ガリぞうが「ハッピージャグラーV3」で使える裏技を紹介！【収支日記#237：2024年9月10日(火)～2024年9月16日(月)】 (1/3)

2024/12/10 12:00

ガリぞうが「ハッピージャグラーV3」で使える裏技を紹介！【収支日記#237：2024年9月10日(火)～2024年9月16日(月)】 eyecatch-image

ガリぞう収支日記#237　9/10～9/16週間収支　稼働日:3日　差枚:+957枚

今週の収支日記は、9月10日～16日の1週間です。収録・来店・原稿が重なり、忙しかった記憶があります。

9月11日：責任ある発信者として

今日は福岡県筑後市で「プロスロの嘱託」の収録です。実戦内容は夕方までヴァルヴレイヴを打ち、特筆するような出来事もないまま322枚のマイナスで終了でした。

その昔、今から20年以上前のパチスロライターは、メーカーやホールから敵視される場合も少なくありませんでした。インターネットも発展途上だった当時は情報の広まりが遅く、イチ早く有益なネタを手に入れられる立場にあったパチスロライター達は、その情報を活かし実際のホールで稼ぐ事もありました。

メーカーのキズネタを探し、ホールから抜いて稼ぐのですから、嫌われても当然だったのかもしれません。また、メーカーやホールが雑誌の数ページに広告を載せる以外に金銭の取引もなく、パチスロライター側も「基本的にメーカーやホールは敵」と考える方も少なくなかったように思います。

それがいつしか、ホール情報誌が登場し、パチスロライターの所属出版社がお店から広告料を受け取り宣伝するというスキームが生まれ始めました。ホール自ら表立っての集客策が「射幸心を煽る」という曖昧で強力な印籠を突き出され、規制されたという背景から見るに、対案を求めた自然な流れだったのかもしれませんが。この流れは情報発信のプラットホームがYouTube動画へ移行すると共に加速し、全国各地のホールは業界出版社や動画媒体から見た「広告料を頂けるお客さん」に変わっていきました。

時期を同じくして、メーカーも直接ユーザーに向けた宣伝広告の手段として、パチスロライターを起用するようになっていきました。大規模なモノとしては、5号機の初代アイムジャグラーEX登場時（2007年）に大手出版社や媒体が軒並み集められ、ユーザーを率いて開催された大々的なイベントが初だったと記憶しています。これ以降、各メーカーがパチスロライターや演者に広告料を支払い、自社の機種を宣伝してもらうという流れが大きくなっていきました。今ではメーカーやホールがパチスロライター及び演者を使っての宣伝広告が当たり前になっています。

メーカー・ホール・ユーザー、どこを大事にしているかと問われれば、ほぼ全てのパチスロライター・演者は「ユーザー」と答えるでしょう。しかし、パチスロライターや演者が広告料、いわば給料を受け取る先はメーカーやホールであり、社会の通念上、お金の出どころは最優先すべきです。（メーカーやホールのお金の元々の出どころはユーザーとかいう話はお門違いである事をご理解ください。）

ただ、この概念には個人差があると感じます。現に私は、メーカー・ホール・ユーザーの中だと、ホールを最も後回しにしています。実際、ホールから広告料を頂いてお仕事させてもらっているのは事実ですが、やはりスロ専業たるや、パチ屋に好かれるべき立場ではないでしょうから、仕事自体をセーブする事も多いです。ホール法人が直接運営しているYouTubeチャンネルへの出演は全NGにしていますし、地元で通える範囲のホールでの収録や来店もお断りさせてもらっています（集客目的じゃなく自ら飛び込む勝ちコミは除きます）。

あくまでこの考えは私個人のモノであり、立場や性格・目的・目標が違う方であれば方針も変わります。メーカー案件をNGにしている方もいますし、今も両方を敵としてユーザーファーストを貫いている方もいるでしょう。

1つだけ言えるのは、広告料を頂いてお仕事をするなら、広告宣伝費に見合うクオリティを発揮して然るべきと私は考えます。「私が打っている台は設定1ですね」なんて話を動画でしてしまえば、それは出資者にとっての広告宣伝になりませんから、宣伝費を受け取る資格もないという考えの元、収録実戦に挑むようにしています。メーカー案件も同じで、出資者へのネガキャンなどできるハズもないので、どんな場合も長所を率先して伝えるようにしています。

しかし。先日、Twitter（現X）で「スマスロになってからストレート負けの連続で。なんかやってる。」というコメントを頂きました。ひと昔前であれば「今の機種・今のお店は世間に表向きできない裏モノや遠隔など何一つありません。」と我々メディア側も強く言えたのですが、昨今のスマスロの仕様では口を閉ざるをえない事に申し訳なさを感じます。存在するモノを存在しないモノとして捉えなければならない歪な現状に憤りさえ覚えます。どんなパチスロライターや演者も、態度に出す出さないは別として、大なり小なりこの憤りは感じているハズです。そんな憤りをどれほど感じているかを考えながら動画を観るという別の視点も感慨深いものがありますよ。

ガリぞう収支日記#237　9/11実戦結果　投資:1426枚　回収:1104枚　差枚:-322枚