【スマスロキングパルサー】4号機おじさん感涙！ストックシステムの再現度バッチリで帰ってきた王様蛙をレビュー！

チワッスあしのです。

こちらは山佐さんの最新作「スマスロキングパルサー」のレビュー記事です。こちらは言わずと知れた4号機の超絶名機「キングパルサー」のリメイク。なんとサイレントストックのシステムをしっかり擬似ボーナスで再現してる事でも話題になっています。新しく追加されたCZ「スコールチャンス」に「なんだと」と思ってる人も多いかも知れませんが、実際それが遊技感に与える影響なんかも含めてレビューしていきましょう！

なおこちらまだ内部の詳しい数値などが分からない状態で書いています。初代を標榜してるので同じだろうなとあたりを付けて書いてる部分もかなりあるので、実際に台選びをする際にはぜひ「なな徹」にて最新情報のご確認を！

「スマスロキングパルサー」の解析情報はこちら

打感はかなり再現されてる！懐かしすぎるぜ！

・打った感じ物凄くキンパル。
・残りRT15Gで前兆開始というのも変わらず。
・BIGはしっかり300枚ちょい取れる。
・32G以内のボーナス放出はストックが消費されない？
・ボーナス中にもストックが溜まってるらしい。

とりあえず打って思ったのは、こいつは40代オーバーのオッサンにとって「誰でも簡単に2001年に戻れる小型のタイムマシン」だなというもの。あまりに懐かしくて震えました。演出については下の項目で触れますが、似てるのはそれだけじゃなくて全体の打感がそう。今回は設定6を打たせて頂いたので通常時は（おそらく）ほぼストックなし状態でしたが、それでも3000Gも打ってれば15G前で連続演出、ちょっと静かになって5G前から5連続演出で告知、みたいなキンパルらしい前兆をしっかり体験できて懐かしいなぁとなった次第。最近の機種からすると随分とシンプルでおとなしい印象があるかもしれませんが、だからちょっとした演出に期待を持って打てる、完成されたゲーム性でした。

システム面で大きな違いは2種。まずは「ループシステム」の採用。これは32G以内のボーナスがストックを消費せず、かつ規定のループ率に従ってループするというもの。ループ率に関して具体的な情報はまだ出ていませんが、最大で90%との事。ビッグバンモードですな。いかにも山佐さんっぽい！　今回の実戦では最大で4ループした例があり、「設定6は安定型」というキンパルの概念に一石を投じるものとなっています。

続いての大きな違いがCZ「スコールチャンス」の実装。サイレントストック式のパルサーのCZといえば「マジカルパルサー」の「マジカル10倍ゾーン」を思い出しますし俺もスペックを見た時そんな印象があって「まじかよ」と思ったものですが、実際はそうでもない、ゲーム性のアクセント、あるいは「おまけ」程度のものでした。安心してください。別にこれがメインじゃないです。むしろこれはボーナス中に当選する場合があるという意味で純増5枚とはいえややダレる（疑似）ボーナス中のワクワク感アップに貢献しているほか、これを経由で当選するボーナスはストックを消費しない（というかストックなしでもボーナスが出てくる）ので設定6のゲーム性刷新に一役買ってる感じです。大丈夫かなこれと思ってたんですが、蓋を開けてみりゃ全然OK。むしろいいところしなかない。ナイススコール！

というわけで今作のゲーム性は間違いなく★5。やっぱおもしれ～キンパル。最高だ！★100あげたら駄目？

CZ「スコールチャンス」についてはこちら

新規演出も控えめでよい！

・新規演出は「リボンガエル」ちゃんと「スコールあおり」
・128Gの倍数でサブ液晶をタッチするとストック示唆などが行われる？
・曲が再録されてる！
・演出モードは複数から選べる！　先ゲコは悪くない（設定推測にも使えるかも？）

新規演出は「リボンガエル」と「スコールあおり」の2種。リボンガエルは登場時点で残りRT（ストック機用語で放出までのゲーム数と思ってくれ）の64G以内のチャンス。前作はそういう長いスパンでの放出示唆みたいなのは一切なかったので、ヤメる続行するの判断の一助になりますね。ちなみに実戦ではリボンガエル登場からそのまま当たりのパターンのみ確認。通常時にストックがあまりない6打ってるから当たり前なのですが、多分他の設定だともうちょい64G示唆を見ることができるのかも。

「通常時の演出法則・泡占いの示唆内容」についてはこちら

さらに今作は演出モードを任意にチョイス可能になっています。通常モードに加え初代と全く同じバランス（スコールチャンスも隠される）モードや「先ゲコ」なんかもあり。「先ゲコ」はこれもまた賛否両論ありそうですが、要するに前作の15G前のプチ前兆を可視化したもの。名前で分かるように先バレっぽい感じの作りになってるのでそういうのがお好きな方用かと思いきや、もしRTテーブルまわりのシステムが初代を踏襲してるならストックなし状態の設定6は9G以上のRTというのはあまり発生しないハズであり、かつ今回はおそらく設定変更（有利区間再セット）時はストックが無くなるであろう事から、朝イチで先ゲコ経由で当たったらまあまあ6を否定するんじゃなかろうか、みたいな設定推測にも一応使えなくはないんじゃないかなと、まだ内部情報がわからない状態ではそういう風に思いました。

「演出モード」についてはこちら

あとはまあどうでも良い部分としてBIG中の曲が再録されてます。筆者白7の曲がめちゃ好きで特にリズムのフィルインの部分はドラムで叩いたりしてたんですけど、今作はちょっとテンポアップ&ハードロック調に進化していました！

そして今作は128Gごとにサブ液晶タッチでなんか示唆が行われています。おそらくはストック示唆、そして残りRT示唆だと思うのですがちょいちょいよくわからないオブジェあり。この辺は知識量で立ち回りに差が出てくる所だと思うので、「なな徹」で最新情報の確認をお願いします！　はいここは★5で！

ボーナス後は32Gがアツい！

・ボーナスは純増5枚のサクサク消化！
・ボーナス中にレア小役を引くと「スコールチャンス」「1G連」の抽選あり（ストック消費せず？）
・ボーナス中にもストック抽選が行われてる模様。ただし見抜けないと思う。
・ボーナス後32Gはループチャンス！　前兆一切なしでいきなりバウンドストップするケースが散見。演出ルール違う？
・128Gまではストック消費の連チャンチャンス！

ボーナスは擬似です。当たり前だけど！　今作は純増5枚でかなりサクサク消化できてノンストレスですな。またボーナス中はレア小役で「スコールチャンス」「1G連」の抽選が行われています。1G連は特に強烈でもし当選したらループ率が優遇されてる模様。どちらも（多分）ストックは消費しません。あと今作はボーナス中にもストック抽選が行われてるという話もあり。これはいまいちピンとこない方もおられるかもしれませんが、要はストック切れしずらい仕組みである事と、あとRT振り分けが初代と同じであるとするなら、特に設定6で意味が出てくる類のものだと思います。

ボーナス後は32Gまでがループチャンス。んでおそらくこれ演出ルールが通常時と違い、5G前の連続演出の選択率が下がってるんじゃないかと思いました。ほぼ即放出。いきなりバウンドストップでリーチ目出て当たりってパターンも散見されたので、蛙が出なかったからって気を抜かずにリールを止めるようにしましょう。あと今回リーチ目は当然疑似遊技で発生しますが、第2停止まではリールのブレ幅が小さく、それが疑似遊技だと気付きにくい工夫がされています。この辺もすげー！

あとはまあ初代と同じですが、ボーナスチャンスは128まで。つまり1度のボーナスで消化中のレア役ドキドキと32Gまでのいきなり告知のドキドキと128Gまでの前兆ドキドキが味わえるという、1台で3度オイシイ作りになっています！　うん！　ナイス！　★5で！

「BIG・REGの詳細」についてはこちら

押し引きの材料が増えて立ち回りはちょっと悩ましく。

・RTテーブルにもよるけど多分初代の立ち回りはある程度使えるハズ。
・どのゲーム数まで打つか、追いかけるかの判断は「サブ液晶」の存在でちょっと難しく？
・設定6は相変わらずわかりやすいと思われる。

基本的な立ち回りは多分初代を踏襲してるハズ。まだ確実なことは言えないのですがおそらくはそのハズです。となると前作と同じくここでやめてここから打つ、みたいなデジタルな立ち回りが効きそうなのですが、今回は「サブ液晶」という材料があってその辺の判断がやや悩ましくなっているようです。128Gでヤメようと思ったけどサブ液晶で次回BIGの示唆が出たんでもうちょい回そうかなとか、ストック示唆がずっと出てないので128Gまで引っ張らずに32Gでヤメようかなとか、512Gまでの放出示唆が出たからそこまでは突っ張ろうとか、初代でマシンのように正確な立ち回りをしてた人でも今回はちょっと迷う部分がでてくるかもしれない。いやーこれは時代の流れを感じますなぁ！　いい意味でね。

というわけで立ち回りもまた★5で！　ヤメどきを考えるのが楽しいんですよねぇキンパル。

初代ファンには特にオススメ！

とりあえず初代ファンには間違いなくオススメ。今年はこれだけ打っとけばいいくらいあります。俺は未だにひたすら「バイオハザード7」を打ち続けてるくらいしつこい性格をしてるのですが、その位置についにキンパルが滑り込みそうな気配です。いや～たまらん。そしてこれ、初代を打ったこと無い人がどう思うか、なんですけど俺にはそれは分からん。だって打ったことあるもん初代。なのでただの予想になるのですが、ゲーム性を理解するまでは「静かな台だな」くらいの印象しかないんじゃないかと推測します。キンパルの面白さって「狙い通りの所でボーナスが出る」あるいは「ヤメたあと予想通りにハマる」ところでありまして、「対・他のお客さん」の側面が超強いです。まあ当時のストック機全般に言えることではあるんですけども、この楽しさはぜひ味わって欲しいので、打ったことない人も1回は触って見てください。楽しいぞ！

というわけで物凄く贔屓が入ってますがキンパルは★5で！　打つぞー!!

今回のレビュー結果

「スマスロキングパルサー」の解析情報はこちら

既に実機欲しい