【最大1000GのAR搭載】4号機中期を彩る名機「ハードボイルド2」を振り返る!

【最大1000GのAR搭載】4号機中期を彩る名機「ハードボイルド2」を振り返る! eyecatch-image

チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は4号機の大ヒット機種「ハードボイルド2」について。最大1000GのARを搭載した爆裂機です。もはや知らんひとも多いと思うので、歴史を振り返る意味でもどんな感じの機種だったのかを振り返ってみましょう! どうぞ。

 

 

AR+ストックのエグさ。

 

BIGとARがループした時の破壊力

 

サミーさんの『ハードボイルド2』。発売は2001年5月です。スペックでいうとAR+ストック搭載のAタイプマシンなのですが、この場合のストックは同年の9月に登場した山佐さんの『スーパーリノ』でお披露目となったいわゆる「サイレントストック」とは違って、ただ複数ボーナスが貯留されるだけでハズレ時に狙えば普通に揃う系の、いわゆるストックタイムに近いアレでした。とりあえずARについての説明はこちらでも触れておりますのでよかったどうぞ。

 

なんせARってなによ? というと、特定条件下で突入するリプレイ高確率状態に小役のアシスト機能がついたやつですな。『ハードボイルド2』の場合は、BIG終了時の1/2でそれに突入。基本は150Gで、稀に1000G継続が選択されます。消化中のボーナスはAR終了後に放出。BIGが成立してた場合はその1/2でまた150GのARに突入します。BIGは400枚くらいとれる普通のBIGと、それから600枚近く取れるハイパーBIGがあります。ハイパーの条件は「AR中のBIG」であることなので、とりあえずループした時の破壊力ったらそうとうなエグさでした。とにかく1/2をブチ当てて150G以内にまた当てる!

 

BIGそのものはすげー重くて当たんねぇときはびっくりするくらい当たらないのですが、うっかりBIGが数珠連すると仕様上一気に伸びる、みたいな。そういう機種だったのが、スペックからも読み取れるかと思います。

 

んでさらにコイツ、ARにストック機能がついてました。消化中はハズレフラグが激減するのを利用してるんですな。繰り返しになりますが、レア小役時やハズレフラグ時にボーナス図柄を狙うと揃っちゃいますし、なんなら3択のメイン小役時にもナビ無視してなんか狙えば揃うハズ。違ったらすみませんが、とにかく厄介なのがARの終了条件に「BIG揃い時」というのがあって、そういう「揃っちゃう状況」のときにフリー打ちして揃っちゃうと、そのARは残りゲーム数がいくつあってもハイそれまでよと終了してしまいます。ARそのものの出玉を放棄するのに加え、それ以上のストックの可能性も放棄するわけで、あまりにもデカすぎるミスです。じゃあ消化が難しかったのか、というと全然そんなことはなく。実はこいつ、AR消化中にREGが揃ってもパンクはしないシステム、かつ小役フォローの停止位置が「ここを狙え」と言わんばかりのREG図柄の塊(通称「ババリ」「ボババ」)になっておるゆえ、まあハズレ時やレア小役時はだいたい自然とREG頭で狙うように出来てたんですね。これBIG図柄が小役フォロー時の推奨停止位置だったら事故多発だったと思います。

 

 

一回だけ6打った。

 

バイトをサボって設定6を打ってきた

 

本作は設定6の出玉率がぶっ飛んでいた事でも知られています。一応メーカー発表では119%とかになってるのですがそんなわけはなく。ちゃんと打てば145%になるとのこと。なんでこんな事が可能だったのかは長くなるんでまた別に解説しますが、とにかく4号機時代はこういう「メーカー発表」と「実際の出玉率」が乖離してる機種がたくさんありました。

 

で、筆者一回だけコイツの6を打ったことがあります。家から車で30分くらいの店舗の周年祭です。当時は今みたいにネットで何でもかんでも情報が手に入る時代じゃなかったのでその店で激アツのイベントがあるという情報は直前まで知らなかったのですが、当日になって知り合いから誘ってもらい、んでさんざっぱら悩んだ末にバイトをサボって並ぶことに。全然褒められたことじゃないのですが、貰った情報には「全6かもしれん」というものも含まれておったので損得で考えるとサボるしかない、と。で、打ってみたところほんとに6でした(当時は確認も出来た)。

 

時差開店だったのですが差枚で9000枚くらいは出たと思います。店内のメダルが足りず何回か交換挟んでるので出玉で万枚いったかどうかハッキリとした自信はナシ。いってたとしたらこれが筆者のパチスロ経験の中で初の万枚でしたし、そうじゃなくても二桁万勝ったのはそもそもこれが初でした。これを機に、それまで「たまに遊ぶ趣味」だったパチスロにドップリとハマることになり。その後の人生が大きく変わることになるのですが、そういうのを含めてコイツはかなり思い出深い機種になっています。

 

 

業界豆知識あしの 画像3バイトはサボりがバレてクビになりました

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  • 1:2022-06-10 15:26:55世代じゃないし後継機も全くでてないからハードボイルドはサミーのプレミアって印象だわ
  • 2:2022-06-15 15:59:04私も1000円でARの1000回ループになって気がついたら10万コースでした、今となっては懐かしいですね

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