POKKA吉田が「スマスロ北斗」「ゴブリンスレイヤー」などで賑わうパチスロコーナーの現状を解説!

POKKA吉田が「スマスロ北斗」「ゴブリンスレイヤー」などで賑わうパチスロコーナーの現状を解説! eyecatch-image

あのワクワク感が戻ってきたイメージ

 

正直この感覚は何年も味わってなかった気がする。それこそ、5号機の高射幸性パチスロがギリギリ残っていた時期でもなかったように思う。この感覚は、モンキーターン(初代)やゴッド(系譜)が登場した2011年以来ではないだろうか。いや、入店前のワクワク感で言えばその1年前登場の新鬼武者以来のものとならないだろうか。

 

今月3日にスマスロ北斗が導入された。既に現在は3週間目となっているが、初日から1週間のDKーSIS上の稼働データ(IN枚数)が、過去私の中では記憶にない、見たことがない数値を記録しており、同日本格スタートだったスマートパチンコを完全に置いてけぼりにするくらいにホール関係者や遊技客の話題をほぼ独占していることはご存じのとおりだ。かまいたち出演のCMやyoutube、それ以外にも北斗導入後は実践系のyoutube動画がものすごい本数公開されており、それぞれ再生回数も多いようだ。注目の度合いが昨年のスマスロ登場と比較しても、あるいは鏡スタート時と比較しても、まったく異なる印象である。

 

遊技するとき、開店前に並ぶことをしない、打ちたい機種の島で張り付いて待たない、閉店前に少しだけでもという打ち方をしない、という私にとって、北斗を遊技できたのは実に17日になってから。都内でも大量導入の店を覗いたときにたまたま空き台があったので打ったのだが、北斗を覗いたというつもりではなくて、同日初日のゴブリンスレイヤーとハーデスを見たくて覗いたわけである。北斗とゴブリンスレイヤーに空き台を発見したのでまだ打ってないどうし先に出ていた北斗を選択。すぐにトイレに行って戻ってきたら北斗もゴブリンスレイヤーも満台になっていた。 

 

本来4月はスマパチの本格導入ということで、昨年11月21日のスマスロ本格導入と同様に、DKーSISのデータや実際に視察した現場感、そしてSNS(主にtwitter)のトレンドや検索機能を利用しての遊技客の反応を3日から1週間ほど2時間おきくらいにチェックしていたのだが、聖闘士星矢が話題の上位になることはほとんどなく、北斗が独占しているという現場感は、SISでも、SNSでも、視察店舗現場感でも、共通していた。

 

スマスロは特にヴヴヴのデータが注目され、鏡の安定のゲーム性がそれなりに支持され、というスタートであり、スマスロの性能ポテンシャルはある程度遊技客に伝わっていた。そして、ホール関係者は2月の後半からは最注目機が仕置人になっており、スマパチ導入のためのユニット確保にも忙しかったわけだ。

 

しかし1月時点の最注目機北斗が4月前半の主役だった。

 

その仕置人は11日から京楽の直営3店舗でテストロケーションを実施。要はメーカー直営先行導入である。北斗の奇跡的なIN枚数と比較するのはどんな機種であれ酷であるが、こちらも期待とおり高稼働で始まっている。

 

17日からはルパンも導入開始。スマパチも本格導入2機種目である。そして同日、ゴブリンスレイヤーにハーデスも導入初日。まだ私は17日の初日を少し店舗で見ただけだし遊技したのは北斗だったから現場感的なものはきちんと醸成はできていないが、初日を終えて両機種の中古相場はゴブリンスレイヤーが100万円超え(ハーデスはむしろ安い)という結果だった。ただし、導入初日の相場なんてものは成約があるのか件数が多いのかどうか、さらには初日で結論が出ることは難しいことも多いということで、今後同じような相場推移をするとは限らない。みなさんは信じられるかどうかはわからないが、あのゴジエヴァですら、導入初週はとても高額な相場をつけていたのだ。

 

北斗は現時点(17日)ではまだ好調だし、ゴブリンスレイヤーも初日は好調。ハーデスも私が視察した店舗では満台だった。ここから先はまだ注視しておきたいが、そこで冒頭に戻る。

 

17日、店舗を覗くときに久しぶりにワクワクしながら北斗、ゴブリンスレイヤー、ハーデスの島に向かっていた私がいたのだ。

 

振り返ると5号機。4号機爆裂機問題の反省から2004年の規則改正で厳格化した技術上の規格の影響で5号機のスタートはほぼ暗黒時代である。ジャグ系は別格だったが、とにかくAT系が苦しいという状況がしばらく続く。2004年末から初代エヴァをヒットさせたぱちんことは雲泥の差だった。

 

「5号機もできる!」と私が自覚したのは新鬼武者からだったと思う。人によってはそれがエウレカかもしれないし2027かもしれないしJACK5かもしれないが、私が新鬼武者でワクワク感をはっきりと自覚してからは、パチスロ市場が大活性化していった。スタートの暗黒イメージはどこかへ吹き飛び、5号機時代もホールの収益性としては「パチスロ>>>ぱちんこ」である。

 

規則改正による経過措置終了機撤去と高射幸性パチスロ撤去、コロナ禍突入により、3年ほど前からこの状況が反転し、収益性は「ぱちんこ>>>パチスロ」となった。この状況は1年前ならまだまだはっきりしており、パチスロが良くなったことが顕著になったのは昨年7月以降のことであるから、まだそこから1年も経過していない。

 

犬夜叉がデータでポテンシャルを示し、カバネリがゲーム性で今もなお根強く支持され、スマスロが本格導入され、そして今に至る。入店時にワクワク感を感じるというのは「これを打ちたい」ということはもちろん「何を打とうか」ということが重要であり、「それが複数ある」のなら、ワクワク感も高まる。

 

17日はゴブリンスレイヤー、ハーデスも初日だったから、私の中では3択だった。また、人によっては鏡やカバネリ、沖ドキGOLD、ジャグ、鬼武者、バイオでもいいわけだから、冒頭の記述ということである。

 

ぱちんこにもっと頑張ってもらわなければ。ひとまず来週全国で導入開始の仕置人に牽引してほしいと願っている。

この記事を共有

いいね!する

0

この記事にコメントする

関連記事

ランキング

  • 24時間

  • 週間

  • 月間

TOPに戻る