当たり台は4or6?設定6に辿り着いた「答え合わせの立ち回り」【収支日記#18:2020年8月29日(土)~8月31日(月)】 (1/2)

当たり台は4or6?設定6に辿り着いた「答え合わせの立ち回り」【収支日記#18:2020年8月29日(土)~8月31日(月)】 eyecatch-image

8/29~8/31の収支

 

稼働漬けだった八月の収支日記も残り三日。稼働量的にも収支的にも満足していますが、現場感の回復を自覚できた事が何よりも嬉しい一ヶ月でした。

 

パチスロライターもパチスロ生活者も、やっている事はさほど変わらないと感じる方もいるでしょう。しかし、視点や考え方・優先順位は大きく違います。例えるなら、パチスロライターは仕事の練習の為に稼働しますが、パチスロ生活者は普段の稼働が主軸で仕事を片手間と考えます。パチスロライターは教科書に載っている勝ち方を文章や言葉で世に伝えますが、パチスロ生活者は勝ち方の教科書を自ら作ります。

 

攻略誌を読んだりネットで検索するだけでは得られない勝ち筋にたどりつけてこそパチスロ生活者であり、その為の行動一つ一つが私の現場感と自信を回復させるのだとこの一ヶ月で改めて思えました。そんな八月の必死の稼働も残り三日間となりました。最後までお付き合いください。

 

 

8月29日:罪悪感の是非

 

私の稼働圏では自粛に入る前頃から土曜の客の奪い合いが顕著に見られます。土曜の前夜には各ホールが競い合うかのように配置替えや座談会・各種説明会等の告知を発信しています。その理由は分かりませんが、各ホールが発信する情報を見る限り、ここ一年ほどそういう傾向にある事は確かです。

 

人が集まれば売上が立ち、売上が伸びれば高設定も使える(実際に使うかどうかは店次第)。これはパチスロのシマ状況における不変の理です。

 

しかし、人が多い店では必然と知人や読者さん・視聴者さん等に声をかけられる機会も増えます。開店前に「今日オレ〇〇打とうと思ってるんすよ。」と自分も狙っている機種名を言われると、例えその方の前に入場できる立場であっても罪悪感が芽生え申し訳なくなり、私はその機種を避けがちです。この弱い性格を克服できない内は、より高い期待値を積む為にも、質の高い立ち回りをこなす為にも、競争率の低さが最優先だと過去24年間のパチスロ生活で自覚しています。故に人が集まりやすい最近の土曜の店選びに悩む事が多いです。

 

そんな中であれこれ頭を悩ませ出した今日の結論は某A店。ジャグラーのシマ全体で見てもおそらくは正解が3~4台しかないと思われますが、それなりに読み筋を立てられて、たどりつけさえすれば推定5にありつける店に決めました。

 

狙っている機種はマイジャグラー4で、狙い台は二台のみ。このどちらかだろう自信はありますが、どちらなのかまでは自信を持てません。※現在進行形で使えている店で飯の種は明かせないので、狙いを絞れた理由は割愛します。

 

朝イチで入店し、真っ直ぐマイ4のシマへ進むと、狙い台は何れも空席のまま。さすがは競争率の低いA店です。二択の先までは絞りきれていないので、より目立たない配置のA番台を選択。

 

 

※米印はチェリー重複の意。

マイジャグラーⅣ A番台の実戦データ

 

大きなハマリもないまま3131Gを回し、BIG=13(1/241)・REG=10(1/313)・ブドウ=549回(1/5.70)と、悪くない数値で推移していますが確信までは持てません。こんな時は、もう一台の狙い台と相談してみましょう。席を立ち、別の狙い台のマイ4を確認しに行くと、1500G・BIG=5・REG=2だそうです。どちらかに入っている自信はあるので、今のところは優勢でしょうか。

 

 

マイジャグラーⅣ A番台の実戦データ

 

さらに二桁連打で出玉を伸ばし、ドル2カチ盛りにまで到達しました。もう一台の狙い台は1800G・BIG=5・REG=2の状態で稼働が止まってしまいました。ここまで来れば既に勝勢。後はブン回すのみです。

 

 

マイジャグラーⅣ A番台の実戦データ

 

丸一時間以上BIGが当たらない中、一つの懐かしい記憶が蘇る出来事に遭遇しました。

 

私の両隣で打つ女性の年配客が、ペカる度に目押しを頼んできます。基本的に私は率先して他人の目押しをするタイプですが、高設定ブン回し中+毎回目押し依頼+両隣となると話が変わってきます。それでも両隣の目押しをするだけじゃなくブドウ抜きまでやってしまっている自分を鑑みて、若い頃に母親に文句を言ってしまった記憶が蘇りました。

 

まだ私が二十歳過ぎで、パチスロで生活する前の社会人時代。社会の中で生きていくには罪悪感が邪魔なんじゃないかと思った時期がありました。罪悪感が足かせになり出来ない事も多い中、周囲への迷惑を考慮しない人が成功している「やったもん勝ち」の姿を見てそう感じたと記憶しています。

 

「どうして罪悪感を覚えるような育て方をしたんだ。社会では周囲の方達を躊躇なく蹴落とせるような人が成功してるじゃないか。」

 

二十歳過ぎの私は、そんな文句を母親に言ってしまいました。何とも情けない話ですが、事実です。その時の返事は詳しく覚えていませんが、母親の悲しい顔だけはハッキリと覚えています。

 

実際、パチスロ生活者としても、罪悪感が期待値を阻害する場面は多々ありました。一例を挙げるなら、四号機時代に前もって情報を知り得ながらも攻略系に手を出せなかったのは、罪悪感以外の何物でもありません。それこそ今日の朝イチの店選びだって、誰かが狙っている台を奪いたくない罪悪感から競争率の低い店を選んでいる訳ですし。それでも人生を積み重ねていく中で、母親の悲しい顔の意味を少しずつ理解していったのかもしれません。

 

「社会で生きるに罪悪感が必要かどうかは分からないけど、人としては罪悪感を覚える事こそが正しい姿だ。」

 

もし今、自分に子供がいるなら、そう諭しているでしょう。毎回の目押し依頼を断られたら嫌な気分になるだろうなと思うと、その罪悪感が私のブン回しの手を止めてしまい、その度に期待値をロスしている事は間違いないでしょう。確かに罪悪感が期待値を阻害している事への多少の苛立ちは正直今でもありますが、それ以上に人としてあるべき姿を優先できている母親から受け継いだ性格に誇りを持つべきだと今なら思えます。

 

 

マイジャグラーⅣ A番台の実戦データ

 

8/29の実戦データ

 

19時前。今夜は人と会う約束があるので、これにて実戦終了。出玉を流すと1899枚。投資は11Kなので、約+1400枚の浮きとなりました。

 

REGが弱かったりブドウが強すぎたりと数値が荒ぶってますが、A店でのジャグラーの正解は設定5だと過去のデータ取りから分かっているので、おそらくは今日も設定5を打てていたと思っておく事にします。

 

私のように、人に対する申し訳ないという気持ちが社会の中で生きる弊害になっている方も多いと思います。そんな罪悪感を抱えたままでも生き永らえさせてくれるパチスロが私は好きですし、これからも色々な形で恩返ししていきたいと思います。

 

 

8/29の実戦結果

 

 

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