ガリぞうの勝ち方の全てがここにある?「プロスロ」の歴史を振り返る【収支日記#57:2021年4月27日(火)~5月3日(月)】 (1/3)

ガリぞうの勝ち方の全てがここにある?「プロスロ」の歴史を振り返る【収支日記#57:2021年4月27日(火)~5月3日(月)】 eyecatch-image

2021年4/27[火]~5/3[月]収支 4/27収録 4/29来店(稼働)+1372枚 5/3生配信 合計 稼働日:1日+1372枚

 

今週の収支日記は、4月27日~5月3日の1週間です。稼働のみ月間の5月を間近に控え、パチスロライター時の意識と真逆に変えなければならない為、内面の準備にも忙しかったと記憶しています。名前を売り物に商品価値を高める事が正義なパチスロライターと、顔バレせずに動いて目立たず勝とうとするパチスロ生活者の意識は真逆です。自己を顕示すべき仕事から、人目に触れないよう努める生活へ。そんな意識改革の1週間でもありました。

 

 

4月27日:動画プロスロシリーズと私

 

この日は福岡県で「プロスロ13」の収録でした。更新が滞っていたプロスロシリーズがリアルタイムに追いつくべく頻繁に更新され始めていますが、現状この日の収録までは届いていないので、実戦記は公開できません。プロスロシリーズ収録の裏側も含めた実戦記は再来月までお待ちください。と言う訳で今回は動画プロスロシリーズのヒストリーについてお話ししていきます。

 

ここを読んでくださっている方には、YouTubeのAPチャンネルの動画「プロスロシリーズ」で私を知った方も多いと思います。私自身も動画に出演し始めてから街中でお声掛け頂く頻度も格段に増したと体感しています。

 

「プロスロ」と言う名前の由来は竹書房さんの漫画からでした。元々は作家さんが私を取材し、その内容を畠山さんが描く漫画「BET ON」が2001年に短期連載され、その翌年から私が直接原案を書く漫画がスタートしました。漫画のタイトル「プロスロ」は、当時の竹書房パチスロ編集部に名付けられました。「そのままだと偉そうで恥ずかしい」と言う私の意向を汲んでもらい、「パチスロで勝つ為の王道」というさらに仰々しいサブタイトルまで付けられました。

 

私の竹書房さんでの漫画は、2017年の年末に雑誌の休刊と共に終了。16年の連載に幕を降ろしました。漫画の原作は毎月1週間ほどかけて執筆していたので、連載が終わって時間ができた事もあり、その頃からYouTube動画にも出演するようになりました。「連載が終わったならタイトルを拝借できないだろうか」というAPチャンネル側の意向の下、竹書房さんに許可を取って2018年の春から動画「プロスロ91」が始まりました。

 

プロスロシリーズには数字がついていて、「プロスロ13」・「プロスロ39」・「プロスロ91」と3種類あります。何れの数字も実戦時間になっていて、13=1日・39=3日間・91=7日間(1週間)になっています。

 

漫画のタイトルを借りた事にも由来しますが、この企画のテーマは「当たるシーンや激しい出玉映像じゃなく日々パチスロの稼ぎで生活する者のスキルを見せる事に特化した動画」でした。

 

>>【動画】プロスロ91【前編】
>>【動画】プロスロ91【後編】

 

 

動画を観て頂いても分かる通り、ジャグラーを打っていてもペカるシーンがほぼありません。1週間の連戦の間、勝つ為に私が何を考えているかだけにフィーチャーされた動画です。映像の見せ方が上手だったのもあり、動画プロスロシリーズは飛躍的な伸びを見せ、当時1万人ちょっとだったAPチャンネルの登録者数もうなぎ昇りになっていきました。

 

ちょうど同じ時期に1日だけのプロスロシリーズ「プロスロ13」の収録がありました。「せっかく始まった動画のコンテンツなのだから、一度は得意機種のジャグラーを朝イチから打つ姿を映像に残しておきたい。」そんな思いで朝イチからゴーゴージャグラーを打ち、持っている知識の大半を喋る勢いで伝えてみました。

 

>>【動画】プロスロ13【前編】

>>【動画】プロスロ13【後編】

 

 

これまでライトユーザー向けのジャグラーをヘビーに解説する動画が少なかったからか、爆発的に伸びて2021年6月現在で前編だけでも250万を超える視聴数にまで到達しました。この日は朝イチでサザンアイズの設定C狙いをする予定だったのですが、「サザンを取れなければ今日は例え負けてもジャグラーで思いの丈の知識を残す回にする」と決めておいて良かったと今では思います。

 

私がジャグラーを打つ際、1BETボタンの押し方に特長がある事を知ったのもプロスロシリーズからでした。自覚は全くなかったのですが、動画を観て頂いた方々から「1BETボタンの押し方が良い」と良く言われ、どう押しているのか私自身も気になるようになりました(前編12:30辺りから)。

 

>>【動画】プロスロ13 第4弾【前編】

>>【動画】プロスロ13 第4弾【後編】

 

 

あまりにも多くの方に言われるので、その後はジャグラーのみ必ず左にカメラを置いてもらい、画角に1BETボタン周りも入れて撮ってもらうようになりました。

 

その後も視聴数は伸びていき、私生活ではパチンコ屋以外でも良くお声掛けを頂くようになりました。そうなると、小心者の私は悩み始めます。多くの支持に応えなければならない。しかし実際の私は大した器じゃない。観て頂いている方々を裏切らない為にも今まで以上に頑張らねば。

 

そんなプレッシャーが起因しているのかは断定できませんが、ちょうどこの頃にストレス性の前立腺炎を患ってしまいました。数十分おきに尿意が訪れ、トイレに籠るも尿は出ず強烈な痛みだけが尿道に走ります。そんな中、藁にもすがる思いで「ストレスダメージの軽減と睡眠の質の向上」を目指してプレミアガセリ菌を飲むようになりました。心なしか効くような気がして、ツイッターでも宣伝していたのを覚えています。

 

>>アサヒ飲料 プレミアガセリ菌紹介ページ

 

 

患った当初は泌尿器科に行くも前立腺炎だと診断されず、適切な処方も受けられないまま日々の収録を繰り返していました。例によって排尿痛に見舞われながらも高設定を目指し立ち回っていた収録時、視聴者さんから頂いたプレミアガセリ菌の差し入れに心を打たれました。この収録日も開店前にコンビニやドラッグストアを3軒ほど見て回ったのですが置いていなかったのです。そんな品薄なプレミアガセリ菌を、私の体調を気遣って買ってきてくれた親切さに目頭が熱くなりました。

 

>>【動画】プロスロ13 第13弾【前編】

>>【動画】プロスロ13 第13弾【後編】

 

 

この頃から私は動画内でイジられるようになりました。もしかしたら私が抱えるプレッシャーを軽減させようとしてくれていたのかもしれません。ただ、サザンアイズの設定Cの全CB処理をノーカットで流すのは勘弁して頂きたかったです。

 

>>【動画】プロスロ39 第12弾 3日目【前編】

>>【動画】プロスロ39 第12弾 3日目【後編】

 

 

プロスロシリーズでは公約取材も同時に入る事が多いですが、基本的には地元で立ち回っている時のように「目の前の数字よりも根拠」を優先して動いています。例えスランプグラフが下降線でも、高設定が使われている根拠に自信を持てるなら攻める姿勢を見せるようにしています。

 

>>【動画】プロスロ39 第22弾 3日目【前編】

>>【動画】プロスロ39 第22弾 3日目【後編】

 

 

漫画のサブタイトルにもあった「パチスロで勝つ為の王道」のヤメ時は、高設定だと思ったら閉店まで、低設定だと思ったらその時すぐにヤメるべきという話も何度もしてきました。ただ、ヒキが弱く出なければヤメたくなるのは私だって同じです。それでも勝つ為の王道を示す者として、心を折る事なく毎回真剣に挑むようにしています。そうは言っても、さすがにこの回はキツかったですが。

 

>>【動画】プロスロ 第48弾【前編】

>>【動画】プロスロ 第48弾【後編】

 

 

ここ数年の地元稼働では106%前後の実戦割でやれていますが、収録時は店移動不可だったり視聴者さん対応で立ち回りが後手になったりで現状103%前後に落ち着いてしまっています。それでも限界まで現場の稼働感覚を持ち込んで収録に挑んでいますので、今後もプロスロシリーズをよろしくお願いします。

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