ガリぞうが木村魚拓との共演を避けていた理由や印象が変わったエピソードを紹介!【収支日記#179:2023年8月1日(火)~8月7日(月)】 (2/2)

ガリぞうが木村魚拓との共演を避けていた理由や印象が変わったエピソードを紹介!【収支日記#179:2023年8月1日(火)~8月7日(月)】 eyecatch-image

8月5日:木村魚拓さん

 

今日は夜22~23時の1時間で、きむちゃんねるの生配信番組「魚拓の部屋」に生出演していました。

 

木村魚拓さんとの共演番組が始まってちょうど1年になります。正直に言うと、木村さんは自身の唯一の商品価値である「パチスロの勝ち方を伝える」をやらせてもらえないと思っていたので、できる限り共演を避けていました。普段から演者のままの破天荒な、私とは合わない方なんだろうと勝手に思ってしまっていたのかもしれません。しかし、今は自身の浅はかさを後悔しています。同い年でライター歴が私より4年ほど先輩の木村さんは、誰よりも紳士で真面目で気遣い上手な方でした。

 

とある日の「問題児木村」の収録時。オープニング収録後、ギャラリーの方々と写真を撮る時間があり、私はその場で対応していたのですが、木村さんと写真を撮りたがっている女性に対し、「あっちで撮りましょうか」と場所を変えていました。私の映り込みを避けたかったのだろうかとも考えましたが、よくよく考えて理由が分かりました。過度に光が入らないよう、オープニングの収録は大体が日陰で行います。そして、木村さんが誘導した先は日向。時は1月頭で、気温1桁の極寒な中、せめて温かくて日差しで盛れる日向に場所を移したのでしょう。そこまでの気配りができるようになるには、あと何年かかるか分かりません。

 

私が隔月で稼働月を設けている為、いつも「問題児木村」の収録は2連戦で行われます。その初日に「みぃ子が亡くなって以降、嫁も元気がなくて」という話をしました。その翌日、木村さんからこんな言葉が。

 

「俺、一晩考えたんすけど、ガリぞうさんが強引にでも新しい猫ちゃんを飼い始めるべきですよ。例え最初は怒られたとしても。」とても良い案なのですが、驚くべきはそこじゃありません。この業界で最も多忙な方が私なんかの為に一晩考えてくれる気遣いは他に類を見ません。しかも木村さんは、我が家のみぃ子が亡くなった少し後に実母を亡くされていて、私よりも深い悲しみに打ちひしがられているハズなのに、です。

 

木村さんは元々知っている事でも番組を成立させる為、知らないふりをして私に聞いてくる事があります。他で言うと嵐君にも良く見られる事なのですが、こういう姿を見ると私も真面目に挑まねばと思い知らされます。

 

私は「好きなことを仕事にすれば、自ら率先して努力できるしクオリティも高まる」と考えています。きっと大谷翔平は野球が大好きなんでしょうし、井上尚弥はボクシングが大好きなんでしょうし、藤井聡太は将棋が大好きなんだと思っています。木村さんは記名記事を書くライターとしてトップになり、YouTubeの演者としてもトップと呼べるところにいるでしょうから、きっとエンタメの発信が好きな人なんだろうと思っていました。だからあんなに上手な文章で記事を書けるのだと。そんな話を彼にしたところ、意外な答えが返ってきました。

 

「俺を突き動かすのは締切だけです。」あのクオリティで記事を書けている理由は、興味でも好き嫌いでもなく、締切……。正直、私には理解できませんでしたが、その文章力でトップを取った実績は揺るぎません。私には分かりませんが、仕事のクオリティを高める方法は「好きなことを仕事にする」以外にもあるのかもしれません。

 

こんなに色々と学べる方との共演を避けていたなんて、なんて私はもったいない事をしていたのだろうと思います。木村さんとのお仕事の度、自身の人間的能力の低さを痛感します。これからも色々と学ばせて頂きますし、せっかく仕事のお声をかけて頂いた恩を返す為にも今まで以上に真剣に挑んでいきたいです。

 

尚、木村さんと私の共演番組「問題児木村~教えてガリぞう先生」は、きむちゃんねるで毎週土曜更新です。よろしくお願いします。

 

 

ガリぞうの収支日記#179 右からガリぞう、木村魚拓

 

以上です。一応お伝えしておくと、これを書いている10月はペットロスからも多少回復し、それなりに稼働できているのでご安心ください。

 

 

ガリぞうの収支日記#179 8月7日時点 2023年8月収支+259枚 2023年年間収支+23635枚

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