【データカウンター】パチンコやパチスロの大当たり回数を表示してくれるアレについて

2024/03/20 12:000

チワッスあしのです。

いつもありがとうございます！　パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「データカウンター/データ表示機」について。パチやスロの大当たり回数を表示してくれるやつですが、これについてまだあんまり書いてなかったんで改めて考察（？）していきます。どうぞ！

データカウンターの必要性

【データカウンター】　打つ台によって見るポイントが変わる？

データカウンターはその名の通りこれまでの遊技履歴をカウントして表示してくれる機械です。通常時の回転数・大当たり回数・大当たり種別、総回転数、そしてそれらの数日前までの履歴などが常時表示されており、ボタン操作等によりスランプグラフなどのデータと表示の切り替えができるようになっている機種も多くあります。なぜこれがあるかはそのまんま「打つ台を決めるために必要な情報だから」であり、これを全く見ずに適当に台を選んで座る、という人は（パチスロでは）流石にあんまり居ないと思います。

一方でこれらのデータはオカルトとの結びつきも大変強く、特に「スランプグラフ」については今までにもいろいろなテクニカル分析（っていっていいのかな）の手法が編み出されては詐欺商材として販売されたりしてきた過去があります。もちろんこれは「数日間に渡って（客側にとって）マイナスの台は、そろそろ設定を上げてくるだろう」という心理戦やパターン読みには必要になるデータなのですが、それらが全く関係ないであろうパチンコにおいてもやたら唸りながらそれを見てる人などもおることから、「スランプグラフ関連のオカルト」は、根付いてるところには未だに根付いてるようです。

ちなみに朝イチは別として、フラッと入ったホールで筆者が見るデータはほとんどの場合通常時の回転数のみです。これは筆者が朝イチ以外の稼働の際に設定狙いを捨てハイエナ戦法を優先して考えるからなんですが、逆に後ヅモを優先して考える人は現在の回転数よりもモード移行やCZ確率なんかの方を重視するんじゃないかと思います。あとは機種によってちょっと違いますけど、例えば「スマスロキン肉マン～7人の悪魔超人編～」のような知識差がモロに出る機種だと遊技履歴もそれなりにガッツリ見ます。もちろん、滅多にありませんがノーマル機を打つ際には合算確率も見ます。あと変わった例でいうとBIG中のハズレ確率に設定差があるような機種ではボーナス履歴の獲得枚数が設定推測に使える場合もあり、そういう台の場合はそのヘンも確認するようにしてるので、結論、「打つ台によって何を見るか変えてます」。

最近は相対的な重要度が低下。

【データカウンター】　近年は台に備え付けのカウンターやスマホ連動機能が台頭

はい、そしてデータカウンターは最近、相対的な重要度が低下しつつあります。

理由は「台にカウンターがついてるから」ですな。特にパチンコにおいては「ギミックや台の設計」の問題でそもそもデータ表示機が見えない場合もあり。普段はデータで台を選ぶ事がほぼないんで見えないなら見えないで構わないんですけども、ただやっぱ通路を練り歩きながら左右に目を走らせ「おー、ハマってる台があんなぁ」とか「へぇ、今日は良く稼働してんなー」とか出来ないのはちょっと寂しいもんがありますな。

またスロにおいてはデータカウンターよりも遥かに高機能なデータをスマホ連動機能で提供したり、または筐体機能として提供してるメーカーもあります。その例でいうと「カルミナ」さんは他の追随を一切許さぬほぼ独走状態であり、少なくともこの機種を打ってる限りはデータカウンターに必要性はゼロだと言えます。

ただ、やっぱ回転数や大当たり回数などが同じ形式で同じサイズで表示されズラッと並んでるというのは視認性的にはかなり効率的であり、数ある台から素早く打てそうな台を探す、という意味では「データカウンター」の存在意義はまだ色褪せておらず。この辺は筐体機能やスマホ連動機能でカバーできるものでもないので、おそらくは今後もデータカウンターという機械自体は残り続けると思います。

そんなデータ表示機が簡単についたりなくなったりするかよと思うかもしれませんが、いやその昔「北斗カウンター」というのがあって……というのはまた別の話になるので、いずれまたお話しましょう。では！

業界豆知識あしの画像3 パチンコでいうと京楽さんの機種の筐体機能はすごいよね

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