普段通りの稼働ができた一週間で+4800枚!ガリぞう本来の立ち回りとは?【収支日記#3:2020年1月15日(水)~1月21日(火)】 (2/2)

普段通りの稼働ができた一週間で+4800枚!ガリぞう本来の立ち回りとは?【収支日記#3:2020年1月15日(水)~1月21日(火)】 eyecatch-image

1月21日(火):自己肯定

 

前日に「未来には希望が溢れている」(設定4以上確定)と言われたまどか新編での大敗にめげず、朝イチから軽い並びを入れます。寒空の中でスマホをいじっていると、後ろに並ぶ若者達に声をかけられました。少々の雑談が続きまして、その会話の中で懐かしい感覚を思い出させてくれました。

 

彼らの一人曰く、私の動画を観てハナビのRTリプ判を知ったけど、結局は根拠の方が大事なのでハズレだけ数えている、との事。私は「そうですね」の返事だけに留めておきました。そもそも根拠が確実なら全ての判別要素は不要ですし。

 

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過去に漫画や動画で幾度となく説明しているのでご存知の方もいるとは思いますが、ななプレスでも復習の意味で説明しておきます。ハナビのRTは前半と後半の二つに分かれていて、それぞれのパートでハズレ確率に設定差があります。

 

 

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これだけでも設定推測ポイントの一つになりますが、もう少し踏み込んで考えると、「高設定ほどハズレが出現しやすい代わりに高設定ほどリプレイは出現しにくい」と分かります。

 

 

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この高設定ほど出現しやすい役と高設定ほど出現しにくい相反する役同士を比率で見る事で、より大きな設定判別要素として捉えられます。これを比率判別と私は呼んでます。

 

 

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この比率判別は、設定看破の速度や精度が増すだけじゃなく、RTゲーム数のカウントが不要になるという手軽さもあります。

 

(ここからが前述のRTリプ判の説明です。)

さらに言うと、HG中のリプレイは「通常リプレイ」と「RTリプレイ」の二種類あり、通常リプレイには設定差がありません。

 

 

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設定差がない役を省いて数えれば設定看破の精度も増すのは自明の理であり、可能なら設定差のあるRTリプレイだけを数えたいところ。これを可能にするのがRTリプ判です。

 

見抜くには2コマ目押しが必要です。HG中は左リール3連ドンの一番上のドンちゃんを中段or下段に目押しします。目押しが正確であれば、この打ち方から中段に揃うリプレイは設定差のあるRTリプレイ、それ以外のラインで揃うリプレイは設定差のない通常リプレイになります。このRTリプレイを見抜く打ち方で設定差のあるリプレイだけを数え、前述の比率判別を合わせると最も設定看破の精度が高くなるという理論が「RTリプ判別」です。

 

 

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パチスロで高設定を狙う上で、何よりも根拠が大切である事は言うまでもなく、私もコラムや漫画・動画で幾度となく言ってきました。全ての設定判別要素は根拠優先を踏まえた上での補足的な意味合いであり、RTリプ判も例外じゃありません。

 

当然ながら私がRTリプ判ネタを伝える時も根拠優先前提で話すのですが、「RTリプ判をやらなければ不安になる程度の精度でハナビは打てない」等の否定的な意見も良く耳にします。これらの意見に対し、私は今回のように「そうですね」としか答えません。何故なら、私も昔はそうだったから。

 

その昔、まだ私がホームページを作り「ガリぞう」になりたての二十代半ばだった頃。当時は五号機じゃなく四号機のハナビ主体で稼いでいました。フル攻略だと設定5で112%、設定6だと115%もあります。この四号機のハナビを狙う際、上げ狙いの何台かで閉店前にチェリーを揃えてPAYOUT欄に「2」や「4」と表示させておき、翌朝に同じ出目で払い出し表示が残っていれば据え置き、消えていれば設定変更という技を使い設定5・6をツモっていました。そんな小技でツモる日記をホームページで書いていたら、こんなメールを頂いたのです。

 

「わざわざ前日の夜に仕込まずとも当日の朝にガックンチェックすれば良くないですか?」

 

このメールへの私の返事が、「設定変更の確認は精度が命なので、確実に見抜く為にも仕込んだ方が良いと思います。」でした。確かに精度は大事ですが、前日の夜に用事等があるのなら、仕込みに行かず当日朝のガックンチェックでも良い訳で。しかし、否定してしまった本当の理由は、精度云々の前に当時の私がガックンチェックを知らなかったから。「それは知りませんでした」と言う事が恥ずかしく、認めたくなかったから。

 

48歳になった今は他者を否定するより柔軟に吸収し活かせる部分のみ応用した方が建設的だと理解しているので誰かの意見を頭ごなしに拒絶したりする事もありませんが、開店前の会話で若い頃の懐かしい感覚を思い出させてくれました。

 

話を戻して。

少々の並びを入れて無事に本命のハナビを取れたので、BIG中ハズレを拝むまではHG中のRTリプ判主体で設定看破を進めていきます。

 

 

※BIG後の数字は全て累計数で「BIG中ゲーム数#BIG中斜め風鈴回数_HC中ゲーム数.HC中ハズレ回数.HC中リプレイ回数#HG中ゲーム数.HG中ハズレ回数.HG中RTリプレイ回数」

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ボーナスの軽さと通常時風鈴の良さに引っ張られここまで粘ってしまいましたが、ラスト4回のBIGでRT中が一気に悪化してしまいました。このRTリプ判の数値ではさすがに追えません。出玉に惹かれたのか開店前に声をかけて頂いた若者が打ちたいようだったので、一応各種数値を伝えた上で台を譲り、私は3223枚の出玉を流して退店。

 

 

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平日はバラエティコーナーでゲリラ的に6まで見える高設定を使っていると思われる店に立ち寄り、良さげなドンちゃん2を軽くこすり……。

 

 

※BIG後の数字は全て累計値で「RTゲーム数.RT中ハズレ回数.RT中リプレイ回数」

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投資138枚(貯玉)で442枚の出玉を獲得するも手応えを感じずヤメ。そのまま帰宅です。ハナビは高設定の可能性が薄いまま3000枚も浮いてしまいましたが、前日のまどか新編では高設定が確定していたのに2000枚も負けたりと、パチスロの理不尽さを連日体感しています。

 

 

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以上で2020年1月第三週の振り返りは終了です。

期待値を積んで大敗した翌日にツモれず大勝ちするという納得のいかない一週間でしたが、もう私もコレで24年生活しているので、これもパチスロの形の一つだと自覚してます。

 

来週は再び収録が三本入る一週間なので、パチスロライターとしてのあれこれをお話しできたらと思います。お楽しみに。

 

 

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