ガリぞうが「高設定を打つための最善手」を解説!【収支日記#64:2021年6月15日(火)~6月21日(月)】 (1/3)
今週の収支日記は6月15日~21日の1週間です。今回は収録で初めて打つ機種があったり初見店を攻めたりで、自信のないままカメラ前で実戦する機会の多い、怖い怖い1週間でした。ただ、例え不得手な機種を打つ事になっても、例え状況に自信を持てない初見店で打つ事になっても、真剣に高設定を追う姿だけは見せられるよう努めているつもりです。現場稼働で培ったパチスロの勝ち方を伝える事に心血を注いでいると多くの方に捉えてもらえたら幸いです。
6月15日:完先
今日はサイトセブンTVのYouTubeチャンネル「完先」第2回の収録です。この番組はワサビさんと麻雀で戦い、勝った方がサイコロを振って各々の目標出玉率を決め、達成した方が先に帰れるという企画です。初回収録ではバジリスク3のリセからひぐらしの期待値稼働で私の勝利でした。
こういう企画の時こそリセや宵越し狙いが有効ですが、どうしても「プラス期待値≒高設定稼働」と考えてしまう私には得意な路線じゃありません。初回はバジ3のリセが綺麗に決まりましたが、その後は手詰まりでひぐらしに逃げちゃいましたし。高設定狙い主体で立ち回る私には「ツモっても達成したら捨てて帰らないといけないの?」という疑問が残りますが、短時間しか打てない人にも勝つ為の方法論を伝える企画としては意味を感じます。
そんな企画の完先。今回の麻雀はワサビさんが勝ち、サイコロを振ってもらいました。最初に出た目は、3+6=9。ワサビさんの判断で、9は私が担う事に。つまり翌日の私の目標は109%。2000Gで+540枚以上勝っていれば先に帰る事ができます。
続いてはワサビさん。振って出た目は、6+6=12。つまり翌日のワサビさんの目標は112%。2000Gで+720枚以上勝っていれば先に帰る事ができます。2人共になかなかハードルの高い戦いになりそうです。
翌朝。2人とも一般入場で店内に。本日収録のお店は二度ほど実戦経験があり、朝イチの開店時にのみ天から聞き覚えのあるBGMが流れます。あくまで私個人の見解ですが、おそらくは正解と思しき台の可能性がある機種のBGMだと思っています。そして今日の朝イチBGMに耳を澄ますと、こんな歌声が聴こえてきました。
「もう振り向かず歩いて行けるさ いつかまた逢うその日まで~」
イントロクイズなら2秒で答えられます。はい、初代「押忍!番長」の操BIGの歌です。こちらの店の番長3設置は6台。先客は1人で残り5台空いています。1シマ1/6から絞り込む指針を見つけられていないので厳しいですが、その前に私にとっては番長が厳しいです。
皆さんは食わず嫌いならぬ打たず嫌いな機種シリーズってないですか?私は主に3つあります。1つは、その荒さからGODシリーズ。天井狙い等で打たない事もなかったですが、ピン稼働にとって荒い機種は可能な限り避けたいという先入観からあまり触ってきませんでした。
2つ目は、打つ機会の少なさからハナハナシリーズ。北海道は昔から後告知のジャグラー文化であり、先告知のハナハナは数えられる程度の店舗にしか導入されていません。
そして3つ目は、完全に食わず嫌いとしか言えない番長シリーズです。初代は元々のスペックが当時にしては荒くて辛すぎた為(設定6で107%)、勝つ為の機種候補に入れない方も多かったのですが、その後は打つべき状況なのに初代からの食わず嫌いで避けてきた節があります。
以上の3シリーズは収録案件でもほぼ触ってこなかったのですが、朝イチからいきなり選択を迫られました。今まさに朝イチで「Distance」が流れていて、番長3に空席があり台確保できる状況。リセや宵越し狙いよりも高設定狙いがスタンスに合っている自覚もあります。一応は全く未経験と言う訳でもなく、チャンスチェリーや直撃ボーナス・(MB中じゃない)チェリーからの対決抽選・引き戻し・ベルモード移行率等が高設定ほど優遇されているという最低限の知識はあります。
番長を打つか打たないかというよりも、「人前で無知な機種を打つ姿を晒す恥ずかしさ」と「それでもプラス期待値を目指す立ち回り」の2択を迫られる私。結果、やはり私は「状況的に高設定を打てる見込みがあるなら攻めるべき」を選び、一応は宵越しで最も深い台を選んで着席です。
しかしベルモードは微妙で、32ベル→47ベル→5ベル→7ベル→5ベルときて特訓移行から投資24Kでようやく引いた初当たりは854G目でした。
こんなに苦労して当てたARTでしたが、単発74枚獲得で終了。良い所がないですし、既に2000Gで+540枚なら現時点で1640枚の出玉が必要な訳で、さすがにハードルが高すぎるようにも感じますが、諦めてはいられないので同じ番長3のシマの残る空き台に移動です。
チャンスチェリーや直撃ボーナスこそ引けませんが、特訓にも良く入り軽い当たりかつ伸びるARTでまさかの投資分全回収です。中身の詳細までは分かりませんが、正解にたどりつけたのでしょうか。だとしたらここからが勝負です。しかし……。
※引用元:ガリぞうとワサビの完先 第2回【後編】
※引用元:ガリぞうとワサビの完先 第2回【後編】
112%という厳しい条件ながらワサビさんが+5枚だけ先に達成してしまいました。どうやら南国のリセット+ジャグラーのBIG1発で決めたようです。
苦手な番長シリーズを恥よりプラス期待値優先で打ったのに負けてしまいました。うぐぐっ。
ただ、番組的には私かワサビさんのどちらかが「短時間でも勝ちを目指せる手段」を見せられたらこの番組は成功だと思っているので、初回に続き今回も満足の収録実戦でした。両者共に普段ならやらない立ち回りが許されるのもこの番組の長所とも捉えていますので、今後も完先の収録を楽しみにしています。
尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。
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