大崎一万発「諸悪の根源は6号機」沖ドキ非撤去問題や遊タイム機が回らない原因を解説 (3/3)
設定付きとドラム魂
設定付きってどうなんでしょうか良い話題が多いパチンコですが、設定付きパチンコが根付かなかった理由としては「ほぼ1とわかって打ちたくない」と書かれていました。
だって1しかないからね(笑)
ヴァルヴレイヴが出た頃は設定判別しやすいからという理由で6を使っているお店も結構あったんですけど、結果的にプロにベタ張りされたりして、客付きが続かなかったんです。
そして今や99.9%以上1しか使ってないと思いますね。さすがに1と分かっている台は打ちたくないワケです。
昔の「直接的な設定示唆イベント」の時代だったら、使いようもあったかもしれないですね。
それはありますね。だから設定付きは「釘が動かない」という前提じゃないと難しいですね。
「1だけど超回る」「6だけど回らない」という場合、どういう気持ちで打てばいいかわからないじゃないですか。
そんな中途半端な状態だから流行らなかったのかなと思いますけど、この点においては管理遊技機が出てくるとまた変わると思います。管理遊技機になれば釘は動かせるにしても動かしづらくなるハズなんですよ。
純粋に設定推測で台が選べるようになりますね。
管理遊技機で「6に座れれば3万発くらい出る」というスペックの台が出てきたら、今度こそ設定付きの時代が来るかもしれないですよ。
業界的には釘というグレーな部分もなるべくクリアにしていこうとしていますので、10年後には設定付きパチンコの時代が来ているかもしれません。
ちなみに大崎さんと「設定付き」といえば、やはり「炎のドラム魂」のお話は伺うべきかと…(笑)
あはははは(笑)
あの台は中古になってから人気になっていますよ(笑)
そうなんですか?
諸費用を入れても5~6万円くらいみたいで、それなら入れても十分に元が取れますからね。
1ヵ月くらい前に入れたホールでは機械代がもう回収できたらしいですよ。
そのような再導入に際して、あるホールの新台告知ポスターに大崎さんが載っていたみたいですね(笑)
そうなんですよ。ホントにやめてくれって思います(笑)
しかし、最初はGA青山さんの会員企業に入れてたんですけど、そこでは使いきれなくて外しちゃった台が、他店舗でバラで導入されて生き返るという事態が嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない(笑)
どういう形であれ、需要があるのはありがたいですけどね。
すぐに1否定示唆が出るという台でしたね。
あれは良いアイデアだと思いましたね。「1じゃない」ってわかるだけでも気持ちが全然違うと思うんですよ。
そういう台もこの先出てくるかもしれないですね。
そして、2021年のパチンコについてお伺いしましたが「チョッパヤ一撃マシン人気」とありますが、これはいわゆるゴルゴ的な台ですか?
ゴルゴだったり、韋駄天もそうですよね。「とにかく出玉スピード命、一撃連チャン命の台じゃないとウケない」ということを韋駄天が決定づけちゃいましたね。
この後出てくるタロウや牙狼、今度のゴルゴもそうじゃないですか。
ゴルゴは疾風マシンガンver.ですね。
しかも、AKB桜を皮切りに甘デジでも出始めちゃってるワケですから、「遊技」よりも「ギャンブル」の方に傾いていってますね。
射幸性が強くなっていくと、今のスペックがまた「もう少し抑えて…」と言われる対象になりそうですね。
近い将来、絶対そうなります!これは間違いないですね。
でも、こういったスペックをお客さんが望んじゃっていますから、それを良くないですよとは言えないですね。
しかも、パチンコの遊び方が昔と違って1日中遊ぶものじゃなくなってますから。会社帰りにライトスペックで1時間1万発出せるような機械が今の時代に合ってるんだと思います。
そして「ハイミドルは遊タイムが希薄化」というのは遊タイムの有無に関してですか?
最近出た高尾のDD北斗の拳2の遊タイムは時短30回しかないじゃないですか。そういう付いていたとしてもオマケ程度な台や、遊タイムじゃなくc時短を上手く使う台が増えそうですね。
お店の購買アンケートでは「遊タイム付きのハイミドルは買う気がない」と答えているお店もまだあるんですね。
そういう現実がある以上、遊タイムを付けない台も一定数は出てくると思われます。
そして2021年注目のメーカーとして挙げられたのが、マルホンと豊丸という癖のあるメーカーですね。
ちゃんと応援しないとどちらも潰れそうじゃないですか(笑)
大手メーカーさんは広告案件にお金をかけるし、ゲーム性や台枠の作りこみにもすごく予算を割いてくるじゃないですか。でも、中小メーカーだと同じことはできないんですよ。
だから、そういうメーカーさんは逆張りにいくと思うんです。そしてそういう時にとんでもない台が出てくると期待しています。
それこそ、ワイルドロデオは発明でしたね。
あれはホントに発明ですよ。開発費をそんなにかけられないからこそ「表示は7セグだけでも、役物と組み合わせて一撃性がすごい」という台に振り切るしかないと思うんです。
そういった面では機械も二極化していくんじゃないかと思いますね。中小メーカーさんは「名前を売る」よりも「2000台を各店のバラエティに1台ずつ売り切る」というのを信条にして、好きモノのお客さんを引き寄せる台が作れればお店にも貢献できます。
メーカーさんも厳しい時代ですけど、そういう形で残ってほしいですよね。
大手のメイン機だけじゃなくて、ホールにはアクセントになる台も必要ですからね。
そういうことです!
ホールも全部が大手チェーンになるよりも、変な店もあるから「今日はこっちに行ってみようかな」と選ぶ楽しみが生まれるワケですよ。
だから、全部がフラットな環境にはなってほしくないですね。
「エキスパート」大崎一万発編 第2回でした!
今回はパチンコ・パチスロ機周辺の話題をお送りしました。普段打ってる台の裏側にある事情や関係者の思惑を考えながら打つのも新しい打ち方になるかもしれないですね。
これらの話題に関しても「パチンコ崩壊論」でカバーされていますので、そちらも是非チェックしてみてください!
次回のテーマは「広告メディア」です。ついにYouTuberデビューした大崎さんに、今のメディア事情や「あの先生」「あのまとめサイト」について色々聞いてきました!
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