【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー】劇的な進化を遂げた「ダンバイン」シリーズ最新作!スペックや演出を徹底レビュー!

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー】劇的な進化を遂げた「ダンバイン」シリーズ最新作!スペックや演出を徹底レビュー! eyecatch-image

こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。

 

今回は注目の新台「P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じだったかユーザー目線でレビューしていきたいと思います。

 

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!

 

「P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー」の解析情報はこちら

 

 

お馴染みのギミックがパワーアップ!

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ギミック・盤面構成☆4

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】筐体画像(上から)

 

まずはギミック面から。前作での「落ちろよぉぉお!」と同時に作動するギミックアクションは多くのパチンコユーザーの心を掴みましたよね。本機においてもその魅力的なギミックアクションはもちろん継承、そして進化しております!

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】筐体中央、ダンバインギミック

 

前作では液晶上部に搭載されていた「ダンバイン」の頭部ギミックですが今作では液晶下部に搭載。当落ジャッジ成功時などはこのギミックが上部へと持ち上がり…

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ギミック作動、画面中央火花

 

剣を構え…

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】画面ダンバイン 剣ギミック作動

 

「落ちろよぉぉお!」が発生。前作では間違いなくギミックの気持ちよさが人気の一端を担っていたと思うので、本機においてもギミックに大きな変更は無くアノ興奮をまた味わえるということで安心しました。しかもこれ、よく見ると前作では液晶で表示されていた部分もギミック化されているんですよね。前作そのままではなく細かい点でしっかりと進化しているのも素晴らしい!

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】右アタッカー&スルー&電チュー

 

続いて盤面構成。まずアタッカーはV入賞ラウンド用の上部アタッカーとメインで消化する下部アタッカーを搭載。そしてその左下にはスルー&電チュー(赤いプラ板)が配置されており、最近のSammy系機種でよくあるタイプの構成になっております。大当たりに関しては溢しのない非常に快適な消化が可能となっていますがやはり本機でも気になるのはスルー部分の溢しポイントで、今回の試打中も右側にポロポロと溢れてしまう玉が頻発しました。ただ本機のラッシュ中大当たりは全て1G連というゲーム性なので、よっぽどのことがなければ出玉面への影響はそこまで大きくないでしょう。

 

ギミック群は正当進化を遂げており、盤面構成もスルー部分を除けば優秀な部類。溢しポイントの関しては本機がもし前作のようなSTタイプだったらかなりのマイナス要素でしたが、そもそもスルー&電チューのお世話になる頻度が少ないゲーム性ということで減点は最小限に留めておきたいと思います。ということで☆は4つ!

 

 

常識にとらわれない独創的なスペック!

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】スペック・ゲーム性☆5

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】オーラボーナス 右打ち

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ラウンド中表記1500 10R

 

 

大当たり振り分け(ヘソ入賞時)

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ヘソ内訳

 

ラウンド 電サポ 振り分け
10R ダンバインRUSH突入 52%
10R 時短なし 48%

 

 

本機は初当たり確率約1/319.7の一種二種混合機。初当たり時の大当たり内訳は「10R(1500発)+ラッシュ突入」が52%、「10R(1500発)」+時短なし(通常時へ)が48%。前作だと初当たり時は3R or 4Rだったので必ず1500発を獲得できるようになったのは明確な強化点ですね。しかし通常大当たり時は前作だと319ver.では時短50回、256ver.では100回転の時短が付属しており引き戻しの楽しみを味わえるゲーム性だっただけに、今作では一切そのチャンスがないのは残念。

 

好みにもよるところではありますが、個人的には初当たり時のラウンドを削ってでも通常時大当たり時に引き戻しのチャンスを用意して欲しかったな…というのが正直な気持ちです。

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ダンバインRUSH突入画面

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ダンバインRUSH 図柄揃い444

 

連チャンモードは「ダンバインラッシュ」という名称は継承しつつもそのゲーム性は大きく刷新。ざっくり説明するとラッシュ突入時点で大当たりのストックを3つ獲得(全て1G連)した状態へと突入し、その3回の大当たりの中でリセット振り分け(右打ち中大当たり時の50%)に当選すると再度ストック×3個の状態に復帰。逆に3回目の大当たりまでにリセット振り分けに当選できなかった場合はラッシュ終了…ということで、簡単に言えば1/2を3連続でハズすまで連チャンが継続するというゲーム性になっています。前作のラッシュとあまりにもゲーム性が異なる為批判的な声もあるとは思いますが、残りストック1個の状態でリセット大当たりに当選した際の興奮などは他機種では味わえないモノになっており個人的にはこのゲーム性も大いにアリだなと感じました。

 

 

大当たり振り分け(電チュー入賞時)

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】電チュー内訳

 

ラウンド 電サポ 振り分け
9R Vストックリセット 約4%
6R Vストックリセット 約6%
3R Vストックリセット 約40%
3R Vストック1個消費(※1) 約50%

※1 Vストック0個でダンバインRUSH終了

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ラウンド中リセット煽り

 

ラッシュ中の大当たり内訳はご覧の通り。連チャンシステムは大きく変わりましたが出玉のバランスは前作を踏襲しており、基本的には3R大当たりを積み重ねて大量獲得を目指すゲーム性になっています。個人的な注目ポイントは9R&6R大当たり時はリセット当選も確定するところ。機種によってはそれぞれのラウンド振り分けに確変(ラッシュ)&通常が混在しているパターンもあるので、3R以外の大当たり当選時は素直に喜ぶことができるのは嬉しいですね。

 

リセット当選か否かは一部の演出を除けばラウンド中の演出による告知がメインとなっていますが、セグを確認して9R&6Rならその瞬間にガッツポーズです! とはいえリセット当選もあくまで3R大当たりがメインなので、ガッカリするパターンが少ない絶妙な振り分けのバランスも好印象でした。

 

前作は高速連チャン機の先駆けとして絶大な支持を受けていましたしそのゲーム性をほぼ継承した「P頭文字D」も登場したので、本機でも前作を継承して欲しかったというユーザーは少なくないでしょう。しかし一つヒット機種が出ると類似のゲーム性の機種が乱発する傾向にある昨今のパチンコシーンにおいて、イチから新たなゲーム性を生み出そうとする姿勢には拍手を送りたいですね。

 

気になるポイントもゼロではありませんが、本機のような機種が登場することによってより発展していくのでしょう。よってここは☆5つで!

 

 

先読み系だけでも演出カスタマイズ機能は欲しかった…

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】通常時☆3

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】通常画面 図柄5・ブランク・6

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】フラッシュ系演出 緑 チャム

 

こちらでは演出面をご紹介したいと思います。前作の登場は2015年…ということで約8年前。本機では基本的な搭載演出や全体的な雰囲気などは前作に近いものになっていますが、保留変化の種類が豊富になっていたり多彩なポイントで発生する導光板(フラッシュ)系演出など、前作の演出をベースに現代的なアップデートが行われているなという印象です。

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】予告演出 ビルバインリーチ

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ビルバインギミック作動

 

予告演出はそれなりに前作と同じ感覚で楽しむことができたのですが気になったのはリーチ発展ルートで、本機最強の「ビルバインリーチ」へは「ダンバインリーチ」経由での発展ルートを複数回確認。前作を最後に打ったのはもう何年も前ですしガッツリ打ち込んだといえるレベルでもないのでうろ覚えなのですが、前作もこんな感じでしたっけ…?どんな展開からでも「ビルバインリーチ」発展に期待できるという点ではポジティブに捉えることのできる要素ですが、前作での発展分岐タイミングで「ダンバイン」or「ビルバイン」どちらが作動するのか…というドキドキ感が好きだったというのは僕だけではないハズ。

 

「ダンバインリーチ」の詳細はこちら

 

たまたま発展パターンが偏ってしまっただけの可能性もありますが、今回試打を行った限りではもう少し直接「ビルバインリーチ」に発展してくれるパターンが多ければな、という印象を受けました。

 

「ビルバインリーチ」の詳細はこちら

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】各種設定案内画面

 

もう一つの懸念材料は演出カスタマイズ機能が搭載されていないこと。これに関しては前作もそうだったので問題ナシ! という方もいらっしゃるかと思いますが、あれから8年が経った今演出カスタマイズができない機種は圧倒的少数派。なにより最近のSammyさんの機種は非常に豊富な演出カスタマイズ機能が用意されかなり力が入っていた印象だっただけに少々残念です。僕としては演出カスタマイズ機能は必須ではないと思いますし、ありのままの演出バランスを楽しんで欲しい! という開発姿勢には好感が持てるのですが、現在のパチンコシーンを考えるとせめて先読み系のカスタマイズくらいはあっても良かったなのかなと思いますね。

 

中図柄に停止する図柄の種類が鍵を握る独特なゲーム性、そして基本的な演出などは前作から踏襲されているので「ダンバイン」ならではの魅力はしっかりと楽しめると思います。しかし先程述べたリーチ演出の発展ルートや演出カスタマイズ機能などここはもう一工夫欲しかったなという点がありましたので、☆は3つで!

 

 

前作以上の興奮!?「リセットォォオ!」が堪らん!

 

P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー 画像21

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ダンバインRUSH突入画面

 

名称はそのままにそのゲーム性は一新された本機の「ダンバインラッシュ」。一応本機の連チャンシステムはリミットタイプに分類されると思うのですが、リセットを主軸とした独自のゲーム性はこれまでのリミットタイプの機種にあったネガティブなイメージを全く感じさせず、キャッチコピーでもある「ゼロリミット」の通り「どこまで続くんだろう!?」という大連チャンの期待を持って楽しむことができました。

 

「ダンバインRUSH」の詳細はこちら

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ダンバインRUSH中 V×3 図柄揃い4

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ラウンド中 RUSH1 (デカ文字)

 

かつてない画期的な連チャンシステムが魅力的な本機ですが、演出面では気になるポイントが存在。というのも本機の性質上大当たりはVストック保持状態のみ&全て1G連なので、STタイプだった前作のような大当たりまでの過程を楽しむことはできないんですよね。僕としては本機のゲーム性がめちゃくちゃ気に入ったので全く気になりませんでしたが、前作のようなラッシュに期待していた方にとっては残念な変更点なのかなと。

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ビルバインギミック作動 リセット煽り

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ビルバインギミック落下 

 

予告演出や豊富なリーチ演出こそなくなってしまいましたが、「落ちろよぉぉお!」の魅力は本機でも健在。正確に言えば本機では「リセットォォオ!」になってるんですがね(笑)。大当たり中のジャッジ演出でこちらが発生すればリセットが確定。ただ単にラッシュ継続というわけでなくその時点で大当たり×3回が確定という恩恵も相まって、その快感や興奮は前作以上かもしれません。残りVストックが0の状態での「リセットォォオ!」は脳汁がドバドバ出ちゃいますね。

 

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ラウンド中 画面ひび割れ

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】ダンバインRUSU ZERO突入画面

 

ラッシュ中大当たりは3R or 6R or 9Rとなっており、3R以外の大当たりだった場合はその時点でリセットが確定。ラウンド数は演出でも示唆しており、虹図柄での大当たりや奇数図柄での大当たりなら6R以上=リセット当選が濃厚となるようです。また、リセット当選時は100%告知するわけではなく後告知(Vストック0時のジャッジ演出失敗→「ゼロモード」突入)パターンも存在。今回の試打でも何度か確認したことからリセットが隠れることは少なくないようなので、表面上Vストックが無くなってしまっても連チャンの希望が持てるのは嬉しいですね。

 

高速STという一大トレンドを生み出した前作から一転、大当たり当選時の50%でリセットが発生しVストック×3状態に復帰という独創的なゲーム性となった本機の「ダンバインラッシュ」。連チャンシステムは大きく変化しましたが本機の大当たりは全て1G連&ラッシュ継続率は約93%ということで前作以上の数値になっており、矢継ぎ早に訪れる大当たりの快感という「ダンバイン」ならではの魅力はしっかりと踏襲されたゲームデザインになっています。

 

しかし、やはり前作が偉大すぎた故にあの「ダンバインラッシュ」の魅力をもう一度味わいたかった…という方は少なくないハズ。本当に魅力的なラッシュだったので悩みに悩みましたが、ここは☆4つで!

 

 

パチンコの未来を変える可能性を感じる一台

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】オススメ度☆4

 

いかんせん前作が名機と呼ぶに相応しい絶大な支持を受けていただけに「なんであのまま出さなかったの?」という声は少なくないと思いますし、僕もあのラッシュをもう一度味わいたかったという気持ちもゼロではありません。しかし単にスペック変更といっても昨今のトレンドに追従した二番煎じではなく、新たゲーム性で時代の先駆者になるべく生まれた本機のような台の登場はいちパチンコファンとして非常に喜ばしいことだと感じます。前作のラッシュを思い出してしまうこともあるかもしれませんが、Vストック0個の状態での「リセットォォオ!」の興奮を味わえばきっと本機の虜になると思いますよ。

 

 

今回のレビュー結果

 

【P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー新台レビュー】総合レビュー平均☆4.0

 

「P聖戦士ダンバイン2 ーZEROLIMIT HYPERー」の解析情報はこちら

 

 

パン君 アイコンラッシュに突入さえすれば、リセットのドキドキを必ず3回は楽しむことができるのが嬉しい。

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