ガリぞうが最近見ているパチ系YouTubeチャンネルを紹介!【収支日記#48:2021年2月23日(火)~3月1日(月)】 (2/3)

ガリぞうが最近見ているパチ系YouTubeチャンネルを紹介!【収支日記#48:2021年2月23日(火)~3月1日(月)】 eyecatch-image

2月25日:田山幸憲さん

 

原稿書きの傍ら、末井さんが書かれたYahooニュースの田山さんの記事を読ませて頂きました。

 

>>Yahooニュース~末井昭「東大中退のパチプロ・田山幸憲の死。過酷な舌がん闘病の果てに」

 

田山さんを知らない若い方に伝えるなら、東大を中退した後はパチンコで生計を立てる傍ら、パチンコ必勝ガイドで日々の生活日記を連載していた日本初の誌上プロです。

(パチンコで生活する方をプロと表現するに辺り昨今のリテラシー的に誤解を生みそうですが、当時の田山さんは嘘偽りなくそう表現されていたのでそのまま記述します。)

 

田山さんのパチプロ感(私が勝手に言葉を作りました)を代弁するなら、その日暮らしの生活ができる程度の稼ぎを得られればそれで良い的なスタンスです。実際、節操なく見られるような立ち回りは一切していませんでしたし、まだ勝てる台が残っていても夕方には帰宅していたほど過剰な収入を得たいとは思っていない方でした。

 

もし、今も本人に会って聞けるなら、自身を「性格の甘さ=弱さだと気付いていたか」について質問してみたいです。

何故なら、私もそうだから。

パチスロライターとして社会と関わる度、私から見れば「悪徳商人」と思えてしまう方達が目の前に何人も現れます。ただ、それは彼らが悪いんじゃなく、そうした姿が社会で生きる為の当たり前なのだと今は理解しています。私は社会に適合できない性格の甘さを自覚していますし、だからこそ演者業から遠ざかり、ピンだと相当に厳しいと分かっていても稼働主体の生活に戻ろうとしています。

 

ただ、人は年齢が若いほど「イキリ」があり、稼働収入やスキルの高さで人を比べたがるモノ。その当時、田山さんがデジパチを打っている時の表現で「回りそうに見えたので打ってみたが、実際には回らない。いや、出れば良いのだ。」と言った表現をされていた回がありました。若かった頃の私は「それは違うだろう」と思い、それ以降は田山さんの記事を読まなくなってしまいました。

今ならそれが田山さんなりのジョークだったのだと理解できますが。

 

そこで今回は、私に対する誤解をここで解いておきたいと思います。私が田山さんを誤解したように、今の若者に対し誤解を生まないよう、ここでお話しさせてください。

 

 

社会性について

 

私を「優しい」と言ってくださる方もいらっしゃり、とてもありがたい話ではあるのですが、それは間違いで「弱い」だけです。弱いから人に強く言えず、頼まれ事も断れず、自らの首を絞め続け自滅してきたから社会に適合できずパチスロ生活に身を費やしています。

 

 

スープカレー屋の開業について

 

一時期は1ヵ月に40回以上も食べるほど異常にハマっていて、毎日食べたいが故に「パチスロで稼いでいつかはスープカレー屋開業を」と漫画にした事もありました。今は妹夫婦が開業してくれているので、自ら手を施さずとも好きな時に食べられますし、生涯パチスロ稼業を全うする覚悟も決まっています。

 

 

所得税について

 

私は長い間、稼働収入も申告しています。勿論、それなりの経費も計上して節税に努めていますが、年によってはビックリするほどの金額になったりもします。

 

 

名前貸しについて

 

私の名前やイメージを冠したジャグラー推しのカラ取材のお話は以前からいくつも頂いていますが、基本的に名前貸しで営利を得たいとは思っていません。当初の企画内容は違っても何れはそういうビジョンだろうと見受けられるなら、一切請ける事はできません。

 

 

ジャグラーキャラについて

 

一時期は私の収録や来店案件がジャグラー推しになってしまう事を嫌がっていましたが、自らそう印象を抱かれる軌跡を描いてしまったと気付いた今は多少なら受け入れつつあります。

「自分の収録案件をジャグラー取材にしたくない」と動画で話しているタイミングで私が出演しているアイムの広告が流れたら「お前、CM出とるやんけ」とツッコミが入るでしょうし。

 

アイムジャグラーEX-TPのCM:

https://youtu.be/g2US6ZQz99w

 

 

どうでしょうか。

誤解が解消されていたら幸いです。そして、「若い頃に誤解してしまい申し訳ありませんでした。」と、いつか田山さんの墓前で謝りたいとも思っています。

 

私は当然ながら田山さんのような方になれると思っていませんし、なろうともしていません。ただ、彼の足跡から学んだ事は多く、それは私の軌跡から学ぼうとしてくれる若者達にも恥ずかしい所を見せられないという意識にも転化されています。

悪徳商人になりきれず、「甘さ=弱さ」故に社会にも適合できずパチスロ生活に身を費やしている方達に、それでも生きていて良いんだと思える背中を見せられるようこれからも頑張っていきます。

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