【P地獄少女覚醒3000Ver.】今までの「地獄少女」とは一味違う!シリーズ最新作のスペックや演出を徹底レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回は藤商事さんの最新台「P地獄少女覚醒3000Ver.」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じかをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
大当たりはほぼ確実に1400発以上増加!
本機は2021年に登場した「P地獄少女華」をベースに作られた機種ということで、筐体やギミックデザインなどは基本的に前作を踏襲。シリーズの伝統でもある迫力抜群の蝶ギミック、そして各所に花が取り付けられた華美な筐体デザインが特徴です。前作からの変更点でいえば筐体デザインの一部にマイナーチェンジがあったくらいではありますが、筐体・ギミックどちらも「地獄少女」シリーズの中で随一の作り込みだと感じます。
続いて出玉関係の盤面構成について。まずはアタッカーですが、本機の大当たりは全て盤面右下に設置されているアタッカーでの消化となります。アタッカーの上にあるのは入賞口(賞球1個)と電チューのみで溢しルートは無い為快適な消化が可能。今回の試打では打ちっぱなしでの消化でも平均1~2個はオーバー入賞したこともあり、こちらは非常に優秀な造りといえるでしょう!
続いてラッシュ中の打感に影響する部分ですが、黄色いプラ板が電チュー、そしてその右上には入賞口、さらにアタッカーの下にも入賞口を配置。入賞口はいずれもスルーの役割を担っていることに加え賞球も1個払い出されます。ラッシュが1回転で決着が着くゲーム性なため、こぼしたとしても影響はかなり小さいですね。基本的には玉減りを気にすること無く快適な消化ができるでしょう。
ギミック・盤面構成共に概ね好印象。特にアタッカーは打ちっぱなしでもオーバー入賞に期待できるのが嬉しいところ。ただ、筐体デザインやギミックに関してはほぼ前作のままなので新鮮味に欠けるのは残念なポイントかなと。ということでここは☆4つ!
今までの「地獄少女」とは全く異なるラッシュのヒリツキ
本機は初当たり確率約1/319の一種二種混合機。初当たり時の大当たり内訳は「約3000発(※1)+ラッシュ突入」が20%、「約1200発+ラッシュ突入」が40%、「約1200発+ラッシュなし」が40%となっています。これまでの「地獄少女」シリーズでは通常大当たりだった場合時短に突入するタイプの機種がほとんどだったので、ここは大きな変化があったポイント。
(※1)1500回×2回。V入賞が条件
特に初期の「地獄少女」シリーズが好きだった僕としては、100回転とは言わずとも50回転程度でも良いから時短を楽しみたかったな…というのが素直な気持ちですね。とはいえ20%も3000発ボーナスがありますし、通常大当たりだった場合でも1200発を獲得できるので現実的にもう一度初当たりを目指すことが可能。総合的に見れば優秀な振り分けなのかなと思います!
「閻魔あいラッシュ」は時短1回転で約1/1.34の大当たりをゲーム性で継続期待度は約75%。一種二種混合機のラッシュでよくある残保留での抽選などは一切なく、いわば1回転限定のSTというゲーム性です。「地獄少女」シリーズといえば確変ループ機のイメージが非常に強かったのですが…これはこれでかなりアリ。正真正銘の一発勝負ということで電チューに玉が入賞する瞬間の緊張感は他機種では味わえないものになっていますよ。
ラッシュ中の大当たり振り分けは「約3000発(※1)+ラッシュ継続」が約33%、「約1500発(※2)+ラッシュ継続」が約67%。これまではどちらかというとミドルスペック機の中ではマイルドで遊びやすいスペックのイメージがありましたが、今作では昨今のトレンドでもある3000発ボーナスも取り入れ破壊力や脳汁を求めるユーザーが十分満足できるスペック・ゲーム性になっていますね。
(※2)小当り経由の場合V入賞が条件
通常大当たりに時短が付属しないことやラッシュの継続率自体はさほど高くないことなど気になる要素もありましたが、大当たりは最低でも1200発獲得できることや3000発ボーナスの振り分けが高いことなど優れている点も多数存在しており、全体的なスペックとしては非常に優秀な印象を受けました。歴代の「地獄少女」シリーズファンからすると残念に思ってしまうところもあるかもしれませんが、過去作のスペック・ゲーム性に固執せず新鮮な魅力を提供しようというチャレンジ精神には拍手を送りたいですね。☆は4つで!
演出バランスを見直しストレスを軽減。流行りの演出カスタムも搭載!
通常時の演出は親機である「P地獄少女華」をベースに、演出の発生頻度や信頼度といったバランス調整が行われております。連続予告の発生頻度やスーパーリーチへの発展頻度が抑えられているので、間違いなく前作よりもストレスを感じずに楽しめると思いますよ。
本機からの新予告や新リーチ演出は残念ながらナシ。あくまで本機は「P地獄少女華」のスペック違いなのでそこまで求めるユーザーは多くないかもしれませんが、スペック違いでも演出構成がガラッと変わっていたり、ベースは変わらずとも新規専用演出が搭載されている機種も珍しくないことを考えるとここは少々残念なポイント。個人的には「地獄少女」ならではの魅力が詰まった「依頼者リーチ」に新規ストーリーが一つでも追加されていればめちゃくちゃ嬉しかったですね。
ただし、新たな演出カスタマイズ機能としてアツい変動を保留入賞時に告げる「先ローリングモード」を搭載。いわゆる「先バレ」カスタムですね。搭載されている演出自体は前作「P地獄少女華」から代わりありませんが、全体的な演出の見直しそして昨今のトレンドでもある演出カスタマイズ機能が搭載されたので、前作「P地獄少女華」が好きだった方はもちろんそれ以外のユーザーでも楽しみやすくなっていると思います。
筆者自身が元々「地獄少女」の演出が好みなので…ここは少し甘めに☆4つで!
ラッシュ中は完全新規演出!もう少しオリジナリティがあれば…
抽選システムや出玉性能に関しては先程ご紹介しているので、ここでは主に演出面についてご紹介したいと思います。本機の「閻魔あいラッシュ」の演出モードは、「いっぺん押してみるモード」と「あいの違和感エアーモード」から選択可能。
まずは「いっぺん押してみるモード」。こちらは電チューに入賞するとカウントダウンが発生し、最終ジャッジまでにボタンエフェクト色が昇格するほど期待度アップ。カウントが0になるとボタンプッシュでの当落告知が行われる演出モードです。最終ジャッジでは「閻魔あい」のセリフによって期待度が変わるなど、従来の「地獄少女」シリーズの確変中のような楽しみも味わえました。
「あいの違和感エアーモード」はその名の通り、違和感演出発生もしくはラッキーエアー発生で大当たりとなる完全告知タイプ。「閻魔あい」に息を吹きかけられる…というラッキーエアーを巧みに活用した演出モードになっています。違和感演出による告知は昨今のトレンドになりつつありますが、「今なんで当たったの!?」みたいな時には答え合わせの楽しみもあり個人的にはかなり好みの演出モードですね。
通常時の演出に関しては前作からのバランス調整と演出カスタマイズの追加にとどまりましたが、ラッシュ中は本機専用の完全新規演出で構成されておりかなり力が入っています。ただ、「いっぺん押してみるモード」にしても「あいの違和感モード」にしてもすでに他機種でも味わったことのあるゲーム性で独自要素が薄いのは少々残念なポイント。
昨今の機種はラッシュ中の演出モードが3つ4つ搭載されている機種も珍しくないので、本機ももう一つ…なにか本機でしか味わえない魅力を持った演出モードがあればより良かったですね。☆は4つで!
「閻魔あいラッシュ」のドキドキ感は一度味わうべき!
前作「P地獄少女華」から一年と少しの時を経て登場するシリーズ最新作「P地獄少女覚醒3000Ver.」。昨今のトレンドでもある3000発ボーナスの搭載や一回転勝負の「閻魔あいラッシュ」など、これまでのシリーズ機にはない魅力を持った非常に挑戦的なスペックとなっています。それ故にこれまでの「地獄少女」シリーズファンの方に受け入れられるのかという不安要素もありますが、ラッシュ中は完全新規演出であることそしてなにより「閻魔あいラッシュ」で電チューに入賞する瞬間の緊張感は本機でしか味わえないモノになっているので、今までの「地獄少女」と違う…と食わず嫌いせずに本機ならではの新たな魅力を是非一度は味わってほしいですね!
今回のレビュー結果
まったり遊びたい時は「P地獄少女華」、短時間で大きな出玉を狙いたい時は「P地獄少女覚醒3000Ver.」。これでヨシ!
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