【パチスロこの素晴らしい世界に祝福を! 感想レビュー】原作の雰囲気を忠実に再現!KADOKAWAとサミーのコラボ第1弾を導入直後にレビュー!
チワッス。あしのです。
「KADOKAWA×サミー」の異色コラボとしてぶちあげられた「異世界シリーズ」の第1弾として登場した「パチスロこの素晴らしい世界に祝福を!(※略称:このすば)」。
なんでも「原作の世界観がそのままゲーム性の軸になっている」とのことですが、果たしてどんな感じになっているのでしょうか。こちらの記事はそんな本機を実際に打ってみた上で感じた事や分かったことなんかを導入直後に最速でレビューさせていただくものであります。よかったら是非どうぞ。
通常時のゲーム性は似たものがない斬新なもの!
・周期が20ゲーム固定で展開が凄く早い。
これは打ってからすぐに感じた一番のポイントです。20ゲームでごとにCZ突入を賭けたバトルである「スティールバトル」に突入するので(ポイント特化ゾーンでの引き伸ばしがなければ)千円に一度はチャンスが来る感じ。「スティールバトル」も自力要素があり、キャラに対応した強小役を引ければランクが低くともクリアできます。常にワンチャンある感じ。端メダルなどで一周回すのにはかなり向いたシステムだなと思いました。
また通常時はどんなタイミングでも単純にキャラに対応する小役を引けばポイントをゲットでき、10ポイントで1ランクアップ。20ランクで天井(このすばチャンス直通)です。ランクアップすれば「スティールバトル」の勝率が高まる仕様で、3ランク以下と4ランク以上ではクリア時に突入するチャンスゾーンが変化するのも面白い。ただCZに関してはそれほど強弱の違いを感じる事はありませんでした。それよりその前の「スティールバトル」の壁が高いかも。
・通常ステージの小役から溜まるポイントはわりと空気。小役で得られるポイントは+1や+2程度。
・特殊ステージは激強。一度の小役で+10が結構くる(天井は200なのでめちゃ強い)
・ギルドステージはポイント特化高確率。めちゃくちゃ連続で入るケースあり。
ステージは複数あり、「スーパーこのすばワールド(SKW)」に移行するとただの小役からバンバンポイントが溜まってなかなか爽快です。ポイント特化ゾーンである「お風呂ゾーン」は何も引かなくても終了後に連続で突入するケースがあったので、とりあえず1回突入させればワンチャンある感じです。
>>通常時のステージ・スーパーこのすばワールドの詳細はこちら
・「お風呂ゾーン」は「化物語」の「倍々」システムにちょっと近い。めちゃ大量に獲得することもあり。
「お風呂ゾーン」は同じ小役を引くたびにゲットできるポイントが倍々になっていくシステム。実戦中は+128までいったケースもありました。通常時は全然ポイントが貯まらないけども、これ自体が連チャンする事もあって意外とポイントは溜まりやすい仕様でした。
・周期ごとに対象キャラのポイントがリセットされる特性上、後ろのキャラの方が重要。
・また最後のキャラである「クリス」は有利区間以降後の1週目に限り「エリス」になっており、「エリス」勝利時は恩恵あり。
これが打ってみないとなかなか分からない部分でした。本機はキャラが6名+1名おり、下の写真でいうと左上に配置されてる駄女神「アクア」から左中段の「めぐみん」、次に左下段の「ダクネス」、それから右側を上から順番に……というサイクルで「スティールバトル」の対戦相手が変わります。負けた際は該当キャラのポイントがリセット。要するに20ゲームごとに順番にポイントがリセットされます。1周目のアクアはバトルまでの猶予が20ゲームしかないので貯めるのが非常に厳しく、一方で最後のキャラは最低でも120ゲームはポイントを貯めるチャンスがあります。
しかも最後のキャラである「クリス」は有利区間移行後の1週目限定で「ちゃんとした方の女神」である「エリス」に変化しており(なんでかは原作読んでね)、このキャラで「スティールバトル」に勝利した場合はAT直行の恩恵あり。つまりは1週目の6キャラ目がものすごく大事なんです。お風呂での大量獲得とポイントリセットのシステム、そして6キャラ目のエリスの存在が噛み合って、かなり独特なシステムになってました。
・スティールバトルは無理ゲー感あり。レベル9で失敗の場面も。
20ゲームごとに訪れる「スティールバトル」は対象キャラの対応小役を引ければ勝率がアップする他、強小役ならほぼ勝利します。何も引かなくても勝つ場合が結構あったので、突入時にランクに応じた勝利抽選を行なってる模様。ただしランク9でも普通に負ける事があったので、勝利確定となる10未満の場合は気が抜けませんでした。
こんな感じで通常時はただの周期ではなく独自の抽選システムといった感じで斬新だったので、☆は5つで!
ATは2段階。「布盗会」は面白くもあり歯がゆくもあり。
・「布盗会(ぶとうかい)」はちょっと特殊なルールの継続システム。状況によってはイライラポイントあり。
・通常時のランクは持ち越し。
・ここでもエリスは仕事するしアクアは駄女神。
AT中の仕組みはやや複雑。簡単に言うと「スティールバトル」を6連戦おこない、どれか1人にでも勝つと「ヒロインボーナス」という枚数変動式のボーナスに突入する感じ。6人全員に勝利すると上位ATである「このすばラッシュ」に突入します。逆に勝利済みのキャラを除いた全員に負けると終了です。1戦あたりの勝利期待度は、その時に引いた小役とランクによって変動。このランクは通常時からの持ち越されますが、AT開始時に突入する「このすばぼーなす」「駄女神ぼーなす」消化中に上乗せも行われます。
ランク10以上溜まったキャラは勝利確定になりますが、この時対戦するのは通常時に引き続き「アクア」→「めぐみん」→「ダクネス」→「ウィズ」→「ゆんゆん」→「クリス(エリス)」の順番。勝利した場合、その時のキャラを除いてまたアクアからスタート。これもまたかなり特殊な仕組みですが、勝利のたびに先頭に戻って再度抽選を受ける事ができる以上、後ろの方のキャラで勝ったほうがお得な仕組み。つまりここでもクリス(エリス)の重要度が高い。一方で先頭のアクアで勝っても次のめぐみんに行くだけなので、システムとして駄女神っぷりが再現されてます。
上位ATに入れるには全員盗破が前提である以上、ひとりでもランクが低いキャラがいて、しかもなかなかランクアップさせる事ができないと他のキャラ全員に勝ってもATは終了します。さらに後ろの方に低ランクキャラがいた場合は、そもそもの戦闘回数が少ない事もあり無理ゲー感が漂う場合もあります。かなり面白いシステムではあるのですが、ランクの偏りによってはちょっとイライラするかもしれません。アクアだけ勝利確定であと全員低い、みたいな状況になると……。
・「このすばラッシュ」は「神拳勝舞」に似た感じ。
・実戦時の最大連敗数は10。一度のハート上乗せ最大数は+15個。
上位ATである「このすばラッシュ」はライフ式。いわゆる「神拳勝舞」です。このシステム全般そうなんですが、どれだけライフが溜まっても一気に減らされて即死する場合があるので油断はできません。実戦で溜まった最大ライフは31でした。最大連敗数は10で、これが複数回あったのでもしかしたらスルー天井なのかもしれませんが詳細は不明。
恐ろしいのがその10連敗というのを3回確認できた事。わりと連敗しまくります。打ってる最中は結構ヒヤヒヤしてましたが、終わってみれば最大連チャン数は15連と結構伸びてました。ちなみに上乗せ特化ボーナスである「サキュバスぼーなす」での最大上乗せハート個数は15個でした。
独特のゲーム性で「やれた時」と「やれない時」で印象がガラッと変わります。面白くもあり怖くもあり…ということで☆は3つで!
>>上位AT「このすばラッシュ」・チョーカーチャレンジの詳細はこちら
演出はかなりいい感じ!むしろそこを楽しむ機種なのかも。
・かゆい所に手が届く。原作ファンに嬉しいシーンが盛りだくさん。
・オリジナル曲も原作アニメ声優さん起用で新規収録。
・エリスとアクアのキャラ性能差をシステムに落とし込んでるの結構凄い。
・一般的なレア役が非搭載という思い切った小役構成と6つの「キャラ小役」が新鮮な遊技感。
「異世界シリーズ第1弾」と銘打つだけあって演出の作り込みはかなりのもの。連続演出に採用されてるエピソードや、そもそも「スティールバトル」のアイデアには原作愛が感じられました。
中でも凄いのが演出とシステムが渾然一体となった「キャラ役」の存在。この機種はチェリーやスイカなどの一般的なレア小役が非搭載になっており、その代わり6種類のキャラ役を搭載しています。いわずもがな6人のヒロインに振り分けられてるのですが、何気ない会話演出とかでもキャラの演出が入るとその対応キャラ役が揃ったりしてました。エリスを除き、後ろの方のキャラが何となくありがたいという以外は明確なキャラ性能差はありませんので、推しキャラの役を何か決めてひたすらレバーに力を入れ続けるのも良いと思います。
原作ファンの筆者的に文句の付け所はなかったので、☆5つで!
AT性能に設定差ナシ。最初の1周目は回した方がいいかも。
・最初のキャラ一周は6人目の「エリス」の存在がデカいので狙い目?
・「このすばラッシュ」は期待値1000枚オーバー。実戦時の最大枚数は1438枚、最低枚数は903枚。
・AT性能に設定差ナシ?
・設定6実戦での最大ハマリゲーム数は518。最短ゲーム数は38。
攻略面に関しては「有利区間移行時のキャラ1周目」がかなり大事だと思います。ポイント特化ゾーンを抜きにして120ゲーム。ここまで回すか回さないかですね。最初の「お風呂ゾーン」でどれだけポイントを獲得できるかにもよりますが、例えばここでエリスに32ポイントとか64ポイントとか入ったら絶対回したほうがいいと思います。
なお参考までに。実戦中に最も早かった当たりは1周目1キャラ目のアクアで強キャラ役→デュラハン襲来を経て38ゲームでの当選した。この時は当たりが極端に早かったため当然他のキャラのランクは上がっておらず。布盗会は全スルーで合計獲得枚数111枚で終了でした。最初の「お風呂ゾーン」でアクアにポイントが集中すると、そこで当たってもATを伸ばすことはほぼ不可能なので厳しい……!
ちなみにこちらが上位ATでそれなりにやれた時のリザルトです。色々と噛み合えばこれくらいはサクッと出るのかなと。
1周期20ゲームという短さによりピンポイントに狙うことも可能だと思うので、☆は4つで!
筆者はすげー楽しめた。
通常時のシステムは大変面白し。しかし「布盗会」中及び「このすばラッシュ」の神拳勝舞感は割と好き嫌いが分かれる所かもしれません。
システムと上手に絡んだ演出面はお見事な感じなので特に原作ファンの人にはオススメだと思います。スペック的には上位AT「このすばラッシュ」の期待枚数が1000枚オーバーである点。そしてAT性能に設定差がない点は高評価。その代わり初当たり確率は1/261.5~1/216と決して軽いわけではありません。肝心の「面白かったかどうか」ですが、筆者が原作ファンという事もあり、充分に楽しめました。てか20ゲームごとに周期っていいですよね。つい回しちゃうかも。
設定6の3000ゲーム実戦で実戦データも公開しますので、設定狙いの参考にされてください。
今回のレビュー結果
>>「パチスロこの素晴らしい世界に祝福を!」の解析情報はこちら
通常時の見せ方がすげー上手いなと思いました
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