【技術介入】同じ台でも人によって全然出玉が変わってくる台はあるという話

【技術介入】同じ台でも人によって全然出玉が変わってくる台はあるという話 eyecatch-image

チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「技術介入」について。パチンコやパチスロの勝率を上げるために色々調べてると必ずブチ当たる単語ですが、果たしてこれはどういう意味なのか。1回確認してみましょう。どうぞ。

 

 

遊技のギの字は技術のギ。

 

パチンコの技術介入は…ハウスルール次第でNGの場合も

 

パチンコ・パチスロは「遊ギ」とされていますが、この場合のギは「技」と書きます。遊戯ではなく遊技。技を使った遊び、ですな。んでその遊技の結果得た玉やらメダルをショウ品と交換できるわけで、この場合の「ショウ品」のショウも「商」じゃなくて「賞」であります。商品じゃなくて賞品。細かい話なんだけども、この辺はパチンコやらパチスロの法的な立ち位置の話になるので結構重要だったりするそうです。

 

でまあ、そもそものカテゴリ名に「技」って入ってることからも分かるように、パチンコやらパチスロというのは完全に運否天賦のゲームというわけではなく、打ち手が何かやった結果が最終的な遊技成績にフィードバックされるようになっており、この辺が「ハンドル固定禁止」であるとか「店員さんによる目押しサービスの禁止」とかにつながっております。

 

さて「技術」を用いた遊びであるならそれにより損したり得したりというのがあるはず。パチスロのほうでより顕著ですが、実際、現存する台は大抵なんらかの意味でそういう「技術」の影響を受けるようにできており、多少なりとも「腕の差」を受けるようになってます。そしてそういう「技術によって差が出る部分」にて腕前を駆使することを「技術介入」といい、その中でも特に大きく影響を受けるものを(パチスロでは)「技術介入機」と呼びます。

 

【パチンコの技術介入例】
・効率の良い打ち出しの強さ・ストロークを見つける
・特定状況で打ち出しを停止する(※)
・オーバー入賞を狙う打法(※)
※お店によっては禁止

 

【パチスロの技術介入例】
・通常時の小役フォロー打法
・ボーナス成立時の最適手順
・ボーナス中の最大枚数獲得手順
・ビタ押しなどで恩恵を得る

 

パチンコにおいては上記のうち「※」の部分に注意が必要で、これはお店がハウスルールにより禁止している場合があるようです。「打ち出し停止」に関してはいわゆる「保3止め」「ステージ止め」「リーチ中の打ち出し停止」などの種類がありますが、この辺で怒られる店には筆者は出くわしたことがないです。一方、やや注意なのが大当たり中のラウンド切り変わりに打ち出しを停止する「ラウンド間の止め打ち」。要するにアタッカーの開閉タイミングを見て打ったり止めたりするやり方ですが、これはその下の「オーバー入賞」にも関わる話であり、そういうのに神経質なホールさんの場合は肩ポンすることもあるとの事。この辺はお店のハウスルールに従うようにしましょう。

 

またオーバー入賞について調べてると「捻り(ヒネり)」という言葉にたどり着く初心者の方も多いと思われます。これは「ワンツー」とも呼ばれ、本来なら10発しか入らないアタッカーに11発目を飛び込ませるやり方。これは多くの店でいい顔はされません。ハウスルールで明確に「捻り打ち禁止」とされている場合もかなり見かけますし、またオリ術のライターさんであるミネッチさんが(おそらく)これで出禁になり出玉・貯玉が没収されてしまった、という恐ろしいニュースも記憶に新しいです。

 

ある程度分かってる人はそういうリスクについても理解しておりハウスルールの確認もしっかりやると思うのですが、仕組みとやり方自体は至極単純でちょっと打てば誰でも気づくものである関係上、最近打ち始めた初心者の方がそうとは知らずにそのやり方を自ら「開発」することも充分に考えられます。「危ないかもしれん」という認識がないと避けようもないアクシデントに遭う可能性も残り続けるので、とりあえず「パチンコにおいてそれらは少なくとも推奨はされてはいない」という事だけは、頭の片隅に入れておきましょう。

 

 

パチスロは全然セーフ

 

パチスロの技術介入は…システムに組み入れられている機種が多い

 

続いてパチスロに関してですが、パチンコの各種打法とは違い、こっちは完全に技術介入有りきというか、遊技性の1つとして予め組み入れたシステムになってる場合が多々あり、少なくともそれで叱られたり出禁になったりということはまず無いと思われます。

 

最近でいうと「技術介入」として有名なのが「ディスクアップ」などで採用されている「ビタ押しに恩恵を設ける」システム。ビタ押しというのは文字通り図柄を滑らせずにビタっと止めるやり方なのですが、これなんかは初心者と上級者で出玉率が思いっきり変わってくる、良い意味での「遊技」性だと思います。

 

あと通常時の小役獲得打法ですが、これは近年リール配列や役になる図柄の組み合わせが変化してきてる関係上、一時期に比べて威力がかなり落ちています。昔はスベリを伴う小役一個こぼすだけで15枚損したりとか普通にあったんですけど、最近はこぼしても3枚とか、あるいはこぼしたとて代わりの図柄がこっそり揃って取りこぼしなし!とか、そういうのが増えてます。DDTやKKKという単語を最近あんま聞かないのも、相対的な重要度がガクっと下がってる事に起因してないとも言えません。ただし! チャンス目に1枚役を利用している機種の場合は特定の手順でそれを奪取する事ができたりし、それまで含めた小役獲得打法となるとむしろ昔より手順は複雑化しているように感じます。

 

これを「楽しい!」と捉えるか「1枚ぐらい捨ててもいいや」と面倒臭い要素に感じるかは本人次第。ですが「チリも積もれば」の理論で考えると、後者の方は年間まあまあな枚数を捨てちゃってるかも?

 

 

業界豆知識あしの 画像3年々下がるビタ押しの成功率

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