【Pアナザーゴッドハーデス-狂乱-】なにからなにまで今までの「ハーデス」とは一味違う!シリーズ最新作のスペックや演出を徹底レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回はメーシーさんから登場する注目の新台「Pアナザーゴッドハーデス-狂乱-」の試打レビューをお届け。スペックや演出、ラッシュはどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
ハイクオリティなギミックを多数搭載!
「ハーデス」シリーズでは初の「SHNOBI7」筐体で登場。ギミック面もかなり新鮮な顔ぶれとなっており、液晶上部にフェイスギミック、液晶の周囲には羅針盤モチーフと思われるギミック、そしてパチスロの「ハーデス」でもお馴染みの「砂時計」「ハーデスの槍」「ギロチン」といった実に多彩なギミックが搭載されています。
実際に作動するとこんな感じ。ギミックアクション自体は割りとシンプルなのですが、サイズ感とスピード感がとてつもないインパクトを生み出しています。デザインや質感にもかなり力が入っていますし、ギミックのクオリティはめちゃくちゃ高いと思いました!
続いてアタッカー。本機の大当たりは通常時~ラッシュ中まで全てこちらのアタッカーで消化。配置自体は盤面のかなり下の方にありますが、アタッカー到達までに溢しはほとんど発生せず快適に消化することができました。
続いて右打ち中の消化に関わる部分。黒いプラ板が電チュー、見切れてしまっていますが電チューの上にスルーがあります。電チューの拾い自体が良好ですし、溢れてしまっても盤面最下部にはオマケ入賞口も存在。それに加え本機のラッシュは電サポ1回+残保留(2個)という短期決戦タイプなので右打ち中に玉減りが気になることはそうそう無いでしょう。
抜群のクオリティを誇るギミック群、そしてストレスを感じることのない盤面構成。ここは文句なしの☆5つです!
歴代シリーズ1番の激甘スペック?満足感の高いゲーム性も◎
特図1
払い出し出玉 | 電サポ | 振り分け |
約1500個 | GOD GAME突入 | 1% |
約450個 | GOD GAME突入 | 29% |
約450個 | 時短1回転 | 70% |
本機は初当たり確率約1/319.68の一種二種混合機。「ハーデス」シリーズはこれまでいくつか登場していますが、本機では通常時~ラッシュ中のゲーム性まで全てが一新されています。まず通常時に関してですが、初当たり時の30%がラッシュ直通、そしてダメな方の70%でもラッシュ突入のチャンスである「冥王謁見ZONE(時短1回)」に突入するというのが本機の特徴です。
「冥王謁見ZONE」では1回転で約1/1.94の大当たりを引くことができればラッシュ突入となり、突破期待度は約52%。初当たり時の時点で30%がラッシュ直通となることに加え「冥王謁見ZONE」でも半数以上はラッシュ突入…という期待感のバランスがめちゃくちゃ絶妙。前作「Pアナザーゴッドハーデス ワールド」は初当たり時に直通振り分けがほぼ無いタイプ(時短突破型)でしたが、個人的には本機のようなゲーム性のほうが断然好みですね!
「冥王謁見ZONE(GOD GAME突入ジャッジ)」の詳細はこちら
続いてラッシュについて。本機のラッシュ「GOD GAME」は電サポ1回+残保留(2個)で大当たり(約1/1.94)当選を目指すショートSTタイプでトータル継続率は約90%。大当たりのメインは2R(300発)ですが10R(1500発)の振り分けが25%あり、「このラッシュ突入率&継続率でこんなに!?」と思えるほどの破壊力を感じました。
また、ショートSTタイプという点では過去シリーズだと「Pアナザーゴッドハーデス ジャッジメント」の「GOD GAME」が近いのですが、あちらは1度の大当たりが4回1セットという少し特殊なゲーム性でとっつきにくさがあった印象。その点ではより一般的なショートSTタイプに近いゲーム性の本機のほうがより多くのユーザーに受け入れられる気がしますね!
しかしただ単にシンプルになっただけではないのが本機の魅力でして、なんとシリーズ初となるC時短(※右打ち中のみ)を搭載!ここで補足させていただきますと、先程ご紹介したトータル継続率というのはこのC時短による引き戻しを考慮した数値となっています。C時短当選時は「デジャヴ演出」発生から画面が巻き戻り「GOD GAME」を最初からリスタートというパチスロユーザーにとっても堪らない流れ。ラッシュ終了→リザルト表示→通常画面に戻った直後…という発生タイミングも「絶望の淵からの生還」という感じがしてめちゃくちゃ興奮しました!
通常時は初当たりからの直通&「冥王謁見ZONE」どちらも現実的な確率でラッシュ突入に期待できる絶妙なバランス。そして高継続×C時短というこれまでの「ハーデス」シリーズとは全く異なる魅力を持った「GOD GAME」。個人的な好みでいえば間違いなく歴代シリーズで1番好みのスペック&ゲーム性に仕上っていました。ちなみに本機のボーダーラインをなな徹で確認すると約1/16.4回転ということで、クルーンタイプだった「CRアナザーゴッドハーデス アドベント」を除けばこちらも歴代シリーズで1番甘い数値。「このラッシュ突入率&継続率でこんなに!?」という印象はやはり間違いではありませんでしたね。結局はホールの運用次第なのでスペックが甘けりゃ甘いほど良いというわけではありませんが、歴代シリーズ最強クラスの出玉性能であることにはなっているのかなと。☆は5つ!
演出はカッコいいし新鮮さもあるけれど…
スペック違いなども含めるとシリーズ5作目となる本機。今作では搭載されている予告演出やリーチ演出、そして演出フローも大きな変化を遂げております。まず、1番注目したいのは「WELCOME to HELL 」図柄停止→ギロチン落下という流れから突入する「狂乱の宴」。こちらはいわゆるチャージ系&ストック系演出となっており、演出中に「HELLチャージ」が上昇、そしてアイテム(強演出発生示唆)を獲得するほど期待度アップ。
発生時点で激アツというわけではなさそうですが今回の試打では初当たり時の半数以上に絡んだので、本機を象徴する通常時の要的な演出になっていることは間違いなさそうです。しかし「狂乱の宴」があることでワンパターンに感じてしまう点は否めず。個人的な好みで言えばもう少し初当たり時に「狂乱の宴」が絡む頻度は少ないほうが好みでしたね。
本機の3大注目演出は「冥王降臨演出」「ハーデス玉座演出」「レジェンドオブハーデスSP」といずれも「ハーデス」系の演出。「ハーデス」を安売りせず激アツの象徴としているのはパチスロでのコンセプトと一貫していますし、パチスロを知らない方でも「コイツが出てくれば熱い!」と直感的に楽しむことのできるよう配慮された演出構成だと感じました。
リーチ演出の構成や映像も大きく刷新。今作では「キャラSPリーチ」→「狂乱キャラSPリーチ」or「冥王降臨SP」への発展が王道ルートとなっています。上位リーチ発展時にボーカル楽曲が流れ始めるという盛り上げ方は今作でも健在なのですが、これは相変わらずめちゃくちゃカッコいい。おそらくですが液晶が前作よりも美麗になっていたこともあり、リーチ演出のクオリティはワンランク進化しているなと感じました。
ただ、上位リーチ発展後もチャンスアップ出現ポイントが多彩なこと、あとはそもそも発展前に「冥界ZONE」などの強演出が複合しているなど、大当たり時はけっこう画面がゴチャゴチャしたあからさまなパターンがほとんどだったのは気になるポイント。映像が一新されていたりパチスロでは中々見れない「タナトス」の活躍なども描かれているので、もう少しチャンスアップなどは控えめな方が本機からの新たな魅力を堪能できるのかなと思いました。
演出全般では歴代シリーズで今作が1番力が入っている印象を受けました。しかし「狂乱の宴」の発生頻度や大当たり当選時の演出パターンなど、演出バランス的なところでは気になるポイントがいくつか存在。これは完全に好みにもよるところですが、個人的にはもう少し「狂乱の宴」以外の存在感アップ&チャンスアップの発生頻度ダウンといった感じで調整してくれると嬉しかったですね。☆は3つ!
シリーズ最高の「GOD RUSH」がここに完成
ここではラッシュの演出面を中心にレビューさせていただきます。本機のラッシュ「GOD GAME」は「ジャッジメントMODE」「インフェルノMODE」「ゆるキャラモード」の3種類が用意されています。
「ジャッジメントMODE」では「冥界三神」が降臨、「インフェルノMODE」では奇数図柄揃い、「ゆるキャラモード」では「イベント演出」成功で大当たり…とそれぞれ全く異なる演出構成。個人的には「アナターのオット!?はーです」の演出を踏襲した造りになっている「ゆるキャラモード」が搭載されたのが1番嬉しかったですね。今までのパチンコ版「ハーデス」はこういった「かわいい」や「癒やし」的な要素がほとんどなくかなり硬派なイメージでしたが、「ゆるキャラモード」が追加されたことでユーザー層の幅がグッと広がる気がします!
もちろんどの演出モードを選択しても1回転毎の変動スピードに違いはないのですが、「ジャッジメントMODE」ではボタン一撃ジャッジ、「インフェルノMODE」ではパチスロを踏襲した複数回転の演出が展開されるなどモードによって見せ方が異なるので体感的なスピードは少々異なるかもしれません。ラッシュ突入~大当たり当選までは10秒程度ということでかなりスピード感はありますが、例えば「インフェルノMODE」だと熱い出目や雷演出などが複数回転連続…といった大当たりまでの予兆をしっかりと味わうことのできるスピード感になっているのが非常に魅力的なポイント。
演出を極限まで削ぎ落としズバ抜けた出玉スピード実現した機種にも魅力はありますが、やはりパチンコでは「演出を楽しみたい!」という気持ちは捨てきれないので、爽快感と演出でのドキドキ感を両立した絶妙なスピード感を実現している本機の「GOD GAME」は僕の好みにドンピシャでした!
「GOD GAME」中はなんとボーナス(ラウンド告知)演出もモードによって変化! 「ジャッジメントMODE」ではお馴染みの「ジャッジメント」、「インフェルノMODE」では「GOD GAME」と同じように多彩な予告演出が発生するなど、ここでも全く異なる楽しみ方ができるなんて凄い!また、10R大当たり時はモードを問わず「コンボフリーズ(保留内大当たり複数の可能性大)」発生の可能性アリ。
ゲーム性から演出まで全てが一新された本機の「GOD GAME」。ラッシュ中からボーナス中まで全く異なる魅力を持つ3つの演出モード、そしてその演出面の楽しみが欠けないよう緻密に計算された絶妙なスピード感。間違いなく今までの「ハーデス」シリーズで1番魅力的なラッシュ!と言い切れるほど僕の好みにぶっ刺さりました。☆は5つです!
パチンコとしての満足感の高い!
約3年ぶりの「ハーデス」シリーズ最新作は筐体・スペック・演出…その全てで劇的な進化を遂げて登場。通常時の演出だけ僕の好みとは合わないところが多かったので辛めの評価となりましたが…。そこを除けば最近試打を行った機種の中でもかなりのお気に入りになりました。特に「GOD GAME」の出玉性能やスピード感、演出の作り込みは一級品。このラッシュの満足感は今まで「ハーデス」シリーズを打ったことのない方にも是非1度は味わって欲しいですね!☆は4つ!
今回のレビュー結果
個人的にはシリーズ最高傑作
INFOMATION
いいね!する
0関連記事
ランキング
-
24時間
-
週間
-
月間
ランキング
-
24時間
-
週間
-
月間
人気機種ランキング
- パチスロ
- パチンコ
新台導入日
- 導入予定
- 導入済み
-
2024年12月02日2024年12月16日2025年01月06日2025年01月20日
-
2024年11月18日2024年11月05日2024年10月21日2024年10月07日2024年09月17日2024年09月02日
アクセスランキング
この記事にコメントする