【L リングにかけろ1 V】NEO-ST爆誕!スマスロで登場する「リンかけ1」最新作を試打レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
今回お届けするのはエフさんから登場する「L リングにかけろ1 V」の新台レビュー。導入を間近に控えた本機はユーザーの「これが欲しかった!」という要素が詰まった次世代型ST、そしてスマスロ随一と噂される出玉性能などから大きな注目を集める1台です。今回はショールームで試打を行わせていただきましたので、通常時~ST中までの所感を筆者の独断と偏見に基づいて各項目5段階評価でレビューしていきたいと思います。
なお、導入前ということで細かい数値などについてはわからないところも多く予想も多分に含んだレビューとなっておりますので、本機を実戦される際には是非「なな徹」にて解析情報をチェックしていただければと思います!
現行機種最高峰のスペックを実現!?
まずは通常時について。本機の出玉獲得契機は疑似ボーナスとSTですが、通常時からのST直撃当選は未確認。もしかすると薄い確率で抽選されたりするのかもしれませんが、基本的にはボーナス→STという流れを目指すゲーム性となっております。
通常時の注目ポイントとなるのがボーナス確率です。その数値は約1/189.3(設定1)~約1/121.0(設定6)。設定6のぶっ飛んだ数値に目が行きがちですが、低設定域…特に設定1でも1/200以上とかなり軽めに設計されております。もちろん誰しも打ちたいのは高設定ではありますがそう簡単なことではないので、低設定でも倦怠感を感じずに楽しみやすいというのは非常に優れたポイントですな。
ボーナス終了後移行先(通常時) | |
種類 | 移行先 |
同色BIGボーナス (約207枚獲得) |
ST「ブーメランRUSH」へ |
竜児ボーナス (約59枚獲得) |
「チャレンジゾーン」 or 上位ST「スーパースターゾーン」へ |
※パン君調べ
通常時はボーナスの種別によってその後の行き先が変化。ただ、実際のところ初当たりの多くは「竜児ボーナス」→「チャレンジゾーン」という流れになっているようです。ここは不満に感じる方もいらっしゃると思いますが、初当たり時のST直通頻度と「竜児ボーナス」の獲得枚数を抑えることであのボーナス確率を実現できているということですね。
「チャレンジゾーン」中のボーナス抽選システムや演出はおそらく通常時とほぼ共通ですが、大きな違いはボーナス当選時は必ず「同色ビッグボーナス」=ST確定となること。演出や出目パターンで一喜一憂が生まれる緊張の50G間…個人的にはSTよりもこの「チャレンジゾーン」が面白いから打ちたい!と思えるほどの魅力を感じました。
お次はSTについて。本機のST「ブーメランRUSH」はボーナス高確率状態(25G+α)とボーナスを行き来するタイプ。ST状態は低純増(約0.1枚/G)、疑似ボーナスは高純増(約4.5枚/G)とメリハリの効いた設計で、昨今のパチスロユーザーには馴染み深いゲーム性といえるでしょう。しかし本機ではユーザーにとってメリットのある独自システムを複数搭載。詳細はこの項目でご紹介しますが、「NEO-ST」という名に恥じない非常に魅力的なSTに仕上げられていました。
ボーナス確率
設定 | ボーナス確率 | ST確率 |
1 | 1/189.3 | 1/516.0 |
2 | 1/185.0 | 1/497.0 |
3 | 1/179.0 | 1/467.0 |
4 | 1/161.0 | 1/393.0 |
5 | 1/138.9 | 1/305.0 |
6 | 1/121.0 | 1/236.0 |
※なな徹調べ
最後にスペック面について。ST機とは思えぬボーナス確率についてはすでにご紹介した通りですが、それをさらに上回る衝撃を受けたのが出玉率です。設定1~4に関しては他のスマスロ機と同水準ですが、設定5は112.9%…と現行機種最高峰の数値。そして設定6に関してはなんともコメントがしづらいのですが…(笑)。おそらく近年のパチスロでは不可能だった何かを実現したのかと予想されます。スペック表を見ただけでここまでワクワクするのはいつぶりだろう…!
通常時&ST中に関してはざっくりとご紹介しましたが、この後それぞれの項目でより詳しくレビューします。全体を通して本機ならではの魅力を感じるポイントが多かったですし、高設定の出玉率はおそらく現行機種最高峰。ボーナス確率&ST確率にここまで顕著な差があることは気になる面もあるのですが、前代未聞のスペックを実現しているであろうことに最大限の敬意を表し…☆は5つ!
どこか懐かしい感覚を味わえるST機っぽくない通常時…めちゃくちゃ好みです。
ここでは通常時の抽選についてより詳しくレビューしていきたいと思います。まず、本機の通常時は基本的にボーナス当選を目指すゲーム性(ST直撃は未確認)となっており、主な当選契機はレア小役、リーチ目、CZ「菊チャンス」の3種類。今回試打した限りではボーナス当選の9割近くをレア小役&リーチ目が占め、CZからの当選はほとんど確認できませんでした。
レア小役は「(黒・青)チェリー」「スイカ」「チャンス目」の3種類。昨今の機種としては珍しく全てのレア小役に強弱の概念が存在しないのが大きな特徴です。今回試打した限りではチャンス目が若干強く感じましたが「チェリー」&「スイカ」からのボーナス当選も複数確認。ボーナス確率自体が非常に高いこともあり、レア小役対応の演出が発生した時点でかなりワクワクしましたね。
また、レア小役からボーナスに当選した際の前兆は最短3G~7G程度(実戦上)と非常に短いのも大きな特徴。加えてレア小役を引かずにいきなりズドンとリーチ目が停止するパターンもあったりと、本機はST機でありながらも打感としてはA+AT機、A+RT機、A+ART機に近いものになっておりました。
どこか見覚えのある「回想演出」。ここから停止するのはチャンス目か、それともリーチ目か…!?このボーナス抽選システム&演出は僕と同じ世代以上の方には間違いなくぶっ刺さることでしょう。
お次は通常時唯一のチャンスゾーン「菊チャンス」。こちらの当選契機は規定ゲーム数消化時となっており、通常時を111G消化毎に突入抽選が行われる模様。なおかつ222Gまでの当選確率は約93%(!)もあるとのことで、詳細な数値こそ判明していないものの突入頻度自体はそれなりに高く設計されていることが予想されます。
ただ、問題なのは成功=ボーナス当選率でして今回の試打では5回突入しボーナス当選は0回。さすがにレア小役以外でボーナス抽選が一切行われないなんてことはないと思うのですが…それにしてもかなり厳しい印象を受けてしまいましたね。
ボーナス当選契機の大多数はレア小役&リーチ目が占め、レア小役後の前兆(フェイク)はわずか数ゲーム。昨今のST機としては非常に個性的なゲーム性ですが、5号機初期からパチスロに触れている方、特にA+◯◯系の機種が好きな方にはかなりハマるかと思います。しかし気になったのはチャンスゾーン関連。突入こそ期待できる場面が多く通常時の倦怠感を和らげてくれますが、さすがに当選率が低すぎるような印象が…。今回たまたま僕が絶望的にヒキが悪かった可能性も否定できませんが、もう少しボーナス当選期待度は高くして欲しかった印象です。もしくは思い切ってチャンスゾーンを撤廃し、完全にレア小役&リーチ目に特化したゲーム性でも良かったのかも。☆は4つ!
「NEO-ST」の名に恥じぬ圧倒的な満足感
本機のメインST「ブーメランRUSH」は25G+αの間にボーナス当選を目指すゲーム性です。昨今様々な機種で採用されているこのタイプのSTですが、本機ではそれらの機種より少し長めのゲーム数に設定されていることに注目。ST中は出玉こそあまり増えない(純増枚数0.1枚/G)ものの、僕としては間違いなくボーナス消化中よりパチスロとしての魅力を味わうことのできる時間です。とはいえ長すぎても毎ゲームの期待感が損なわれたり気持ちが入らなくなってきたりしてしまいますが、本機のSTは短すぎず長すぎずかなり絶妙なゲーム数に設定されていると感じました。
ST中の主なボーナス当選契機はレア小役、次いでリーチ目という印象。今回の試打ではおそらくハズレやベル、リプレイからのボーナス当選らしき挙動は未確認でしたが、機種コンセプトを考えると薄い確率で抽選されていても不思議ではない気もしますね。そして本機、実は通常時も含めレア小役の成立頻度(特にチェリー)が激高。現時点では各小役の成立確率などは不明ですが体感としては1/20…いや、1/10?とにかく相当な頻度でレア小役が成立しますしいきなりのリーチ目ズドン!もあるので、ST中は毎ゲームかなり熱いレバーオン&ボタン停止を楽しめましたね。
ボーナス図柄 | 特徴 |
銀7 | 全てのボーナスの可能性アリ |
金7 | 「異色BB」以上 |
虹7 | 「同色BB」濃厚 |
※パン君調べ
実戦上ストック2個目以降は必ず「金7」or「虹7」告知が発生。このストック獲得告知演出がめちゃくちゃ気持ちイイ!
そしてスペック&ゲーム性の項目でも紹介した本機の独自要素について。現在ホールで稼働しているSTタイプの台の多くはボーナスに当選した時点でST終了→ボーナス消化→ST再突入…という設計ですが、本機ではST中にボーナス当選するとそのボーナスは一旦ストックした状態になりSTがそのまま継続。ST残りゲーム数が0になるまでは何個でもボーナスストックを目指すことができるゲーム性となっております。前述の通り、個人的にこのST区間はボーナス消化中よりパチスロとしての魅力を味わうことのできる時間だと思っているので、それを毎セット必ず25G+αも堪能できるというのは非常に魅力的に感じましたね。
さらにもう1つ推しポイント。1回のSTで複数のボーナスを獲得した場合、当該ST終了後に全てのボーナスを一気に吐き出すのではなくここでは基本的に1個のみを消化。そして次のST開始時はすでにストックを所持している状態でのスタートとなるんです。ここでまたボーナスを引くことができればもちろん「同色or異色BB」が確定。ST機でありながら継続が確約された安心感と上位ボーナス当選への期待感を同時に味わえるというのは中々他の機種にはない魅力ですよね。
さて、スマスロということで皆さん気になるであろうエンディングのその先…いわゆる「貫き」について。今回の試打では最後に突入した上位STで見事エンディングに突入させることができたのですが、その後はリザルト画面表示→「ブーメランRUSH」再突入となりました。解析情報がでていないので断言はできないのですが特にジャッジ演出などがなかったことから推察するに、エンディング到達時は無条件で再突入するのかなと。昨今のスマスロでは上位ST突入となる機種も多いのでそれらと比べると多少控えめではありますが、アレはアレで全体的なバランスにかなり影響がありますからね…(汗)。僕としてはエンディング到達時のご褒美としてはこれで十分だと思います!
ちなみにST内でボーナス当選できなかった場合でも必ず「継続ジャッジ」が発生。そこで失敗してしまった場合でも50G以上の引き戻しゾーン(成功時はもちろんST突入!)」となります。ヤレる感の塊ですな。
今回はSTの基本的なゲーム性についてレビューしましたが、他にも上位ST「スーパースターゾーン」、プレミアムST「ゼウスRUSH」などが存在。すでに市場で絶大な支持を得ているゲーム性をベースに本機独自の魅力的なエッセンスをブレンドした本機。これだけ色々なものが搭載されていると「◯◯なんていらないから基本性能を上げてくれよ…」と感じてしまうこともありますが、本機のSTにはそのようなバランスの悪さは一切感じませんでしたね。マジで面白かった!もちろん☆は5つ!
立ち回り要素は今後の解析情報に要注目
まずは設定判別要素について。現時点で判明している本機の設定差は、すでにご紹介したボーナス確率&ST確率のみ。具体的な各小役からの当選率だったり、「菊チャンス」や「チャンスゾーン」関係の抽選数値なんかは記事執筆時点では一切不明となっております。
ただ、ボーナス確率・ST確率共に相当な差がついていますからね。そして各種終了画面、ボーナス中のミニゲーム成功時に発生する楽曲変化などなど、演出面での設定示唆も複数搭載。おそらく設定判別難易度は昨今の機種…特にスマスロの中では比較的イージーな部類になるのではないでしょうか。
お次は立ち回り要素について。現時点で判明している情報から立ち回り要素になり得るのは、「リーチ目高確」&「菊チャンス」でしょうか。ただ、「リーチ目高確」中に関してはステージや演出で示唆されていることが多く狙える機会があまりなさそう、そして「菊チャンス」に関しては各周期での当選率やボーナス当選期待度が判明しないことには少々手を出しづらい…というのが正直な印象ですね。
前述の通り、本機は222Gまで消化した際の「菊チャンス」当選期待度が約93%もあるというのが大きな特徴。しかし、もしそこまでに1度も「菊チャンス」に当選しなかった場合はなにかしらのチャンスとなるようです。これは例えば次回ボーナスが「同色BB」確定や上位ST突入などに期待できるようなものなのか、それともCZ当選率や成功率アップ程度のものなのか…。現時点では詳細は不明ですが、内容によっては本機で1番の狙い所となるかもしれません。
細かい数値は判明していないので公表されているスペック面や打感からの予測にはなりますが、おそらくスマスロの中では設定判別しやすい部類になりそう。立ち回り要素に関しては昨今のスマスロ機の中では狙い所に乏しい印象でしたが、通常時の抽選システムがST機にしてはかなりシンプルなのでこれは致し方ナシ。昨今のパチスロ機の設計を考えると後々「スルー天井」や「穢れ」的なシステムの存在が明らかになったりする可能性もゼロではないと思いますが、憶測で評価するわけにはいきませんからね。ここは☆3つで!
最高峰のスペックを実現したが故の代償
ST機でありながらA+◯◯機に近い打感を楽しめる通常時、トレンドのゲーム性をベースにいくつかの独自要素が加わったST及び引き戻しシステム。特にアッと驚くような革新的なシステムが搭載されているわけではないのですが、これまでに培われた技術の配合が絶妙で高い満足感を味わえる1台に仕上がっておりました。
ゲーム性だけでいえば、ビッグタイトルが多数登場する年末年始で覇権を手にしてもおかしくない…とさえ感じましたね。ただ、気になるのはスペック面。高設定域、特に設定6に関してはパチスロユーザーなら「絶対に1度は打ってみたい!」と思えるものになっておりますが、さすがにボーナス確率&ST確率に差がありすぎるなと。設定判別においては大きなメリットですが、皆が皆朝からガッツリ高設定を狙えるワケではありませんからね。夕方以降からしか実戦できないユーザーにももう少し配慮された設計であれば良かったなと感じました。☆は4つ!
今回のレビュー結果
スペックも演出もどこか懐かしさを感じました
INFOMATION
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