ガリぞうが「自身=ジャグラー」のイメージが付くきっかけとなった出来事を紹介!【収支日記#208:2024年2月20日(火)~2024年2月26日(月)】 (2/2)
2月23日:私とジャグラー
今日は自宅からリモートジャグオフの配信でした。
思えばジャグラーとは切っても切れない関係になったような気がします。別に切りたい訳じゃなく、そうなりたかった訳でもないのですが。そもそも、2001年から始まった畠山さんとの漫画の第1話・第2話でジャグラーを取り扱った頃は、機種のイメージが1円たりともお金につながらない時代でした。まず、お店が独自に高設定イベントや機種イベントを行えた時代だったので、パチスロライターについている機種イメージが来店案件につながりませんでしたし、そもそも来店実戦というお仕事自体が存在していませんでした。攻略誌のライターさんであれば機種担当としてページをもらえたりもしますが、私は漫画誌の原作者だったので機種モノのページもありませんでしたし、自らに機種のイメージをつけるメリットが全くありませんでした。
では、どうして今のような立ち位置になってしまったのか。最初から振り返ってみます。
1999年の年の瀬。私は既にパチスロ生活をしていて、ライターとしても単発の記名記事を書かせてもらい始めていた頃でした。近所に住むホームページの読者さんであり友人でもあったMさんとの会話が発端でした。
Mさん「ジャグラーって知ってますか?」
当然ながら機種名は知っていましたし、なんなら前身機種のサーカス3も実戦経験がありました。ただ、入門者機種というイメージがあったのと、当時は技術介入機全盛期で正直ライトユーザー向けの台にはあまり興味がありませんでした。
それでも勧められ打ってみると、打ち方や仕様等いくつかのポイントで自身の攻略意欲が掻き立てられました。目押しミスも考慮した通常時の最適手順の模索。1BIGで+12枚かつ中押しであれば労力もなく簡単という強すぎない技術介入効果。独自の方法でこなせば設定変更をほぼ確実に見抜ける手順の開発。何よりも競争率の高さを毛嫌いする私のスタイルにジャグラーの客層はピタリとハマりました。当時のジャグラーは全国的に見て今ほど多くなく、メーカー別の設置率も北電子は7位と小規模で一切置いていないお店もありましたが、北海道では大体どの店に行っても設置があったので、打つ機会を増やせたというのも大きかったかもしれません。
私と畠山さんでタッグを組んだ漫画「BET ON」や「プロスロ~パチスロで勝つ為の王道」が始まったのは2001年からで、当時の私もジャグラーをバリバリ打っていたのもあり、漫画の題材も必然とジャグラー主体になっていきました。ジャグラー主軸で生活費を稼ぐスタイルのスロ専業が当時はほぼいなかったからなのか、漫画の反響は思った以上に大きく、様々なクライアントさんからお仕事のオファーを頂き始めました。
そして、私の漫画を読んでくださっていた北電子の広報さんからも連絡を頂き、2005年立ち上げのメーカー公式サイト「キタックジャグラーワールド(現・キタックジャグラーランド)」でのコラム執筆が始まります。「一般的には光って揃えるだけと思われがちなジャグラーという機種メインに週1ペースでコラムを書く」というハードルの高さが私を少しずつジャグラーマニアにしていったのかもしれません。
時は流れて2007年。散々お世話になりまくっていた4号機ジャグラーが撤去され、時代は5号機に突入。北電子からもアイムジャグラーEXが登場しました。とてもじゃないですが4号機ほどの稼ぎを生める仕様とは思えず、どう稼働していったら良いのか頭を抱えていました。それでも当時既に覚悟を決めていた以上、私に「パチスロを辞める」という退路はないので、この5号機アイムも限界まで勝つ為の方法を磨くべく、頭をひねって生み出されたのがブドウシミュでした。
スランプグラフから現在の凡その差枚数を把握し、ゲーム数・BIG回数・REG回数・現在の差枚数を入力すると前任者のブドウ確率が分かるというものです。これはその台の正確なブドウ確率を知る為だけじゃなく、その店で設定6が使われているかどうかを知る為に重宝しました。1台単位・数時間単位では誤差も大きくなりますが、終日データの10台合算であればほぼほぼ1/6.50になります。(5号機アイムのブドウ確率は設定1~5で1/6.49、設定6のみ1/6.18でした。)これが、設定6も使われている店だと、その頻度によって1/6.40とか1/6.35といった具合に1/6.18への歩み寄りが見られます。こうして私はアイムで設定6を使っている店を発掘し、稼働成績を伸ばしていました。
ジャグラー主体で進めていた私と畠山さんの漫画「プロスロ~パチスロで勝つ為の王道(竹書房)」は、時代の流れと共に2017年で雑誌の廃刊と共に連載も終了。そんな折、「漫画が終わったなら同じタイトルの動画をやってみないか」という依頼があり、始まったのがAPチャンネルの「プロスロ13」でした。ジャグラーを良く打つ立ち回り番組なので話題が一辺倒になりがちではありますが、20年近く毎週ジャグラーコラムを書いてきた私にとってネタが尽きるという事はありませんでした。過去に記事で書いた事のあるネタを1つずつ掘り起こしていくだけでも十分な撮れ高になっていきました。
動画の演者としても、私と似たスタンスでやられているライバルのような方を挙げろと言われても1人も思い浮かびません。やはり私は人との争いを何よりも嫌うので、パチスロで勝っていく上で人同士の軋轢から最も遠いジャグラーのシマを好んだのは必然だったのかもしれません。これからも、隣の客を敵じゃなく仲間だと思えるような立ち回りを心掛けたいです。パチスロの打ち手としても、パチスロライターとしても。
以上です。来週からは再び実戦記が増えていく予定です。お楽しみに。
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