4号機時代は本当に良かった?ガリぞうが「105%の価値」を見つめ直す【収支日記#27:2020年9月29日(火)~10月5日(月)】 (2/2)
10月4日:105%の価値
今日は夕方からAPチャンネルでワサビさんとの実戦生配信企画でした。私が生配信で実戦し、ワサビさんが視聴者さんからのコメントを拾う形で行われるこの企画は2回目。1度目はネオプラネットでしたが、今回は番組が始まるまで機種を伝えられず。事前に調べておく事もできないまま目の前に現れた機種は……4号機の「美麗」でした。
打ち始めは仕様さえ覚えておらず戸惑うも、少しずつ打感を思い出して後半には当時の実戦経験も蘇ってきました。ワサビさんやコメントをくださった方々とも懐かしい話で盛り上がり、大盛況で終わる事ができました。
4号機の実戦番組だと必ず「昔は良かった」系のワードが出てきます。昔は甘かった。
月に100万、年間1000万超えが当たり前だった。今はハナビの5程度でも粘らないとならず厳しい。そんな話を良く聞きます。私も現行ハナビの設定5で辛い思いをしながら粘った経験が何度もあります。(参考動画:https://youtu.be/AS1bkpaKLhs)
私が知る限り、月収100万が当たり前ではなかったです。勿論、周囲で100万やれたという方もいましたし、私自身だって100どころか120・150と超えた事はあります。しかし、決して当たり前ではなかったです。
毎日設定6をツモりながらもヒキ弱で勝てずに10万前後で終わる月だってありました。それでも「100が当たり前」と美化したくなるほど4号機のインパクトは大きかったですし、実際に今より遥かに勝ちやすかったことも事実です。
そこで、どの程度の違いがあるのか、昔の自分の日記を掘り起こしてみたら、そこには驚きの記事が書かれていました。まずはコチラを読んでください。
※一部改稿してあります。
1999年7月31日「迷い所」
今日は、先週通って打ちこんだバーサスの設定4狙いで某店へ。
到着は8:30。
先客はほぼ見当たらない状態でしたが、店員が入り口に立っていて、整理券を配っています。どうやら、整理券を先に配り、後でその順番通りに再整列してもらうシステムに変わったようです。私の番号は42。どうやら前に41人ほどいて、車内待機しているようです。
開店と同時に歩いてバーサスのシマへ(この店は走ると店員に怒られる)。
既に3人の客が付いていたけど(バーサスは全10台)、昨日の晩に目を付けておいた3台は空いていたので、そのうちの1台に腰を下ろします。開店の音楽がなるまで時間があるので、先にコインを50枚用意しようと台間サンドに1Kを……と思ったら、サイフの中に23Kしかお金がない!(※当時は開店前の入場が許されていました。)
いつもは必ず最低50K以上用意しておくし、昨日の晩も確かめたのに……おそらく嫁でしょう。払込の支払いがあるとか昨日の晩に言ってましたし。しかし、何回言ってもわからんヤツだ。
今日は投資が軽くすむように祈りながらの打ち始めです。
初BIGは投資22K。
おいおい、残り1Kだよ……。
とりあえず、嫁に電話して「お金をおろしておいて!」と伝え、BIG処理後早速判別。
設定値は1。
こりゃだめだ。
次の台へ移動してまた祈りつつの打ち出し。
50枚ほどの投入でBIG。
判別は……設定3。
これは悩ましい。
どうしよう?
他の台に移って設定1とか掴まされて期待収支を下げるのもいやですし。ヨシ、今日はこれで満足としておきましょう。機械割は初代コンドルの設定1並ですが、そこは回転数でカバーすれば何とか日当は見込めるでしょう。
14:00。
今までずっと下皿戦だったのが、突然BIGオンリーの連チャンを始める。ヨシヨシ、その調子。
19:00。
もう4時間程出玉の変化がありません。ノマれないだけいいが、ちょっとさみしい展開です。
21:30。
BIG終了直後にスイカが2連発で出たので、タイミングよくヤメ。総投資22K、BIG28回、REG12回、出玉2101枚。
以上で21年前の日記は終了です。
まず思う所は、朝イチからバーサスの設定4狙い、しかも3択で打ちにしている事。4号機バーサスの設定4はフル攻略で109%。とてもじゃありませんが、ほぼ毎日ツモらなければ月収100万に到達するようなスペックじゃありません。当時もまだ年に何度か100超えをやれていたので、きっと持ち駒が弱い店ばかりの日だったのでしょう。
それでもMAX109%を狙いに行っています。
今で言えば、5号機バーサスの設定6を3択で狙えそうな店に等しいでしょうか。期待収支的にもさほど変わらないでしょう。
さらに驚いたのは、設定3しかツモれずとも、ほぼ終日打ちきっている事です。4号機バーサスの設定3はフル攻略でも105%。今で言えば5号機ハナビの設定5くらいでしょうか。
「昔は甘かった。今はハナビの5程度でも粘らないとならず厳しい。」
21年前も「ハナビの5程度」を閉店近くまで打ちきっています。しかも、少なからず文面からは厳しさがさほど伝わってきません。むしろ「満足としておきましょう」とまで言っています。
確かに時代は変わりました。日に日に状況が厳しくなったのも事実でしょう。しかし、変わったのは本当に時代だけなのでしょうか。
私自身も変わってしまったんじゃないでしょうか。
「迷い所」のタイトルにある通り大喜びじゃなかったにせよ、あの頃は満足していたハズの105%にゲンナリしている今の私も、時代と共に変わってしまったんじゃないでしょうか。
105%に満足できないほど昨今のパチスロに魅力がないのかもしれません。105%を得る為の難易度が高くなりすぎたのかもしれません。しかし、もしかしたら105%に不満を漏らすほど昨今のパチスロの魅力を自身が引き出せていないのかもしれません。
パチスロで稼ぐ為に最も必要なモノは、士気であり稼働意欲。この原稿も書き終えられた所ですし、たまたまですが明日はハナビの設定5なら狙える店があるので、朝イチから打ちに行ってみます。
以上です。
時代は4号機から5号機、そして6号機と変化していますが、ほぼ現行機と変わらない姿で12月に登場するアイムジャグラーEX-TPのような機種もあります。我々打ち手も、無闇やたらに成長するだけじゃなく、あえて変えない部分を残す事で退化させずに済む事もあるのかもしれません。これからも105%の魅力を伝えられる稼働意欲を維持しながら頑張っていきますので、当収支日記共々よろしくお願いします。
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