【PモンキーターンⅥ超抜】超優秀スペックで西陣のミドルスペック機最高傑作かも?【試打レビュー】
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回は西陣さん注目の新台「PモンキーターンⅥ超抜」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じかをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。モンキーターンの最新作ということでスペックや演出バランスはどうなってるのか? それぞれ5つの項目で見ていきましょう!
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
出玉関係の造りが超優秀!
ギミック面は前作から一新されており、筐体上部のロゴギミックそして筐体下部のエンジンをモチーフとしたギミックが本機の主要ギミック。特に予告演出~リーチ中まであらゆる場面で大活躍するエンジンのギミックは、作品の魅力を上手く生かしていることに加えデザイン&アクションも秀逸、ということでかなりいい感じでした!
そして出玉性能&ラッシュ中の打感に影響する盤面構成ですが、こちらも溢しルートの少ない超優秀な造り。打ちっぱなしでも無駄玉はほとんど発生しないので爽快感のあるラッシュを堪能できました。また、西陣さんの機種ではお馴染みの捻り打ちによるオーバー入賞狙いも有効。元々が非常に優秀なスペックの本機ですが技術介入によりさらに甘くすることが可能…とこちらの項目に関しては言うことなしですね! ☆は5つで!
「モンキーターン」シリーズって盤面デザインやギミックなどを使い回さず毎回新たな装いで登場しますよね。作品の魅力を上手に取り入れたエンジンのギミックは過去のシリーズを含めても一番のお気に入りになりました。
アタッカーの先にある2つの入賞口の内どちらかは払い出しのないアウトなのかな? と思っていたのですが、両方ともしっかり1個の払い出しがあることを確認。誰でも打ちっぱなしで満足感のある出玉を、そしてさらなる高みを目指す方は大当たり中に技術介入を行うことで出玉を上乗せすることが可能な造りとなっています。
「モンキーターン」の魅力を最大限に活かしたスペック
初当たり確率約1/319.69の一種二種混合機。上位ラッシュのようなものは存在せず、初当たり時の50%で10R(1500発)を獲得し「神速ラッシュ」に突入というわかりやすいゲーム性。また、ラッシュ非突入時もすべて10R(1500発)となっており、シンプルにめちゃくちゃ優秀なスペックです。
唯一気になるポイントはヘソの賞球数が1個ということ。初当たり含めオール1500発、そして突入率50%×継続率81%というスペックを考えれば些細なマイナスポイントではありますが、他の台と比べて「見た目は良いけど思ったより回らないなぁ…」というシチュエーションが起こりやすくなることは意識しておいた方が良いでしょう。
10R大当りが怒涛のスピードで連チャンする「神速ラッシュ」の爽快感は抜群、出玉性能の高いミドルスペック機が好きな方なら本機のスペック・ゲーム性には必ず満足できると思うので満足評価といきたいところですが、ヘソの賞球数は無視できないポイント…ということで☆は4つで!
初当たりは「アルティメットバトル」、ラッシュ中大当たりは「エクストリームバトル」に突入し、ラウンド消化中のレースで結果を告知。様々な演出パターンや演出法則が用意されたこのレースがめちゃくちゃ面白いんですよねぇ。初当たりも必ず10Rなので、初回からその魅力的なレース演出をガッツリ楽しむことができます。「モンキーターン」という題材を活かす最適なスペックになっていますね。
カスタマイズの種類も十分で演出面も穴の無い作り込み
「モンキーターン」は今作で6作目。通常時の演出フローも出来上がっていたシリーズですが、新たに搭載されたストック系予告の「超抜全開予告」が大当たりへの王道ルートとなったことで全体の演出フローにも多少変化がありました。正直なところ個人的には「◯個貯まれば…」や「◯色まで昇格すれば…」といったチャージorストック系演出はあまり好みではないのでけっこうな減点要素になるかなと思っていたのですが、この「超抜全開予告」に関してはあまりにも演出がカッコ良すぎたので全然問題なし。
「超抜全開予告」をはじめとした新演出もかなり搭載されていますが、「大時計タイマー予告」や「月夜背景予告」そして熱いレースが繰り広げられるリーチ演出などはもちろん継承されているので歴代シリーズファンの方も問題なく楽しめると思います。
西陣さんの機種ということで通常時の演出はけっこう派手(ギミックもよく動く)な印象ですが、「シンプルモード」を含む4種類の演出モードを搭載して演出バランスに配慮。打ち込み甲斐のある機種だと感じました! ☆は4つで!
「超」「抜」「全」「開」の4文字をストックすると「超抜全開予告」が発生! プチュン…の後に流れ出すムービーがめちゃくちゃカッコイイです。
「モンキーターン」でこういった墨絵テイストの表現が活用されるのは意外ですがめちゃくちゃカッコイイです。
演出モードは「ノーマルモード(いつものモンキーターン)」「シンプルモード(先読みが発生するとチャンス)」「バイブモード(変動開始時のバイブ発生率アップ)」「疾風モード(激熱エアーの出現率が大幅にアップ)」の4種類。近年人気急上昇中の「バイブモード」もしっかりと搭載されているのが嬉しいですね。
個人的には先読み発生=SPリーチ以上濃厚となる「シンプルモード」がオススメ!
出玉性能・スピード・演出…すべてがハイレベルな満点ラッシュ!
一種二種混合機でオール10R×継続率約81%という数値を見ると「はいはい、ラウンドバトルのよくあるヤツね」という印象を受けると思うのですが、「神速ラッシュ」はひと工夫加えられています。従来の似たタイプは「10R+ラッシュ継続」が81%、「10R+ラッシュ終了」が19%といった感じで、終了する振り分けに当選していた場合はその時点で終了が確定するのですが、本機では「10R+ラッシュ継続」が70%、「10R+時短なし」が30%、そして後者の大当たりでも残保留1つ分の抽選(大当たり確率約1/2.6)が受けられることでトータル継続率約81%という仕組み。これにより10R大当たり×3回が濃厚となる演出(状態)を実現しており、ゲーム性の幅を大きく広げることに成功しています。
そして純粋な出玉性能・出玉スピード・演出面いずれもハイレベルな素晴らしい仕上がり。「エクストリームバトル(ラウンドバトル)」は各種演出パターンの信頼度や法則などを覚えたくなる魅力をもっており、単に速いだけでなくパチンコならではの演出によるドキドキ感もガッツリと味わえるラッシュになっていました。本機のラッシュで満足できない人はそうそういないハズ…?と思えるほど良かったので、ここは当然☆5つで!
残保留を上手く活かした連チャンシステムにより、オール10R×継続率約81%の一種二種混合機では革新的な4500発(10R×3回)濃厚演出を実現。電サポ保留+残保留の両方で約1/2.6の大当たりを引き、さらに残保留のほうで約70%の継続濃厚振り分けを引いた時に発生する可能性あり。
ラッシュ中大当たりのV入賞時に「V」の閃光が走れば…
「究極Vモンキー4500」が発生! めちゃくちゃ痺れる演出です。条件達成時に必ず発生するわけではないものの、右打ち中の大当たり確率を考えれば意外とハードルは高くないかも?
タイトル色、対戦相手、ギミックアクションなどなど様々な演出で継続期待度を示唆。勝負が決するタイミングも様々なので1R~10R目まで常にドキドキしながら楽しめます。V入賞時に「究極Vモンキー4500」が発生しなかった場合でも、「榎木」に勝利時や「青島」出現時は10R×3回が濃厚…!?
対戦相手の序列やレース中の演出フローはパチスロの「モンキーターン」シリーズに近い部分もあるので、パチスロユーザーの方も満足できそうです。
とにかく1回は絶対打つべき!
近年はライトミドルや甘デジのイメージが強かった「モンキーターン」シリーズですが、本機では初当たりを含めオール10R、そして「神速ラッシュ」の名に相応しい出玉性能&出玉スピードを実現したミドルタイプでの登場。ここまでガラッとスペックが変わるとなんとなく「コレジャナイ感」があったりもするんですが、「モンキーターン」を題材とするならこれが最適解と!と感じる素晴らしい完成度でした。
また、ここ数年は魅力的なラッシュを搭載した機種の登場が相次いでいますが、出玉スピードに注力するあまり演出面の魅力に乏しい機種も少なくありません。初当たりから10Rのラウンドバトルを楽しめるので、出玉スピードと演出面を高次元で両立した本機はきっと多くのユーザーの方が満足できる機械になっているかと思います! 猛烈にオススメなので☆は5つで!
今回のレビュー結果
西陣のミドルスペック最高傑作かも
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