【山佐】みんな大好きパルサーの生みの親。山佐について調べてみた!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「山佐」について。老舗中の老舗なんでよもや名前を聞いたことねぇというスロッターはいないと思うのですが、万が一もあるので基本的な部分から知識として入れときましょう! どうぞ!
山佐さんは凄いぞ。
山佐グループのヘッドである「山佐株式会社」の本社は岡山県新見市にあります。創立は1967年。「オールナイトニッポン」の放送が始まった年だそうです。公式ホームページにある「会社案内」のパンフレットによりますと、法人の地盤は明治時代、零代目佐野奈美氏さんが始めた木炭業「佐野材木店」まで遡るとの事。その後材木業として「佐野商店」が誕生。佐野商店は国鉄を始めとする鉄道会社に枕木を納入する会社でしたが、その時に材木に刻印してたのが「へ」の下に「サ」のマーク。読みはおそらく「ヤマサ」だと思いますが、これがその後の屋号に直接つながったかどうかは不明です。
その後、佐野商店はガソリンスタンド、不動産業など多角的に経営の幅を広げ、やがて「山佐株式会社」になって以降は「ボウリングセンター」「自動車教習所」なども運営。そんな中で1972年にはパチンコホール「エンドレス」の経営も手掛けます。もちろんこのエンドレスは山佐直営店として現在も元気に営業中。各店毎にバラエティに富んだ「ご当地ケロット」が存在するなど、山佐らしい遊び心に満ち溢れた店舗さんです。
さて1979年。初の風営法適合機としてのパチスロ機「ジェミニ」の販売を手掛けたことで山佐さんは「ホール経営」から「開発」に乗り出す事になります。1980年4月には早速初の自社制パチスロである0号機「パチスロパルサー」を発売。その後、1号機では『パルサーXX』(1985年)、『プラネット』(1985年)、『フルーツチャンス』(1988年)、2号機では『アストロライナー』(1988年)、『ビッグパルサー』(1989年)、3号機では『スーパープラネット』(1990年)、『ホールインワン』(1991年)を世に送ります。
そして1993年。運命の転機が訪れます。4号機『ニューパルサー』の記録的大ヒットですな。パンフレットによると売上台数は21万台。業界全体が右肩上がりで伸びてる時期であるということもあり、後に「北斗」「北斗SE」「番長」「吉宗」に継ぐ5番手の売上台数となりましたが、逆に言うとそれらが出るまでのかなり長い時間、パチスロ機の売上のトップランカーであったというのですからよく考えると凄い話です。
現在までのリリース機種は約130機種。売上総台数は356万台。まさにパチスロ界の巨人であります。パチスロがこの世に産声を挙げた瞬間から、その傍には必ず山佐がいて、そして寄り添い続けてきたんですな。山佐を讃えよ……!
山佐ネクスト?
はい、そんな山佐さんですが、出自からして多角経営の会社さんであったことからも分かるように、現在も「航空機リース業」「船舶リース業」「太陽光発電事業」をはじめ、上述のように遊技場・ガソリンスタンドの経営等も含め色々なことをされております。その中にあって、実はパチスロ関連業務は現在「山佐ネクスト株式会社」に集約されています。業界誌によりますと、リリースされたのは2020年9月。集約するとした日がその年の12月1日なので、もうそうなってるそうです。いわゆるグループ再編という奴ですな。
「山佐ネクスト」は2019年に設立された会社さんです。2021年の『パチスロゴッドイーター ジ・アニメーション」で販売元になったのを皮切りに、同年『パチスロ零』では製造元にもなっています。なんにせよ上記「ゴッドイーター」以降の山佐作品はすべて山佐ネクストが販売元になっており、機種によっては製造も手掛けておることから、文字通り「集約」はなされつつあるようです。ちなみにこの記事の直前に導入された「スマスロリノヘブン」の製造は山佐株式会社。2月に予定している「パチスロ戦国無双3」は山佐ネクスト株式会社です。販売元は両方とも山佐ネクスト株式会社。
うん、ややこしい……! けど山佐大好き!
友達がスマリノの初日にフリーズかましやがりました
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