【オースティン・パワーズ】1周回って最新トレンド!ボーナストリガーのアイデア元が4号機にあった?
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「オースティン・パワーズ」について。だいぶ昔の台ですが、実はこれ令和の今の最新事情を20年以上前に先取りしてる台だった…のかもしれません。解説します。
どんな台だったか?
「オースティン・パワーズ」は2003年7月、IGTジャパンにより世に送り出されたパチスロ機です。その名の通り当時流行していたコメディ映画「オースティン・パワーズ」とのタイアップ機で、ノーマルの大量獲得機に見せかけたストック機でした。特徴的だったのは内部でストックするのがREGだけで、BIGはそのまま放出。そしてBIG放出時にストックのなかからREGを放出する、という仕組み。BIG中からREGまでは特に演出の途切れがなくシームレスに続くため、メーカー公式ではこれを「ジャックインが3回を超えるBIG」として「メガビッグ」と呼んでいました。
REGが連続して見かけ上のジャックインになっていること、またREGとREGの間には小役ゲームを模したATがあることから、これはかの名機「北斗の拳」と微妙に似ており、冗談めかして「北斗の拳の元ネタ」などと呼ばれたりします。もちろん実際はそんなことはなく、なんなら稼働開始日も3ヵ月しか違いませんので、本気に受け取っちゃダメ!
なおこちら、実際は相当な爆裂機だったという話もあり。北斗のような継続式ではなくREGの放出個数を上乗せしていくタイプなのでどっちかというと「旋風の用心棒」とかに近いんですけど、そのセット個数が狂っており平均で3~4個? とか。ちょっと具体的な数値はわかりませんが、当時はこれを「A800」タイプとも呼んでおり、ある意味では最強の大量獲得機であったとも言えなくもありません(ちなみにREG放出個数の上乗せ抽選もあり。ツボると一撃で数千枚出ることもあったとか)
と、ここまで書くとちょっと話が変わりますが、BIGにREGが付いてくる(そしてループするかもしれない)、という考え方自体は実は今後ホールに登場する予定の「ボーナストリガー」の仕様を20年以上先取りしており、北斗の手本機であるというジョークよりそっちのほうがやや実態に近いように見えますな。
ビーストサップとかバベルもある。
ちなみに、特殊な状態においてREGが連チャンする状態になる機種といえば、例えば「ビーストサップ」などが有名。これは天井到達時に限り、BIG放出までの間REGが1G連になるというもの。また、初代の「天下布武」における決戦REG失敗時の専用モード時にBIGのストックがなければREGのストックがほぼ全放出となります。さらにいうと「バベル」も高確率状態でREGを引いた場合はそれが高確率でループします。
ちょっと内容が複雑すぎるのでそれぞれざっくりとした解説になりますが、こう見ると昔から「REGを利用して出玉を伸ばす」というアイデアの根は多方面に伸びており、それぞれが「ボーナストリガー」に続く栄養素になってるように思えます。
実際、ボーナストリガーの情報を聞いた時にこれらの機械の再現について想いを馳せた方もいるはずですし、実際オースティンのほうはSNS上でも同様の事を言ってる方がいました。実際、個数管理でのストック挙動は無理ですが、ループ式であれば「オースティン・パワーズ」は再現できそうな気がしますな。再現してそれが面白いかどうかは別ですし、なんならIGTジャパンももうないんですけども、昔それが好きで打っていたおじさんは、もしかしたら懐かしさでむせび泣くかもしれません。
筆者は「ゴーストラッシュ」とかのほうがいいけどね。
隠れた名機でしたが、ホールにあった期間は極めて短い機種でした。
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