ガリぞうが分岐営業のホールで大苦戦!?その原因や反省点を振り返る【収支日記#144:2022年11月29日(火)~12月5日(月)】 (3/3)

ガリぞうが分岐営業のホールで大苦戦!?その原因や反省点を振り返る【収支日記#144:2022年11月29日(火)~12月5日(月)】 eyecatch-image

12月5日:並びの価値

 

今日は北海道から石川県へ移動し、翌日の金沢市での「プロスロ13」収録の為、夕方から2時間ほど並んで入場整理券を受け取るだけの1日でした。このお店は翌朝の入場順が前夜20時に配られる整理券の番号順の為、早い番号が欲しければ夕方に並ぶシステムになっています。

 

皆様は高設定を打つ為に長時間並んだ事があるでしょうか。最近はモバイル抽選も盛んになり、何時間も並ぶという機会自体が減ってきています。そもそも、どの程度の期待感があればパチスロ生活者は長時間並ぶのでしょうか。ここでは、私が見てきた中でも並び自体が恒例行事になっていた事例をいくつか挙げてみます。

 

 

その① 朝イチ777並べ

 

4号機の初期、私は毎日のようにクランキーコンドル・クランキーコンテストを打っていました。目押しが正確なら、コンテは設定5で108%、設定6で110%。そして、とあるお店が「毎週火曜水曜に朝イチ777が並んでいる台は設定5」と思われるイベントをやっていたので、私は開店15分前から並ぶようになりました。それでも最初は先頭だったのですが、徐々に人が集まり始め、やがては1時間前でも5番手という事態に。(コンテの朝イチ777はシマに5台のみ)並ぶという行為が苦手だった当時の私は、「1時間以上並ばなければいけないなら諦めよう」と、このコンテの設定5を辞退するように。ただ、要技術介入と言えど開店前に並ぶだけで確実に108%が打てるなら、数時間は並んでも良いよなぁと今なら思います。

 

 

その② 年イチイベント

 

毎月秋口に年イチの恒例行事を行うホールがありました。その市には同一法人が3店舗あり、どのホールもパチスロは全6と噂されていました(あくまでも当時の話です)。私が初めて並びに行ったのは、ちょうど今から10年前の2013年だったと記憶しています。友人2人と計3名のノリ打ちで深夜2時頃から並び始めて開店の10時を待ったのですが、それでもパチスロは1台も確保できず。話によると、前日の閉店直後の時点でパチスロの設置台数250人分キッチリ並んでいたようです。また、任侠系の方々が開店前に横入りされるという話も聞いていたので覚悟はしていたのですが、結局この初回参戦時は3人でパチンコを打ちきり、日当を得て帰った覚えがあります。やはり「250台・全6」ともなると、これほどの並びになってしまうのでしょう。

 

 

その③ 新台導入

 

5号機黎明期を抜けて、初代エウレカセブンが大ヒットを飛ばしていた頃の事。どんなホールでも「高設定を使うならまずエウレカから」という空気がある中、とある田舎のホールにもエウレカが4台導入されるとのDMが届きました。そのお店は並び順で、開店は朝9時。2時間も並べば取れるだろうと思い、朝7時前にホール着。ホール駐車場には既に1台の車が停まっていて、私の車の乗りつけを確認したのか、車から降りた彼は並び始めます。当然、私も車から降りて並び始めるのですが、そんな簡単な話でもありません。時は1月末の極寒真っ盛りで気温はマイナス10度以下。しかも港町ならではの海風が吹きっさらしでの並びです。それでも、間もなく訪れた2人組も後ろにすぐ並び始めたので、2時間ほど耐えるしかありません。一応こうなる事を想定して防寒具を揃えてきたのですが、開店する頃にはすっかり冷えきって、かじかんだ手も目押しができるような状態ではありませんでした。結果は、私の台含む4台中3台は低設定挙動で、それでも半日ほど粘ってみるも数値は好転せず、お昼過ぎには32K負けで撤退という残念な1日になってしまいました。

 

思い返せば、【その①】のお店はライバルがゼロだったので、私が並んでまでセンター777の台を粘り倒していなければ、全てが設定5だったと気付かれにくかったかもしれません。【その②】のお店でも、何時間も並ぶよりも当日のお昼過ぎくらいに行って萎えヤメされた台を後ヅモする方が効率的だと何年か後に分かってきました。エウレカで失敗した【その③】も、その1年後には潰れてしまうほど経営状況が厳しいホールだったので、それを事前に知っていれば回避できた負債だったかもしれません。長時間並ぶには、それだけの価値があるかどうか、そして並ぶという行為が目立っていないかどうかを十分に考える必要があると、この歳になって思うようになりました。

 

以上です。最近は古き良き時代を懐古しながらのお酒がとても楽しく感じます。「昔話が楽しいと感じるようになったら老後の始まり」だと、誰かが酒の席で言っていたのを思い出します。そんな回顧録も誰かしらの参考になってくれたら幸いです。

 

 

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