ガリぞうが地元・北海道での収録活動を前向きに考えることが出来た理由【収支日記#241：2024年10月8日(火)～2024年10月14日(月)】 (2/2)

10月12日：回胴世界一決定戦の裏話

今日は栃木県で「回胴世界一決定戦・3回戦Cブロック」の収録です。今日の成績で賞金100万円のかかる決勝戦に進出できるかどうかが決まります。尚、今回の実戦記は動画内でカットされてしまった部分も含めてお届けしていきます。

過去の2戦では推定高設定にたどりつけながらも期待値以上の結果を出せず、現状は5位と厳しい位置です。1戦目は一切罠がない据え狙いができる環境下、据え確定の台を朝イチから確保でき、推定5のアイムを7700Gほど回して期待差枚数より200枚足りない+900枚で終了。2戦目は小技が通用しないながらも推定4なら狙える読み筋を構築し、後ヅモでミスタージャグラーにたどりつくも、自信を持ちきれず夕方に早退。そして3戦目の今日は、1戦目に近いほど自信の持てる読み筋を構築できています。

今日の狙いは以下の通り。

・本命＝小台数ジャグラーの4機種中、全台出目が変わっている機種で全ツッパ。
・対抗＝前回4の付く日の収録日で末尾4のAT機が全6と思われたので、2の付く日の今日は末尾2番のAT機で。
・保険＝片列全台456狙いで全て出目の変わっているパネル色のアイムへ。

こんな順番です。ただ、十中八九、少台数ジャグラーで決着のつくだろう自信はあります。

抽選は180人38番。番号が早かったから良いものの、ここまで人が多いとは思っていませんでした。

9時、入店。真っすぐ少台数ジャグラーのシマへと進むと、なんとビックリ、どの機種にも前夜と同じ出目の台が数台あります。つまりは全台設定変更している機種がない＝全6ないしそれに近い機種が存在しないという事になります。尚、この話は何日か通って閉店前の状況をチェックしてみたものの、同じ狙い方をしているだろう常連さんが1人もいないと確信を持てたので伝えています。

本当に出目が前日と同じか再確認の為、とりあえずミスタージャグラーを確保しましたが、やはり据え台が各機種にあると分かりミスターをリリース。次いでの狙いで、スマスロ北斗の末尾2番台へ着席します。尚、この際に台取りで横入りになってしまった方と後でお話もしていますが、ホール＆媒体チェックによりそのシーンはカットされています。

投資は9kと浅いですが、連が弱くなかなか出玉を伸ばせません。私の予想だと今日は+3000枚overくらいが最低条件でしょうから、もみもみ状態で遊んでいたんでは話になりません。そんな中、6度目の初当たりでようやくチャンスが訪れました。777揃い青オーラが14連まで伸びたところで、小役パート中特定役成立からレイ登場、そしてバトルパート中の中段チェリー成立で期待感は最高潮に。

無事、スペシャルエピソードに入り、無想転生バトルゲットです。この台の設定も良さそうですし、これが伸びれば決勝進出も見えますが……。

無想転生自体は6連で終了し、あえなく昇天さえさせられず終了。ただ、終了時ボイスはアミバでしたし、何よりも金トロフィーが出現してくれたので、これで晴れて期待値プラス台である事が確定しました。

おそらくは回胴世界一決定戦で3戦ともツモれている可能性が高いですが、成績は大した事ないので、ここからどうするかです。動画では話せませんが、差枚数的には現状1番厳しいところにいるので他の高信頼度台が空いていれば移動したいところ。ただ、相変わらず満席状態が続いていますし、とりあえず設定4以上は確定しているので、妥協の続行を選択します。

我こそは高設定と言わんばかりに300G以内の軽さでポンポン当たりますが、全て単発で終了してしまいます。設定5,6まで見える展開でしたし初当たりの軽さは当然とも言えますが、この軽さが動画でカットされていたのは残念です。やはり4連続での単発は見栄えが悪かったのでしょうか。

尚、ここで私が話していた内容もバッサリカットされていたので、ここで伝えておきたいと思います。

この番組では私のスタンスがとても高評価だと媒体側から聞いています。ただ、悲しいかな比較対象として他の出演者さんにヘイトが向かっているとも聞いています。これは言わせてほしいのですが、私が高設定をツモれていたり番組内で上手に期待値を積めているのは、「取材等ない常連向けの営業方針」というこの収録法人の環境で収録実戦する事が私の得意スキルとマッチしているだけの話です。まず、取材のない方が他者に差をつけられ勝ちやすいという事は、過去20回以上公開してきた勝ちコミを観て頂けたら分かるハズであり、その数少ない私の得意スキルが収録法人の営業方針に向いていると感じます。

ただ、人にはそれぞれ得意スキルがあり、このホール法人を苦手としている方もいれば、長所が収録実戦自体に活かせない方もいるでしょう。例えば「今日は〇機種に全5,6」等の取材主体の立ち回りを得意としている演者さんには向いていないでしょう。また、賛否はあるでしょうが、人脈を使った立ち回りを得意とする方は、収録実戦という現場だと長所を活かせません。全ての状況・環境がたまたま私の長所に向いていただけであり、形が変われば他の演者さんの無双状態を観られたかもしれません。パチスロの演者さん達は、自身の長所を必ずしも発揮できるという訳じゃなく、言いたい事も言えなかったりカットされたりしている事をご了承ください。

その後も最後まで諦めず+3000枚overを目指しましたが、一撃には恵まれず実戦終了。大敗を喫し決勝には残れませんでした。

ただ、この番組では多くの事を学び、考えさせられました。もう私も52歳ですし体力的にもキツいので、全力でパチスロを打つ事を諦め始めていました。しかし、こんな大舞台を用意され、実際に限界までやってみようとすると、意外にもこれだけやれてしまいました。今回この番組には、出演者中、誰よりも労力を発揮できたと自負しています。

そこで考えました。そう言えば、この番組の主催者の木村魚拓さんも私と同じ52歳だなと。そんな同い年の木村さんは、年齢を言い訳にせず、私の2倍以上働き続けています（私は隔月で休んでいるので）。3回目の収録を終えた時、「なんもまだまだやれんじゃん！」と、憎たらしい顔で木村さんから言われたような気がしました。決勝には残れませんでしたが、まだ本気でパチスロに挑めるんだと気付かせてくれたこの番組には感謝しています。

（ちなみにこの最後の話も収録中にしていたのですが、何故かカットされていました。）

尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

>>【動画】回胴世界一決定戦：2回戦Cブロック（前編）

>>【動画】回胴世界一決定戦：2回戦Cブロック（後編）