抜ききる派に狙い台を取られても…全5確信のアイムでキッチリ回収!【収支日記#17:2020年8月22日(土)~8月28日(金) 】 (2/2)

抜ききる派に狙い台を取られても…全5確信のアイムでキッチリ回収!【収支日記#17:2020年8月22日(土)~8月28日(金) 】 eyecatch-image

8月28日:抜ききる派と温存派

 

パチスロの稼働スタイルにおいて、対立する意見は多々あります。

 

例えば、天井狙い派と設定狙い派。天井狙い派の方は設定狙いを「マイナス期待値の稼働を積むリスク」と揶揄し、設定狙いの方は天井狙いを「ハイエナの浅ましさ」と卑下します。私は主に設定狙い派ですが、パチスロの勝ち方としてはどちらも正解だと今は思っています。

 

例えば、入場抽選派と並び順派。

並び順派は抽選を「引き子の温床」と言い、入場抽選派は並びを「並び子の温床」と言います。私は勝つ為の努力の余地がある並び順派ですが、本来あるべき姿はホールが決めれば良い事で、それも店の色として客に選択権を与えれば良いと思っています。

 

そして、お題にもある、抜ききる派と温存派。

抜ききる派は「温存してもいつかは誰かに抜かれる」と言い、温存派は「それでも寿命は延びるし店からマークもされにくいのでトータルではプラス」と言います。私は元々が競争率の低さを最優先する立ち回りなので当然ながら温存派ですが、責任さえ負えるならどちらも正解だと思っています。

 

貴方が温存派なら、甘い状況を誰かに抜ききられても文句は言わない。

貴方が抜ききる派なら、店や客とトラブルになっても文句は言わない。

自分で選んだ道なのだから、リスクは受け入れるべきだと思います。今週ラストの実戦記は、そんなリスクを受け入れるお話です。

 

今日の候補店は二軒のみ。

 

一軒は何年も大事に使っている昼時差の某A店。狙い目は、強いとされる日に必ず高設定が入っていたと思われる、絆2・ハナビ・ジャグラーです。ただ、目立たないよう月に一度・二度くらいでしか顔を出していない為、客層や客量についての最新情報はありません。

 

もう一軒は、こちらも何年も大事に接してきている某B店。こちらの狙い目はジャグラー……ですが、本当に今日が狙える日かどうかは確信がありません。今日が正解日なら、おそらくアイムは全5でしょう。
ただ、今日が打って良い日かどうかは確信を持てません。

 

普通に考えて、まずはA店を狙ってツモれなかった時点でB店のデータと相談すべきでしょう。と言う訳で、目立たないよう開店時間5分前にA店到着し、四台設置の絆2へ。……先客が三人いて、狙い台は確保されています。導入当初はライバルなど一人もいなかったのですが、仕方ないので狙い台の右隣に着席。

 

 

ガリぞうの収支日記 画像1

 

自身初のエピソードBCをひきミッションを2%上げるも、やはり当初の狙い台だった隣が当たりのようなので、ここはヤメておきます。なにより絆2を押さえた三人は仲間のようで、相談し合いながら打っていたのでもしかしたらノリ打ちなのかもしれません。この店の絆2は台数が少ないのに正解があるので美味しかったのですが、頭数で来られると太刀打ちできません。と言っていても始まらないので、ここは他の可能性を追ってみます。

 

 

ガリぞうの収支日記 画像2

 

※BIG後の数字は全て累計数で「BIG中ゲーム数#BIG中斜め風鈴回数_HC中ゲーム数.HC中ハズレ回数.HC中リプレイ回数#HG中ゲーム数.HG中ハズレ回数.HG中RTリプレイ回数」。

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サンダーもハナビも未だ設定不明の状況ですが、各シマを見る限り高設定らしき台が絆2の狙い台一台以外に見当たりません。ジャグラーのシマでさえ空いたら打ちたいと思える台がほぼ無いので、今日のA店の割数自体に疑問を持ち始めてしまっています。こうなってしまうと粘る力が衰えるのも当然であり。

 

一旦出玉を流すと差枚数にして+512枚。これを会員カードに入れてしばし様子見するも、状況は一向に好転しません。そんな中、スマホでB店のデータを覗いてみると、アイムが全台合算5万Gちょい回り、REG確率が1/248.7(202回)と飛びぬけて良い様子。どの道、大本命だった絆2は空かないでしょうし、ここはA店に見切りをつけてB店のアイムを狙った方が良さそうです。

 

B店到着は夕方17時過ぎ。

店内に入り真っ直ぐアイムのシマに飛び込むと、3000G弱でBIG=10・REG=14の台が空席になっていました。と言うか、この店でジャグが打てる日は過去のデータ上アイムが全5と思われるので、どんなデータの台でも特に問題ないんですけどね。

 

 

※米印はチェリー重複の意。

ガリぞうの収支日記 画像5

 

軽い投資から食いつくも、バケの7連で気持ちは萎え気味です。ただ、この展開を受け入れられなければアイムは打てないので、今日のB店の設定状況に自信があるなら黙って回すのみ。

 

……黙って回すのも暇なので、A店との今後の付き合い方について考えてみます。A店は元々適度に甘い店でしたから、いつか人海戦術を受けるだろうリスクを踏まえた上で大事に扱ってきたので、甘さを吸えなくなっても特に不満はありません。このリスクを受け入れる覚悟があったから通いまくり抜ききろうとしてきませんでしたし、こうなった時の為に他でも大事に付き合える保険店の準備を進めてきた訳で。つまり、一軒を失いかけているなら、追加で一軒打てる店を増やせば解決という結論に達しました。

 

……「リスクを受け入れる」というワードで、過去のコラムを思い出しました。一本目の記事でもお伝えした「キタックジャグラーランド」のコラムです。その昔、時は2007年。現行サイトの前身「キタックジャグラーワールド」では我が嫁もコラムを書いていて、その初回記事がリスクについての話だったのを思い出しました。顔から火が出るほど恥ずかしいコラムでしたが、興味がある方もいるかもしれないのでここに転載しておきます。

 

 


 

Title:カリスマスロッター?(2007/04/10)

 

どうやら私の夫はカリスマスロッターなどとおだてられているらしい。スロット関連の雑誌やインターネットを開くと格好良く飾られた文字が並んでいる。私はそれらを冷めた目で見る。やれやれ、華やかなおだて文句と実生活はかけ離れているもんだな、と。

 

2LDKのリビングに散乱したスロット雑誌を眺めるのにも飽き、私はスーパーの特売を目的に歩いて出かける。スーパーで安く売られている食材でその日の夕食が決まる。

 

例えどんなにカリスマと言われ凄かろうがスロットはスロット、パチンコと同じく一般大衆の娯楽であることには疑う余地も無い。体を酷使して連日稼働してもスロットで稼げる年間額には限界がある。それに例えどんなにカリスマプロと称えられようとも所詮は無職であることにかわりはないのだ。会社勤めと違いケガや病気になっても何の保障もないし退職金だってない。私のスロットと縁の無い友人達は「まだそんな生活してんの?」と相変わらず聞いてくる。そんな状況に冷静な判断を下し、充分な額を稼いでいるのにもかかわらずスロット一本で食べていくのをやめ就職するスロプロを夫の傍らで数多く見てきた。

 

スロット一本で生活していく数年を送っていれば必然と不安が生じてくる。

いつまでこの生活が続けられるの?

一生これで食べていけるの?

この先はどうなるの?

生みだされた不安はいつも宙に浮いている。毎日、一日一日の結果に一喜一憂しながらもそんな心境のもとに暮らす日々。まるで揺れるはかりの上で生活しているよう。

 

だが、自分達で決めて選んだ自由業という道なのでそうそう気弱になってばかりいられない。今、現状で出来る範囲の事をして将来への不安を和らげるしかない。その解決策は貯蓄ぐらいしかないだろう。他にはスロットをやめるという選択肢もあるが、夫にとってそれは今さら無理な話だろう(笑)

そのため「将来の安心」に向けてせめて貯蓄に励もう努力している私です。

 


 

……ただ自分のモチベーションを下げただけで、転載した意味はあまりなかったかもしれません。

 

それでも、「リスクを受け入れる」という意味では、今日の私の考えと同じく我が嫁もずっと覚悟してくれていたんでしょう。改めて思い返すと、やはり一蓮托生が当然だと思わず、連れ添ってもらえている感謝の気持ちを今後も忘れずにいたいです。そして、リスクを受け入れる覚悟でA店の甘さを吸い尽くさなかったのだから、私も嫁コラム同様に現状で出来る範囲の事として代替の優良店舗を探そうと思います。

 

 

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夜22時過ぎ。

明日も朝イチから稼働予定ですし、C店は自宅から50km以上離れていて閉店ギリまで打つと明日に差し支えるので少し早めの稼働終了です。出玉を流すと909枚。投資は貯玉から200枚のみなので、B店の勝ち額に+709枚の上乗せとなりました。

 

確かに翌日も朝早い起床ですが、事故のリスクは計り知れないので安全運転で帰宅のガリでした。皆様もリスクを冒すならそれなりの被害を覚悟すべきですし、それが嫌なら安全策をオススメします。

 

 

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以上、第四週の収支日記でした。私なりの押し引きや価値観も含め深く伝えられたつもりなので、読んで頂いた皆様の何かしら参考になって頂けたら幸いです。

 

稼働漬けの一ヶ月も残すところ29~31日の三日間。年甲斐もなく休まず稼働し続けた最終週の収支日記にご期待ください。

 

 

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