ガリぞうが生誕から18歳までの「青春時代」を振り返る【収支日記#61:2021年5月25日(火)~5月31日(月)】 (1/3)

ガリぞうが生誕から18歳までの「青春時代」を振り返る【収支日記#61:2021年5月25日(火)~5月31日(月)】 eyecatch-image

2021年5/25[火]~5/31[月]収支 5/25稼働(バーサス)-412枚 5/26稼働(バーサス)+1298枚 5/27☆稼働(スーパーミラクルジャグラー)-92枚 5/28稼働(アイムジャグラーEX-TP)+3032枚 5/29☆稼働(バジリスク絆)+277枚 5/30☆旅行 5/31旅行 合計 稼働日:5日 +4103枚

 

今週の収支日記は、5月25日~31日の1週間です。演者収入をゼロにした稼働のみ月間も今週で一旦終了。翌週からは再び出張が2ヵ月間ほど続きます。少しでも現場感を保ったまま演者業に移行できるよう、この1週間は意識の両立がテーマでした。そんな1週間の実戦記をご覧ください。

 

 

5月27日:競合店を推し量る

 

朝9時。今日は、まずパソコン前で某2店舗のデータ採取から始まります。私にとって地元の稼働店情報は稼ぎのタネであり最重要機密事項です。当然ながら聞かれても答えませんし、普段は店バレ回避を最優先で記事を書いています。しかしながら今回ばかりはネタの特性上、どう頑張っても伏せきれなさそうなので、半ば諦めながら記事を執筆します。普段は店バレを避けようとしすぎるおかげで「何故ツモれたのか」についてさえ伝わらない事もありますが、今回は分かりやすいと思われます。

 

私の出張中に某地域で業界大手の某A店がグランドオープンしました。しかし、隣には地域一番の大型の某B店。B店のグランドオープン時には私もネカフェに寝泊まりしながら通った思い出があるのでA店も気にかけていましたが、出張時期と重なって通う事はできませんでした。グランドオープン店に通い詰めている時ほど現場感を覚える機会もなかなかないので、個人的には非常に残念でしたが仕事なのですから仕方ナシです。

 

そして稼働のみ月間の今月。A店のグランドオープンからは1ヵ月以上経っていますし、そろそろ落ち着いた頃だろうと思い細かなデータ取りを始めてみました。まずは力の入れ具合から。A店とB店、それぞれで同一法人他店舗との出玉率を比較してみました。すると、やはり他店舗よりもこの町のA店やB店の方に予算が割かれていると見て取れました。特にB店なんかは、自身の特日なのに他店舗のほとんどが黒字営業なのに対し、B店のみ12万枚の赤字を生んでいました。よほどA店に負けたくないのだろうと思われます。

 

続いてはA店とB店それぞれの特日の出玉状況をジャグラーから機種別で割り出してみました。

 

 

【A店特日】

A店特定日のA店B店の比較

 

【B店特日】

B店特定日のA店B店の比較

 

相手の特日にも力を入れている感は伝わってきますが、やはり強さで言えば何れの機種も自身の特日の方に予算を割いていると思われる数字になっています。これは意外でした。黙ってても集客できる自身の特日よりもライバル店の特日に予算を割いているモノと思っていました。これは昨今良く見られる「黙ってても集客できるハズの土日に予算を割いている」に近いモノを感じます。やはり広告規制が強まって以降、玉の出し方が変わってきているのかもしれません。つまり、このデータから察するに、A店の特日はA店へ、B店の特日はB店へと素直に行っておいた方が平均還元率は高いのでしょう。

 

ただ一点、このデータ採取日のスーパーミラクルジャグラーに限っては、A店の特日なのにB店の方が勝っています。もしかしたらB店は店全体を赤字にするほどA店の特日にまで予算を割けない代わりに、全台系を数機種作って出玉アピールをしているのかもしれない?

 

そして今日はA店の特日です。もしかしたら今日もB店は何かしら機種寄せがあるかもしれないと思い、当日データを漁ってみました。すると、今日もスーミラが強そうな様子。14時の時点で全台合算でもBIG・REG共に設定6以上の数値を示しています。打ちに行くなら今。出掛ける準備をして、車を飛ばしB店へと向かいます。

 

B店到着は15時過ぎ。いそいそとスーミラのシマにやってくると、空き台は2台のみ。その内の1台のデータがコチラ。

 

 

スーパーミラクルジャグラー 実戦データ

 

空席も良さげです。久しぶりのB店ですし、これを試し打ちながら店内の状況把握にも努めてみようかと思います。

 

 

※*印はチェリー重複の意。

スーパーミラクルジャグラー A番台 実戦データ

 

スーパーミラクルジャグラー A番台 実戦データ

 

17時前。出玉が全てのまれたところで店内を巡回してみます。3周ほどしたところで、とある傾向に気付いてしまいました。その傾向に基づく3台は全て空いていないのですが、過去のデータを漁っても漏れなく高設定挙動のようです。ならば少し空き待ちしてみようかと思ったところで後ろから声を掛けられました。どうやら視聴者さんのようで、小役カウンタを差し出されてサインを求められました。その後、席を一旦離れてトイレへ行くも、こちらでも声をかけられます。

 

どうやら店内の知人達同士の情報交換で私の存在がバレてしまっているようです。こんな時は退散するに限ると長年の経験が言っています。自らの行動が周囲から確実に見られている訳で、B店で勝つ為の着眼点等を盗まれても困ります。時間も遅いですし、無理せず撤退しておく事に。

 

ある意味、収録や来店では人に見られることが仕事とも言えます。ホールの宣伝も担っているのですから。しかし、現場の稼働では可能な限り人に見られないことが稼働のクオリティを高めます。人に見られないような、何を考えているか悟られないような普段の動きを収録案件で見せるという、リアルながらも矛盾ある姿を具現化する為に私は演者をやっているのかもしれません。

 

 

5/27[木]実戦結果 投資:92枚 回収:0枚 差枚:-92枚

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