pギルティクラウン2 金いのりカットイン「私を…使って…」

 

この「いのりSPリーチ」は「いのり」の歌唱シーン&作中の人気楽曲が流れながら進行…という前作の「エウテルペ」的な演出構成。最初は「ストーリーリーチとかもあった方が…」とも思ったのですが、「ギルティクラウン」はストーリーだけならず楽曲の人気も非常に高い作品ですからね。「いのりSP」への発展~リーチ進行中は十分な高揚感がありアツいリーチ演出だというのもしっかりユーザーに伝わりますし、「ストーリーリーチ」を無くしアツいリーチ演出をこの「いのりSPリーチ」に一本化したのは非常に面白い試みだなと感じました。

 

 

Pギルティクラウン2 通常時105回転 受信待機中

 

Pギルティクラウン2 通常時112回転 1・4・6図柄

 

最後は演出バランスについて。今回の試打では無駄なリーチ演出発展や激アツ演出が複合してのハズレなどはほとんどなく、わりとあっさり目の味付けという印象。数時間の試打で本機の全てを完璧に把握できたわけではありませんが、ひとまず個人的にはかなり好みの演出バランスだと感じました。1点だけ気になったのは変動スピードで、具体的に言うと保留4消化時かつリーチ非発生時の図柄停止までのテンポが若干遅く感じたんですよね。保留3消化時のスピードが保留4消化時とほとんど変わらなかったのでそこでバランスが取れてはいるのですが、個人的には保留4消化の方をしっかり早くしてくれたほうがより爽快感があって良かったなと思いました。

 

前作を打ったことがない僕としてはネガティブな印象を受ける要素がほとんどなく、演出構成・演出バランス共にかなり好みでしたので☆は5つ!

 

 

セリフ演出は気になるが全体的な演出構成&バランスは◎

 

Pギルティクラウン2 ラッシュ中☆4

 

Pギルティクラウン2 GCラッシュ中 残り98回 8・6・1図柄

 

お次は「GC RUSH」について。スペック(数値)面はすでにご紹介しているので、ここでは主に演出面についてレビューします。で、真っ先にお伝えしておきたいことがありまして…通常時の演出に関しては2Dアニメーション主体になっていますが、ラッシュ中に関しては前作同様3D演出が主体となっております。とはいえラッシュ中はそもそもほとんどの機種が3Dを用いたオリジナル映像がメインですからね。通常時に比べればここは気になる方もそんなにいないのかなと!

 

 

Pギルティクラウン2 9図柄テンパイ VS涯

 

Pギルティクラウン2 花音ヴォイド金文字

 

Pギルティクラウン2 9図柄揃い

 

最近の機種は出玉スピードに特化した即当たりメインのラッシュが主流となっていますが、本機の「GC RUSH」は予告演出やリーチ演出といった大当たりまでの過程をしっかり楽しめるタイプ。これは原作ファンの方はもちろん、前作「CRギルティクラウン」が好きだった方にとっても嬉しい仕様といえるでしょう。とはいえやたらめったら煽られるようなことはなく、リーチ演出に発展さえしてしまえばトータルで1/3~1/2ほどは大当たりに繋がってくれる印象。なおかつ稀に即当たりパターンも存在…といった感じで、このあたりはロングSTタイプとして最適なバランスに仕上がっている印象を受けました。

 

 

Pギルティクラウン2 GCラッシュ中 残り35回転 草間花音赤カットイン

 

注目したいのは予告演出に関するところで、本機は中途半端な煽りが少なくかなりメリハリのある演出バランスとなっている印象を受けました。具体的にいうと保留変化だったり赤や金系予告などの出現頻度がめちゃくちゃ低く、それらが出現した際にはほぼ大当たりに繋がります。今回の試打で多少偏った可能性があるにせよ、他機種と比較して熱い演出の信頼度はかなり高めに設定されているのは間違いないのかなと。

 

その分「これで発展してもなぁ…」みたいな展開からでもとりあえずリーチにさえ発展してしまえばそこからのチャンスアップ次第で大当たり当選に期待が持てるので、全体的な演出バランスはかなり好感が持てる仕上がりでした!

 

 

Pギルティクラウン2 GCラッシュ中 残り68回転 1・6・2図柄

 

1点だけどうしても気になってしまったのは液晶上部に出現するセリフ演出。こちらはほとんど白or青パターンしか発生しないことに加え信頼度はもちろんかなり低め。リーチすらかからない空気のような存在であればそこまで気にならなかったのですが、青セリフ出現時はけっこうな頻度でテンパイ煽り→テンパイせずハズレ…という展開が訪れました。本機は元々の連チャン期待度が約70%と低めなこともあり「こんなん出たってどうせ当たんねぇくせによぅ!」と感じてしまうので、もう少しこのセリフ演出が大当たりに絡む頻度…もしくはリーチ発展率だけでも良い方向に調整してくれていると嬉しかったですね。

 

通常時とは異なりラッシュ中は3D映像…ということは置いておいて(笑)。大当たりまでの過程をしっかりと楽しめる演出構成であること、メリハリのある予告演出のバランス、リーチ演出の発展頻度&信頼度などなど全体的にはかなり満足できる仕上がりでした。唯一惜しかったのがやっぱりセリフ予告で、他の予告演出での余計な賑やかしがあまりない分ちょっと悪目立ちしてしまってましたね。ほんとここだけもう少しなんとか調整してくれていれば…!☆は4つで!

 

 

「SPL」の興奮は1度味わうべき!

 

Pギルティクラウン2 オススメ度☆4

 

実に約6年ぶりとなる「ギルティクラウン」のぱちんこ最新作が遂に登場。スペック面から演出面まで変化している部分が非常に多いのでいわゆる正統後継機的なイメージとはちょっと異なるかもしれませんが、いずれも個人的にはかなり良い方向に進化しているなという印象を受けました。中でも最大の注目ポイントは無限の可能性を秘めた「SUPER PREMIUM LIVE(SPL)」。今回の試打では「SPL」のみで10000発OVERなんて体験をすることもでき、「ライトミドルでこれはやべぇ!」と興奮しましたね。

 

その分「GC RUSH」自体の継続率は抑えられているので辛い展開が続くこともあると思いますが、両方が上手いこと噛み合ったときはとんでもない出玉を吐き出してくれることでしょう。「ギルティクラウン」の新作を待ちわびていた方はもちろん、前作に触れたことのない方にも是非1度は本機の「SPL」&「GC RUSH」を体験してみて欲しいですね!☆は4つ!

 

 

今回のレビュー結果

 

Pギルティクラウン2 総合レビュー結果☆4.2

 

「Pギルティクラウン2」の解析情報はこちら

 

 

パン君 アイコン本機は普図抽選タイプ。「SPL」での電チュー入賞時はめちゃくちゃ気合が入ります!

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