【フィーバーからくりサーカス2】「運命の一劇」の興奮がパチンコで！「からくりサーカス」シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー！

こんにちは！ななプレス編集部のパン君です。

SANKYOさんから登場する「フィーバーからくりサーカス2」の新台レビューをお届け！スペックや演出の出来がどんな感じだったか、筆者の独断と偏見に基づき各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「フィーバーからくりサーカス2」の解析情報はこちら

「運命の一劇」にヤミツキになること間違いナシ！

・P機版（運命ver.）はバランスタイプ、スマパチ版（魔王ver.）はラッシュ性能を極限まで高めた一撃特化型タイプ。

・スマパチ版はラッシュ突入=LT！約1/800で強力なLTを堪能できるぞ！

・「超悪魔RUSH」のゲーム性は両タイプで共通。「運命の一劇」当選時の興奮はパチスロ版に匹敵…もしくはそれ以上！？

・「運命の一撃」で出玉大当たりを獲得できなかった場合でもSTリセットの可能性があるぞ！

・両タイプ共に通常大当たり（初当たり時）だと時短がないのは残念。

[P機ver.]機種スペック

※1…運命の一劇発生率：約1/79、成功率（特図2の5回転引き戻し期待度）：約68％、時短135回転継続率（C時短を含む）：約75％、特図2に限る。
※…約3000個は約1500個×2回、約4500個は約1500個×3回、約6000個は約1500個×4回、約7500個は約1500個×5回、特図2に限る。
※…液晶の表示に従わなかった場合、本来の性能で遊技出来ないことがあります。
※…大当たりはV入賞に限る。
※…出玉は払い出し。
※…ST＝時短。
※…コンプリート機能搭載機。

[スマパチver.]機種スペック

※1…約1200個大当たりと約300個LT突入大当たりの合算。
※2…約1200個大当たりと約300個LT突入大当たりに対するトータルLT突入率。
※3…運命の一劇発生率：約1/78、成功率（特図2の5回転引き戻し期待度）：約82％、時短135回転継続率（C時短を含む）：約80％、特図2に限る。
※…約3000個は約1500個×2回、約4500個は約1500個×3回、約6000個は約1500個×4回、約7500個は約1500個×5回、特図2に限る。
※…液晶の表示に従わなかった場合、本来の性能で遊技出来ないことがあります。
※…大当たりはV入賞に限る。
※…出玉は払い出し。
※…ST＝時短。
※…コンプリート機能搭載機。

初当たり確率以外での違いはラッシュ突入率＆継続率、通常時＆ラッシュ中の大当たり内訳、そしてスマパチ版の方のみLT搭載機ではお馴染みのチャージ系大当たりが搭載されております。とはいえ本機の目玉である「超悪魔RUSH」＆「運命の一劇」の基本的なゲーム性に関しては両タイプで共通。満足感重視の方はバランスの取れたP機版、LTならではの強力な出玉性能＆「運命の一撃」でワンランク上の興奮を味わいたい方はe機版を選ぶのが良さそうですな。

本機の目玉は「超悪魔RUSH」中に当選する「運命の一劇」。突入した時点では出玉アリ大当たりを獲得しているかどうかはまだ決まっておらず、この「運命の一劇」で貯めた保留（5個）でいくつ出玉アリ大当たりを射止めることができるか…というゲーム性になっております。1回の「運命の一撃」で獲得できる出玉は0個（STリセット）～最大約7500個という振れ幅。この緊張感＆興奮はこれまでのパチンコでは中々味わったことのないレベルですな。

個人的な好みとしては両タイプ共に通常時大当たりに時短がないことだけは残念でしたが、それ以外…というかラッシュ中のゲーム性があまりにも面白すぎました。「運命の一撃」による複数大当たり獲得の興奮を何度か味わえばもう他の機種のラッシュでは満足できなくなってしまうかもしれません…！☆は5つ！

前作の出来が良すぎただけに…

・主要予告やリーチ演出は大幅に刷新。

・新鮮味があるのは嬉しいが、もう少し前作の要素が残っていても良かった気がする。

・先読み演出や強演出の発生頻度など、全体的な演出バランスは前作に近い印象。

通常時の演出は大胆に刷新。「からくりサーカス」はすでに完結済の作品、かつ前作の時点で原作での主要バトルや名シーンなんかはほぼ採用されてしまっているので素材に限りがある中、シリーズ最新作としてしっかり新鮮味を感じられる仕上がりでした。ただね…筆者は前作の通常時がここ数年のパチンコ機の中でもトップクラスに好みの造りだったので、少々変わりすぎてしまった感も。特に「背中を守るもの予告」、そして名セリフを背景に図柄が引き上げられる…というリーチ演出最終盤の見せ方なんかはパチンコ史に残る名演出だったと思うので、そのあたりがなくなってしまったのは非常に残念でした（泣）。

新演出自体の出来は悪くないですしバランス面でも悪目立ちするところはなかったんですけどね。前作の通常時があまりにも好きすぎたこともありシビアな評価になってしまうことをお許しあれ…ここは☆3つです！

「運命の一劇」に全てを集約

・一般的なリーチ演出が存在しない（図柄テンパイ=「運命の一劇」当選濃厚）独特な演出構成。

・「運命の一劇」が他の機種で言うところのリーチ演出（ハズレor大当たり）のポジション。

・予告演出（「運命の一劇」当選まで）に関与する演出モードは1種類のみ。

・「運命の一劇」の演出は全5種類（ランダムを除くと4種類）が用意されているぞ！

・「ジャッジメント」の見せ方がヤバすぎる…！

「超悪魔RUSH」中は図柄テンパイ=「運命の一劇」当選濃厚、という単純明快なゲーム性。「運命の一撃」に当選しても出玉ナシで終わってしまう可能性があることを考えると、たいそうなリーチ演出で成功してギミックドーン！→「運命の一劇」…という流れはストレスを感じる要因になってしまいそうなのでね。最初は多少違和感があるかもしれませんが、本機の独特なゲーム性にマッチした造りになっていたと思います！

大当たり非当選（STリセットの可能性はアリ）or10R大当たり×3（約4500個）のどちらか…これはヒリツく！

「運命の一劇」は「オススメ（ランダム）」を含めると5種類の演出モードを用意。それぞれ大当たりに当選しているかどうかの告知方法が異なる他、複数の大当たりに当選していた場合の見せ方なんかでも差別化が図られています。そもそもの抽選システム自体からしてどれを選んでも面白いのは間違いないのですが（褒め言葉）、中でも「ジャッジメント」が激推し。今回の試打ではST回数残り20回転くらいになってしまったときに「運命の一劇」当選→「ジャッジメント」で約4500個を掴み取ったのですが、こんなんホールで味わったら雄叫びをあげてしまうかもしれませんな。

「運命の一撃」による保留5個分の中身の見せ方はマジで神。ただ、本当に「運命の一劇」に楽しみが集約されている印象で、「超悪魔RUSH」中はストレスこそ感じづらいものの楽しみをあまり見いだせなかったのが残念なポイントですね。☆は4つ！

前作から大きな変化はナシ

・カスタマイズ機能はほぼ前作と同じ。

・前作で印象的だった「必勝ヲ祈ッテ」はしっかりと継承。

・ラッシュ中の「先読みチャンス」は先読み発生=「運命の一劇」当選濃厚という超メリハリ方のゲーム性に。

・ラッシュ中は「レバブルアップ」や「V-フラッシュアップ」の恩恵も超強力！

前述の通り「運命の一劇」では残念ながら大当たりに当選しないパターンもありますが、「レバブル」が発生すれば最低1個以上の10R大当たり濃厚、「V-フラッシュ」が発生すれば10R×2（約3000個）以上という歓喜の瞬間になっております。ただ、先ほどお伝えした「ジャッジメント」の見せ方なんかは特に、失敗の可能性もあるからこその緊張感と掴み取ったときの興奮ですからねぇ。一発告知系演出がめちゃくちゃ好きだという方以外は、たまに活用するくらいの方が本機ならではの魅力を感じられるかもしれません！

カスタマイズ機能に関してはほぼ前作を踏襲した形。SANKYO系機種はだいたいそうですが、昨今のパチンコ機としてはカスタマイズ機能のバリエーションには少々ボリューム不足感が否めないのでどうしてもここの評価は低めになってしまいますな。☆は3つ！

「からくりサーカス」のイメージを確立！

「運命の一劇」の抽選システム自体は他機種でも似たようなものがありますが、保留5個分の抽選=最大約7500個を獲得可能というのはおそらくこの手のシステムでは初なのではないでしょうか。リリースから1年以上が経過した今尚高い人気を誇る「パチスロ からくりサーカス」と合わせて、「からくりサーカス」シリーズと言えばとにかく出玉性能がヤバい！というイメージが本機で確立された気がしますね。今後SANKYOの看板タイトルになっていくのかも…という可能性を感じる1台でした。☆は4つ！

今回のレビュー結果

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中毒者続出の予感