【導入開始機種数】君は知っているか!パチスロの新機種が1番多く世に出たのは◯◯年!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「導入開始機種数」について。要はパチスロが1番多く世に出たのは年でいうといつでしょう、というやつなんですけども、これはもうノーヒントでも当てることが出来る人は結構いるかもしれませんな。ヒントは「駆け込み需要」なんですけども、そのヘンも含めて確認していきましょう。どうぞ。
数え間違いもあると思うけど。
最初に問題! パチスロの発売機種が1番多かったのは次の4つのうちどれでしょう。
A.爆裂AT機時代の2000~2001年あたり
B.4号機最終盤の2006~2007年あたり
C.5号機黄金時代の2012~2013年
D.6号機に切り替わるタイミングの2017~2018年あたり
これ当時を知る人なら1発でわかるんですけど、知らない人も冷静に物の道理を考えると多分当てられるハズです。正解は実際に見てみましょうか。
とりあえず何年に何機種でたか、 みたいなのをリスト化するのが1番早いと思うので実際に数えてみました。出典は4号機までは「パチンコ情報初まとめ」さんのリリース情報を、5号機はパチスロ必勝本さんの「5号機コンプリートブック」を、6号機はパチンコヴィレッジさんの導入開始カレンダーをそれぞれ参考にしてます。25パイと30パイを同一機種とするのかどうか、テスト導入機種を含めるのかどうか、あるいはホールのオリジナルブランドの扱いなどで微妙に数字はズレると思いますが、概ねの傾向はつかめると思います。その結果がこちら。ドン。
規則 | 年 | 機種数 |
0号機 | 1984年まで | 87 (諸説あり) |
1号機 | 1987年まで | 33 |
1.5号機 | 1987年 | 31 |
2号機 | 1990年まで | 53 |
3号機 | 1992年まで | 39 |
4号機 | 1992 | 1 |
1993 | 9 | |
1994 | 39 | |
1995 | 55 | |
1996 | 40 | |
1997 | 85 | |
1998 | 118 | |
1999 | 144 | |
2000 | 146 | |
4.1号機 | 2001 | 163 |
4.5号機 | 2002 | 177 |
4.7号機 | 2003 | 157 |
2004 | 102 | |
5号機 | 2005 | 59 |
2006 | 90 | |
2007 | 202 | |
2008 | 172 | |
2009 | 132 | |
2010 | 126 | |
2011 | 118 | |
2012 | 90 | |
2013 | 97 | |
2014 | 77 | |
5.5号機 | 2015 | 86 |
2016 | 94 | |
5.9号機 | 2017 | 128 |
6号機 | 2018 | 91 |
2019 | 74 | |
2020 | 55 | |
6.1号機 /6.2号機 |
2021 | 79 |
6.5号機 /スマスロ |
2022 | 88 |
2023 | 76 |
こうみるとホールやメーカーにとってパチスロが「金になり始めた」のが1997年ごろからであるのがよく分かるかと思います。1995年に「クランキーコンドル」が出て技術介入機が爆増したのがこの頃。巷で「パチスロが食える」という情報が徐々に浸透し、多くのお店でパチスロコーナーの新設・増床などが行われたのがこの頃。時代でいうと4号機の前半にあたります。はじめてパチスロの発売数年間100機種を越えたのが翌年1998年。CT機と大量獲得機の登場がここです。これにより3号機で形をひそめた「射幸性」が再度爆上がりしたことでパチスロが突如ブーム化。2000年にはついに爆裂AT機時代を迎えることで「スロ専」も誕生するなど大人が加速し、いよいよ発売機種数も150機種に迫ります。
はいこのあたりが発売機種数のピークだと思ってる人も結構いると思いますが、答えはノー。そこまでニアピンでもないッス。なのでAは間違い。
次の選択肢はその後のサイレントストック時代を経て北斗を経験したホールが「パチスロはめちゃくちゃ儲かる」と新台購入予算をブチ込んだ2006~2007年のタイミングですな。ここは4号機から5号機の切り替えタイミングでもあるので、いわゆる「駆け込み需要」もかさなり、発売機種は200機種にタッチします。0号機から3号機まで全部の機種を含めたのとほぼ同じくらいの数がたった1年で出てるんで、この辺の機種を全部触ったことがある人というのは多分この世に存在しないと思います。筆者も50機種くらいしか触ったことないかも。
というわけで正解は「B.4号機最終盤の2006~2007年あたり」でした。
5号機中盤以降は「粗製乱造」ではなくなる。
2006年~2007年あたりはものすごい数が出てますが、ぶっちゃけ完成度でいうと低い台も多かった。この辺は急いで作るのが至上命題の時期だったんで仕方ないんですけど、5号機の後半、特に2012年から2013年あたりからは「1台の作り込み」がテーマになっていきます。「パチスロ魔法少女まどか☆マギカ」みたいな名作が出たタイミングですね。
選択肢でいうと「C.5号機黄金時代の2012~2013年」ですけど、個々を選んだ人はおそらく「名作の数でいうとものすごく多いので発売機種もさぞ多いんだろうな」という推理だったんでしょうが、これは単純に「粗製乱造」から抜け出した結果こうなってるので、実は発売機種数は落ちてるタイミングなんですね。
で、駆け込み需要でいうと5号機の終盤もそうなのですが、それでいうとピークになってるのが選択肢Dの「6号機に切り替わるタイミングの2017~2018年あたり」。これは128機種と5号機序盤に比べると40%オフくらいの数字になってます。5.9号機の仕様が良くなく6号機で勝負したほうがまだマシだった、というのもあると思いますが、購入予算と新台価格の兼ね合いももちろんあり。あとは単純に4号機から5号機の大変革を乗り切ったホールさんが、戦略的に「新台を買わなかった」というのもあると思います。
ちなみに2024年は6月の段階で50機種をオーバー。夏と年末の商戦が控えてますし、ワンチャン久々に100機種を超えるかも? と筆者は見てます。
というわけで今回のテーマ、「導入開始機種が1番多かった年」は「B.4号機最終盤の2006~2007年あたり」でした。
パチンコはまた違う(けどカウントが超ムズいのでリスト化しない)
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