【Pとある魔術の禁書目録2】待望の「禁書目録」シリーズ最新作!通常時のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
藤商事(JFJ)さんから登場する注目の新台「Pとある魔術の禁書目録2」の試打レビューをお届け! スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「通常時編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
本機単体で見れば優秀なスペックだが…
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | 一種二種混合機 |
大当たり確率(通常時) | 1/319.6 |
大当たり確率(高確率時) | 1/99.9 |
RUSH突入率 | 70% |
RUSH継続率 | 約77% |
賞球 | 1&4&5&15 |
カウント | 10カウント |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
約1500個 |
時短回数 | 144回転 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
まずは本機のスペックがこちら。初当たり確率は1/319.6のミドルスペック機、ロングSTタイプと基本的なゲーム性は前作を踏襲しておりますが、今作では3000ボーナス(禁書目録(インデックス)3000BONUS)やSTリセット(c時短)といった新要素が加わっているのが大きな特徴です。
通常時(特図1)
払い出し出玉 | 電サポ | 振り分け |
約3000個(※1) | ST144回転 | 15% |
約1500個 | ST144回転 | 55% |
約1500個 | 時短なし | 30% |
※1…約1500個×2回
※V入賞が条件。
ゲームフロー
今回は「通常時編」ということで、評価材料となるのは初当たり時のラウンド内訳やラッシュ突入率、時短の有無などをふまえたトータルでの満足感。そして本機のラウンド内訳&初当たり後のゲームフローがこちらとなります。
前作を打ったことのある方なら基本仕様を見ただけで初当たり関係は前作とはまるで別物へと変化していることにお気づきかと思いますが、変更点を詳しくご紹介しましょう。まず1番大きな変更点が、前作では100%だったラッシュ突入率が今作では70%になっていることです。
僕は前作は2019年~2020年の間でおそらく1番打ち込んでいた機種だったのですが、やはり初当たりさえ引ければ必ずロングSTをまったりと楽しめるということが1番の魅力だと感じていたんですよね。他の要素にも変更点が色々とあるのでここだけで全体の評価はできませんが、ラッシュ突入率100%という点だけは絶対に継承して欲しいと願っていたので、正直に言ってここはかなりのショックを受けました(泣)
お次は初当たり時の獲得出玉。前作では初当たりはオール4R(約400個)とハッキリ言ってかなりショボかったのですが、今作では通常大当たりを含む全てが10R(約1500個)以上に。「禁書目録(インデックス)3000BONUS」も初当たり時から15%…と非常に強力です。
実戦上「全回転リーチ」発生時は必ず「禁書目録(インデックス)3000BONUS」に当選。前作では「全回転リーチ」で当たったからといってこれといった恩恵はなかったのでね。「全回転リーチ」のプレミアム感が大きく増しているのは本機の大きな魅力でしょう。
初当たり確率こそ前作と全く同じ数値ではありますが、獲得出玉(ラウンド数)やラッシュ突入率はガラッと変化。昨今のトレンドを多分に盛り込んだスペックとなっております。初当たりから「禁書目録(インデックス)3000BONUS」に期待できたり通常大当たりでも約1500発獲得できるなど、本機単体で見れば十分優秀な部類でしょう。しかし、ラッシュ突入率100%に期待していたユーザーは少なくないハズ。もちろん僕もその1人ですので…ここは☆4つで!
演出を見るために打ちたい1台
個人的に前作「Pとある魔術の禁書目録」は当時の台の中でもかなり演出ボリュームが充実していた印象。導入されてからの3年間で数十回と実戦を重ねてきましたが、マジで最後まで飽きることなく通常時の演出を楽しめました。そして気になる今作はというと、これはもう間違いなく前作以上。試打の終盤でようやく初めてお目にかかれた演出がいくつもあったりと、今回の試打だけでは到底全ての演出を確認することはできないほどでした。
前作では搭載されていなかったアニメのシーンを楽しめるのはもちろんのこと、なんと本機の為に書き下ろされた原作では実現していないバトル演出なんかも存在。激アツ演出だった「エピソードSP」は2種類(前作)→4種類(今作)へ、「全回転リーチ」は2種類(前作)→6種類へ(今作)…へととてつもない進化をしております。おそらく本機の演出ボリュームに対して不満を覚える方は皆無といっても過言ではないでしょう。
タイトルによっては最新作で演出構成がガラッと変わる機種もありますが、本機の通常時に予告演出は前作の演出をある程度踏襲しつつ新演出が加わっている印象。最もスタンダードな連続予告である「強制詠唱(スペルインターセプト)予告」、そして「自動書記予告(ヨハネのペン)」や「超電磁砲(レールガン)予告」といった前作で印象的だった予告演出なんかはだいたい搭載されておりますので、初当たりの際もすんなりと流れを理解して楽しめるでしょう。ただ、いずれの演出もそっくりそのままというワケではなく映像や音はガラッと変化。どれも初見の際は思わず「おぉ…」と声が漏れてしまうようなめちゃくちゃカッコイイ演出に仕上がっておりました。
一方リーチ演出。予告演出はある程度前作を踏襲していましたが、こちらは前作にはなかったアニメのシーンが豊富に採用されております。具体的に言うと前作は主人公である「上条当麻」がメインのリーチが多かったのですが、今作ではそれ以外のキャラクターが主役となるリーチ演出のバリエーションがめちゃくちゃ増えていました。これはファンの方にとっては堪らない進化を遂げておりますな。個人的に前作の時は「これじゃあ『一方通行(アクセラレータ)』が単なる悪役だと認識されてしまう…」と勝手に心配していたので、今作では「一方通行(アクセラレータ)」と「打ち止め(ラストオーダー)」の掛け合いが見られる演出が増えていたのが嬉しい!
前作にはなかったシーンが…なんてのは原作ファン以外の方にはあまり刺さらないかもしれませんが、映像面の迫力なども凄まじい進化を遂げておりましたので、これは全ユーザーに是非1度はチェックしていただきたいですね。☆は5つ!
金系演出の複合はマスト!演出バランスは派手目な味付け
前作はかなり打ち込んでいたのですが、演出バランスにおいては多少なりとも…いや、けっこうな不満を感じながら遊技していました(笑)。まぁ演出カスタマイズ機能を活用することでその不満もある程度抑えることができていたのですが、初当たり時は基本的に熱い演出がモリモリ出現する、激アツハズレも多い…など、デフォルト状態ではちょっと賑やかすぎるなと感じていたんですよね。
では、本機ではいったいどうなっているのか…結論から申しますと、今回の試打においては前作で味わった「え?これでダメなん?」みたいなハズレ方は未確認。ただ、大当たり時に関しては金系演出や激アツ演出、そしてリーチ演出中のチャンスアップ演出もモリモリと出現…といった感じ。短時間の試打では演出バランスを正確に把握することは難しいものの、おそらく前作とかなり近い造りになっているのではないかなと思いました。
特に金系演出の重要度はかなり高く、先読み段階~リーチ演出中のチャンスアップまでの含めると初当たり時は金系演出が3つ4つ出現するようなパターンも確認。大げさに言ってしまえば赤系演出はチャンスダウン…という認識でも良いくらいな印象です。前作をある程度打っていた方ならば特に問題はないと思いますが、普段あまり派手な演出バランスの台を打たない方だと少々抵抗を感じてしまうかもしれませんね。
「リーチ前:色系予告演出(セリフ/SU/サブ系など)」はこちら
今回の試打ではウンザリしてしまうようなハズレ方は経験しなかったものの、やはり大当たり当選時における激アツ演出の複合具合からすると前作から演出バランスが大きく変化していることはなさそう。個人的にはもう少し控えめな展開からでも大当たりに期待できるバランスが好ましかったですね。ただ、前作の人気を考えるとこのくらい派手な方がウケるのかなぁ…とも思ったり。☆は3つで!
原作ファン思いのカスタマイズ機能が素敵!
本機に搭載されている演出カスタマイズ機能はこちら。「サイレントバイブカスタム」「一発告知音カスタム」以外は継承、そして「先ローリングモード」「デバブルアップ」といった昨今の藤商事(JFJ)系機種でお馴染みのカスタマイズ機能が加わりました。王道カスタマイズ機能は一通り揃っていますし先読み系、一発告知系、そしてシンプルモードやプレミアモードとバランス良く様々なカスタマイズ機能がこれだけ搭載されているのできっと皆さん満足できるハズ。
「カスタマイズ機能一覧(先ローリング/ラッキーパト/先読みシンプル/デバブル演出アップ等)」はこちら
どれか1つでもカスタマイズ機能をセットするとこんな感じで複合可能なカスタマイズ項目を表示。操作性もGOOD!
前作で必ず設定していた「シンプルモード」でしばらく打ってみたのですが、先読み演出や保留変化の発生(&大当たりも)は1度も確認できず。ここは今作でも「先読み発生時はSP後半以上」「保留変化発生時は最終的に赤以上に変化」であることに期待したいですな。「なな徹」での情報公開をしばしお待ち下さい!
必須機能とまでは言いませんが、あると嬉しい「音量バランス設定」。音楽をしっかり聞きたい方は「ミュージックモード」、声優さんの声をしっかりと聞きたい方は「クリアボイスモード」に設定して遊技するべし!
「サイレントバイブカスタム」&「一発告知音カスタム」がなくなっていたのは残念ですが、そこだけ除けばカスタマイズ機能の充実具合や操作性などはかなり良い感じの仕上がりだと思います!「音量バランス設定」というファン思いの機能があるのも素敵ですね。☆は4つ!
2には2の良さがある
導入から3年が経過した今なおホールで稼働している人気機種「Pとある魔術の禁書目録」の後継機がついに登場!噂段階ではおそらく前作を踏襲したスペックで登場するのではと予想していましたが大外れ。安定は求めず常に挑戦し続ける…メーカーとしての矜持を感じる1台に仕上がっておりました。おそらく僕が感じた第一印象のように前作のようなスペックが良かったな…と思いの方は少なくないかと思いますが、「全回転リーチ」発生時の興奮が増しているなど本機にしかない魅力もしっかり存在。「こんなの『とある』じゃない!」と食わず嫌いはせずに新たな「とある」の魅力を味わってほしいですね。☆は4つ!
今回のレビュー結果
「一方通行」の活躍の場が増えてて嬉しい
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