【リプパンはずし】5号機の出玉率を一気に高めた仕組みをふり返る!

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あしの プロフィール
あしの

「浅草に住むサブカル・ギャンブル系フリーライター。ペンネームの由来は4号機『バクチョウ(メーシー)』の主人公あしの君から。いろんな所でちょいちょい書かせて頂いております。

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チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は5号機初期を支えた「リプパンはずし」について。いつの間にか見なくなったシステムですが、どういう経緯でそうなったかちょっと振り返ってみましょう! どうぞ。

 

 

スパイダーマン!リンかけ!

 

リプパンはずし=RTのパンク役を告知し、それをはずす機種

 

というか「リプパンはずし」と聞いてもあんまりピンと来ない方もいらっしゃるかも知れません。これ出た当時「チェリパン」とか呼んでた気がしますが、そもそもメーカーがこの方式を採用してた期間が短すぎて、「チェリパン」あるいは「リプパン」って言葉が一般名詞としてユーザー間に定着する前に消えちゃった感じがします。なのでどっちかというと、その言葉はそれが市場から消えてしまったあとに「ああ、あれはそういう呼び方だったのね」みたいな感じで「後追い」で広がっていったような気がします。従って「リプパンはずし」つってもピンと来ない人は大量におるんじゃないかと。簡単にまとめると……。

 

・RTのパンク役を告知し、それを外す機種

 

はいこれです。具体例を挙げますと「スパイダーマン2」や「リングにかけろ1」なんかに採用されていた、RT中に特定図柄を狙って延命させるシステムの事ですな。あと「戦国無双」とか「赤ドン」もそうか。だいたい2006年から2007年くらいの間に発売された機種に多く採用されています。

 

当時はまだ5号機のポテンシャルが完全には判明してない時代で、どの方向に進化していくのか各メーカーともカバディの如くにらみ合いながら互いに牽制をしておった時期です。とはいえ各メーカーとも大まかな目標は一致しており、それが「ルールの範囲内で出玉率を上げる事」でした。4号機時代の方法論でいけばATを使う、あるいはサイレントストックを利用するのが一番良いのですが、ご存知のように5号機の規則によりそれは完全に絶たれます。ボーナスも差枚方式へと切り替わったのでその辺の隙を突こうにもそもそも宮大工がこしらえた寺院の門扉のごとく寸分の狂いもなくピタっと閉じとるので無理。

 

なので手を突っ込めそうなところといえば「RT」なんですけども、ここで5号機黎明期になされた発明が「リプパンはずし」でした。んじゃRTをどうすればいいかというと、これはもう身も蓋もない話ですが「ユーザーには長く滞在してもらいたい」一方で「型式試験のときは速攻で終わって欲しい」わけです。

 

ここは各メーカーいろんな実験をした形跡があります。「空回し」でパンク役が外せる「キューティハニー」という恐るべき機種もありましたが勿論この方式は流行らず。1枚役を利用してRTを延命させる「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」も有名です。

 

そんな中で型式試験の方式を逆手にとって「敢えてパンク役を告知しようぜ」という機種が生まれます。5号機の型式試験はAT殺しのために告知役を全部取るぜという仕様になっておるゆえ、ユーザーがこれを逆に外すのに気づいてくれれば「試験では短く」「ユーザーは長く」が実現するわけですな。これにより「スパイダーマン2」「リングにかけろ1」が生まれ、だんだんとこっちが主流になっていきます。

 

が、当たり前ですけどこの方式はちょっとルールが変われば一瞬で瓦解するものでして、実際2007年に「全部の役を取る」のではなく「もっとも出玉率が高くなる方法で取る」という風に内規変更がなされ、同様のハイスペックマシンは作れなくなってしまいました。

 

 

脳が混乱する機種多数。

 

メイン小役 狙う パンク役 外す 狙ったり外したりで 脳が疲れる?

 

はいリプパンはずし。これアイデアとしてはその後もしばらく残り「ART」と結びついてRT状態の制御に使われることになります。ナビが出てる間は外してRTに滞在。ナビが無くなったら転落ですね。しかし、ちょっと考えてみてください。リプパンはずしを利用したARTでは「メイン小役」と「パンク役」の2種類のナビを搭載する事になるわけです。んでそのうち一方を揃え、もう一方は外すわけです。この系譜の極北といえる機種は山佐の「戦国無双」でしょう。

 

これ画像貼れないのが心苦しいのですが、まあ検索したらどっかにあるでしょう。メイン小役を告知するランプが赤く光れば赤図柄を狙い、パンク告知の某が赤くなったらそれを外す。んでこの「某」というのがくせもんで、ART時に選択したキャラによってそれが変わるんでマジで初見殺しでした。だいたいみんな「前田慶次」を選んでたと思いますがけど、その時は傘の色か何かだっけか。なんか記憶があやふやですが、しかもこれゲーム性として「無限ART」をどれだけ伸ばすか!みたいな機種だったので、狙ったり外したりする百ます計算みたいな脳疲労状態がかなり長時間続きます。

 

あとこれ書いてて思い出したけど同じく山佐の「バイオハザード」も大概だったような。ジルとクリスのどっちが拳銃構えてるか指と声から判別とかそんな感じでした。確か(うろ覚え)。

 

 

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