【フルーツ図柄】なぜパチスロの図柄はスイカやチェリーといったフルーツなのか?起源を解説!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「フルーツ図柄」について。我々が普段当たり前にべしべし揃えているスイカやチェリーは一体どこから来たのかを調べてみました。良かったら一緒に勉強しましょう! どうぞ。
図柄と絵柄
とその前に、パチスロにおいてはリール上に描いてある絵の事を「図柄」と言います。これ「絵柄」じゃないので注意ッス。別にどっちでもいいんですけども、正式名称として「図柄」になっとるのは頭の片隅に入れておいても良いかもしれません。んで何をもってして正式名称かというと、これはまた「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」にそう表記されておるからです。
例えば、上記風営法に紐づく形で定められている「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」には「図柄」という単語が160回以上出てくる一方で「絵」という漢字は一回も出てきません。問題はなんで「絵」じゃなくて「図」が採用されておるかですが、これはもう単純に「図」が「絵」を含む上位互換の単語だからです。例えばリール上のシンボルに写真画像を採用した場合、それは明確に「絵」を用いた「絵柄」じゃなくなるのですが「写真を利用した図柄」ではあります。重箱の隅を突っつく感じですが、解釈の範囲をなるべく明確にするため、「リール上にある、あらゆる手法やモチーフを採用して作られたシンボル」を表す広い用語として「図柄」が採用されているのだと思います。
繰り返しますが意味が伝われば別にどっちでもいいので好きな呼び方をして構わないんですが、より正確な用語を使いたい! というかたは「図柄」を使うようにすると良いかもしれません。
リバティ・ベル・ガム・フルーツ
さてフルーツ図柄問題に戻ります。
パチスロ原型は海外のスロットマシーンから来てるのはご存知の通り。史上初めて誕生したスロットマシンは1899年の「リバティ・ベル」だったそうです。この時の図柄ですでに「ベル」が登場するのですが、あとは「蹄鉄」とかよく分かんねぇモチーフが採用されております。
当時、このスロットマシーンはカジノではなくその辺の酒場とかに設置されており、賭博行為が普通に行われておりました。特にスロットマシーンを取り締まる法律もないので、果たしてコレが遊びなのかギャンブルなのかはっきりしようぜという論争が起きます。んでそこでメーカー側が「ギャンブルじゃなくて自販機です」という主張により発売した「ガム自販機付きのスロットマシーン」が「リバティ・ベル・ガム・フルーツ」という機種だったとのこと。
「リバティ・ベル」のガム自販機搭載機フルーツ味バージョン、みたいな意味だと思いますが、モチーフがフルーツ味のガムになったことによりベルに加え「オレンジ」「レモン」「プラム」などのフルーツ図柄が登場。さらにガムをモチーフにした「長方形のなにか」が加わり、チェリーもほぼ同時期に加わります。他の機種もこれに倣い、こぞってフルーツをモチーフにした機種を出すようになったのが、今のパチスロの図柄にも受け継がれておるようです。
ちなみにガム自販機マシンについてた「ガムモチーフの長方形の図柄」ですが、これが後に「BAR」になったとの事。へぇ!あれガムなんや……!
確かに。筆者思ったのですが「プラム」って一体なんなんだというのは前からあった気がします。これみんなスッと飲み込んできた疑問だと思うのです。プラムて。もっと他にジャパンの遊技っぽい果モンあるんじゃないかと。今回調べて見て「ああ如何にもアメリカのガムっぽいなぁ」と思ってやっと腑に落ちた次第。ちょっと賢くなりました。
ガムじゃなくて別の自販機だったらフルーツになって無かったかもしれません
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